気象予報士
(きしょうよほうし)
観測データを分せきし気象情報を人々に伝える
気象予報士の仕事内容は?
観測データを分せきし、気象情報を伝えます。
気象予報士は、気象庁(ちょう)が提供する気象衛星からの画像や地上レーダーなどのデータを分せきし、明日の気温や降水(こうすい)確率、週間天気予報などを独自に予測する仕事です。予測した天気の情報は、天候によって来場者やはん売数が変わるレジャー産業や、建設業、船舶(せんぱく)会社など、正確な予報を必要とする企業(きぎょう)や個人に提供します。またテレビやラジオに出演して天気予報を伝えるキャスターや解説者として働く人もいます。
気象予報士はどんな働き方をするの?
民間の気象予報会社に勤(つと)めていることが多いです。
気象予報会社は24時間体制で気象情報を提供するため、気象予報士は交代して勤務(きんむ)することが多く、夜間や休日に働くこともあるでしょう。
キャスターや解説者として働く人は、フリーランス(※1)やテレビ局の局員であることもあります。実際にテレビなどに出ている時間は数分であっても、その前に気象庁から送られてきたデータを分せきしたり、視ちょう者にわかりやすく伝える方法や季節の話題を考えたりしています。
※1 特定の会社や組織に所属せずに働く、個人事業主のこと。
気象予報士はどんな人に向いているの?
キーワード:責任感、スピード感、集中力、読解力、情報処理(しょり)能力、表現力
天気予報は生活の一部といえるほど身近で、多くの人に注目されています。予報が外れると苦情がくることもありますが、当たれば自信になります。天気の急変やごう雨などは人の命をうばってしまうこともあるため、責任感の強い人が向いているでしょう。変化し続ける気象データを分せきするには、スピード感も大切です。集中力があり、数字や図表の読解に強いなどの情報処理能力にすぐれている必要があります。予報を人にわかりやすく正確に伝える原こうを書いたり、図表にまとめたりする表現力も期待されます。
気象予報士にはこうすればなれる!
気象予報士試験に合格し、気象庁に登録します。
気象予報士は国家資格です。試験を受けるのに年れいや学歴などの条件はありませんが、気象現象についての高度な専門(せんもん)知識やデータを分せきする計算能力などが求められる、難易度の高い国家試験に合格しなければなりません。
*高校は普通(ふつう)科で問題ないでしょう。理系の専門教育を受けられる総合学科などに進学する方法もあるでしょう。
こんな仕事もあるよ!
印刷会社のお仕事
(いんさつがいしゃ)
航空会社のお仕事
(こうくうがいしゃ)
農業従事者
(のうぎょうじゅうじしゃ)
販売担当者
(はんばいたんとうしゃ)
サッカー選手
(サッカーせんしゅ)
運転士
(うんてんし)
建築士
(けんちくし)
プログラマー
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(けんきゅういん)
獣医師
(じゅういし)
薬剤師
(やくざいし)
看護師
(かんごし)
医師
(いし)
カウンセラー
介護福祉士
(かいごふくしし)
中学校教諭・高校教諭
(きょうゆ)
保育士
(ほいくし)
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(せいゆう)
ミュージシャン
映画監督
(えいがかんとく)
タレント
カーデザイナー
マンガ家
(マンガか)
イラストレーター
作詞家・作曲家
(さくしか・さっきょくか)
通訳・翻訳家
(つうやく・ほんやくか)
ブライダルコーディネーター
編集者
(へんしゅうしゃ)
新聞記者
(しんぶんきしゃ)
アナウンサー
食品メーカー勤務
(しょくひんメーカーきんむ)
アパレル店員
(アパレルてんいん)
営業
(えいぎょう)
銀行員
(ぎんこういん)
パティシエ
栄養士
(えいようし)
美容師
(びようし)
スポーツインストラクター
ツアーコンダクター
キャビンアテンダント
ホテルマン・ホテルウーマン
救急救命士
(きゅうきゅうきゅうめいし)
消防官
(しょうぼうかん)
警察官
(けいさつかん)
外交官
(がいこうかん)
公務員
(こうむいん)
裁判官
(さいばんかん)
検察官
(けんさつかん)
弁護士
(べんごし)