あーあ、夏休みも終わっちゃった、なんてぼんやり学校に行ったら、あのコはなんだかかわいくなってるし、今まで気にしていなかったアイツはちょっとかっこよくなっている・・・？
え、なになに、夏休みにイメチェン？
ひょっとして、自分取り残されてる？
かわいくなったとか、雰囲気変わった？　って自分も思われたい！
今からでもまにあう？

まずは見た目で変わりたい！

かわいいとか、かっこいいっていろいろあるけど、まずはやっぱり見た目の変化がいちばんわかりやすいよね。
髪型がちょっと変わっただけなのに、ずっとかわいく見える子がいたり、夏休みの部活でなんだか引きしまって見える子もいたり。
まずは見た目で、「あれ？　なんか変わった？」って思われるには、どうすればいい？

イメチェンがわかりやすいのは見た目

イメチェンがいちばんわかりやすいのはどうしたって見た目だ！　ってことで、変化がわかりやすいヘアスタイルやファッションをどうにかする？　と思うよね。
もちろんわかりやすいのはヘアスタイルやファッションだけど、中学生たるもの、そうそうお金はかけられない。
それに、なんとなく「なんかステキになった？」って思わせるポイントは、そのヘアスタイルやファッションを引き立てる、スタイルや肌ツヤだったりするんだ。

印象を変えるポイントはヘアスタイル

ヘアスタイルは印象を決める超重要ポイント。
なぜなら、顔の半分は髪の毛だから。
だから、ぼさぼさ、放置気味のヘアは男女関係なくけっこうイタイ。
まずは毎日きちんとシャンプーをして、清潔で健康的な髪を保つようにしよう。
そして、毎朝こだわりのヘアスタイルにするのは難しくても、きちんとお手入れをして清潔感をキープすることで、印象がアップしたりする。
そのためにはまず、毎朝ちゃんと鏡を見ること。
大爆発していたり、大胆すぎる寝癖があったりしないかしっかりチェック。
ヘアウォーターか、専用のものがなければ水でもいいので、髪につけてていねいにブラッシングするだけでも、かなり落ち着く。
それでも、毎朝髪型なんてかまってる余裕がない！　っていう人は、いっそのこと坊主やベリーショートにして、お手入れいらずの髪型を検討してもいい。
髪が長いなら、シュッとまとめた髪をトレードマークにするのもテだよ。

スキンケアは一朝一夕にしてならず

見た目の印象を左右するのはやっぱり顔。
人は、最初に目がいくのは顔だといわれている。
顔立ちを変えることはできないけど、スキンケアをすることで、顔の大部分を占める肌をキレイに保ち、清潔で健康的な印象を持ってもらうことができるよ。
でも成長期真っただ中の中学生は、お肌の状態も安定しにくい。
だからこそ、基本のスキンケアをコツコツやっていこう。
スキンケアの基本は、洗顔、保湿、紫外線対策。
毎日、朝晩、洗顔料で優しく洗顔して、化粧水で保湿しよう。
ここで気を付けてほしいのは、ごしごししないこと。
「汚れよ、落ちろ～」って、つい強めにこすってしまうけど、肌を傷つけてしまうこともあるよ。
汗や水をふきとるときも、タオルでごしごしせず、押し当てて吸い取るようにしよう。
そして、出かける前は、日焼け止めを塗って紫外線対策をしっかりと。
中学生の肌は発展途上なので、スキンケアで洗顔料や化粧水などは、高いものを使う必要はないけれど、安いからと質の悪いものを使うのはトラブルのもと。
高い安いにかかわらず、ひりひりしたり赤みが出てしまったら、もったいないけど使うのをやめる勇気も必要だ。
質のいいリーズナブルなアイテムで、自分の肌に合ったものを見つけていこう。
ニキビなどの肌トラブルがある人は、おうちの人と相談して、皮膚科の受診などを検討してみよう。

スタイルアップは健康的なライフスタイルから

見た目と言えば、スタイルも気になるよね。
スタイルアップって言うと、細くする、体重を軽くするためのダイエットって考えてしまうけど、そうじゃなくて、健康的で元気な体がいちばんの好印象。
それにはやっぱり、健康的なライフスタイルが必要不可欠だ。
夏休みに夜ふかししてしまって、生活が不規則になってしまっているキミは、ここでしっかり見直そう。
そして重要なのは、バランスのいい食事と適度な運動だ。
中学生はこれからどんどん成長していく時期。
無理な生活習慣や、過度なダイエットは将来にわたって影響を及ぼすので、この機会にしっかり見直して。
今しかない中学生らしいスタイルを目指そう！

やっぱり中身で勝負したい！

見た目が大切なのはわかるけど、やっぱり中身で勝負したい！　っていうのもとっても大事。
自分磨きをがんばって、性格や中身の良さが、外見にもあらわれるような人を目指そう！

内面の美しさは見た目に出る

内面の美しさは、思った以上に見た目に出る。
ものごとをいつも「丁寧に」と心がけている人は、立ち居振る舞いや身のこなしも丁寧でキレイに見えるよね。
いつもおだやかで笑顔の人はかわいいし、部活に真剣に取り組む表情はかっこいい。
人の内面は見た目に出るものなんだ。
見た目を整えるのに清潔感をこころがけるっていうのも、「周りの人に気持ちよくいてもらおう」っていう思いやりがもとだといえる。
「中身で勝負したい！」っていうキミは、すでにかわいいやキレイへの第１歩を踏み出しているんだ。

「ありがとう」や「ごめんなさい」をきちんと言う

あいさつやお礼、おわびがきちんとできる人って、やっぱりステキだよね。
「おはよう」や「こんにちは」っていうあいさつはできるけど、お礼は照れくさいし、おわびは気まずくて...という人もいるよね。
いろいろなところで、つい「すみません」ですませてしまうこともあると思うけど、意識して「ありがとう」や「ごめんなさい」を言うようにしてみよう。
きちんとした言葉づかいができる人だと、印象もアップするよ。

笑顔は見た目も中身もあげる最強アイテム

話しかけるなら、怒った顔の人より笑顔の人だよね。
それに、笑顔は見た目をアップするだけじゃないんだ。
たとえ気持ちが沈んでいるときでも、意識して笑顔にすることで気持ちが前向きになったりするといわれているよ。
たとえば、クラスメートとちょっと目が合ってあいさつするとき、意識して笑顔にしてみて。
きっと相手も笑顔になってくれるはず。

コミュニケーションの第一歩は人の話を聞くこと

コミュニケーションって言われると、話すのはニガテって思う人も多いんじゃないかな。
でも、実はコミュニケーションの第1歩は聞くことなんだ。
コミュニケーションに苦手意識があったり、いつもなにを話していいかわからなかったりする人は、相手の話をきちんと聞くことからはじめてみよう。
キミがうなずいて話を楽しそうに聞いてくれたら、キミのことを「話しやすくてステキな人」って思うんじゃないかな。
そして、話をよく聞くには、その話に興味をもつことが重要だ。
気になること、聞いてみたいことがでてきたら、それについて質問してみよう。
そこからさらに話が広がるはずだよ。

カワイイは男女問わず最強！

今や世界でも通じる-Kawaii-カワイイ。
海外の有名なミュージシャンやアーティストも「Kawaii」って日本語で言ってるぐらい、世界共通、男女不問、とにかくカワイイは最強。
自分の目指す「カワイイ」がある人はその道を、まだわからないって人はキミなりの「カワイイ」を見つけていこう。

カワイイの第一歩は清潔感

カワイイの第一歩は何といっても清潔感。
まずは基本的な身だしなみをチェックするのが大事だよ。
とくに男子は、あまり身なりを気にしない人が多いから、ほんのちょっと気をつけるだけでもぐんと印象がよくなる。
家を出る前、お手洗いに行ったとき、鏡を見て自分の身なりをチェックする習慣をつけてみよう。

考えすぎずにシンプルでいこう

カワイイって言われたいけど、どうやったらカワイイのか、ちょっとわかんない！　っていうキミ。
まずは、考えすぎないで、シンプルに、みんながカワイイ・キレイと思いそうなものを選ぶことから始めてみよう。
たとえば、ふだん使っているハンカチやタオル、ヘアゴムにステーショナリー。
次に新調する機会に、「カワイイ」カラーを選んでみよう。
イラスト付きや柄ものは好き嫌いが分かれがちなので、シンプルなものや、明るいビタミンカラー、流行りのくすみカラーなどがオススメ。

カワイイ・キレイは筋トレから？？

カワイイ・キレイに筋トレ？　って思うかもしれないけれど、いまやカワイイにはシェイプされた健康な体がマスト！
中身の美しさは、性格や気持ち、考え方だけじゃなくて、体の中身＝健康的な美しさでもある！
運動があまり好きじゃない、トクイじゃないっていう人は、散歩がてらにちょっと歩くとか、軽い運動からでいいので、スタイルアップを目指してはじめてみよう。

変身は日ごろの積み重ねから 

朝、目が覚めたら大変身！　なんてことは起こらない。
変身も日ごろの積み重ねが大事だよ。
夏休み明けに会ったクラスメイトがかわいくなったと感じるのは、久しぶりに会ったから。
その休みの間に何をしていたか、どんなことをコツコツ積み重ねてきたかが、イメチェンへのカギだ。

小さな努力の積み重ねが変身のカギ

夏休み明けのクラスメイトが、なんだかかわいくかっこよく変身していたナゾを解くカギは、長期間離れていたことと、日々の積み重ねにある。
きっとそのクラスメイトは、夏休みの間、毎日コツコツ自分みがきをしたり、部活に打ち込んだりしてがんばっていたはず。
学校で毎日会っているときには、コツコツステップアップしている小さな変化に気づかなくても、長期間離れていた間に小さな変化が積み重なって、大きな変化になってあらわれたんだ。
つまり、変身に近道はない！
今からはじめる小さな積み重ねが大事だよ。

小さな目標を設定して、毎日のルーティンをつくる 

小さな努力の積み重ねって、とっても大変だよね。
「いつも、なかなかものごとが続かないんだよね」っていうときは、小さな目標を設定しよう。
たとえば、毎朝、鏡で身だしなみをチェックする、なんていうのでもいい。
スタイルアップをめざすなら、近所を1周、10分歩くなんていうのもアリ。
散歩をするなら、ついでに写真を撮ったりして、毎日何を撮るのか楽しみにしてもいいかもね。
まずはこの時間にこれをするっていう、ルーティンを作ることを目指そう。

１か月続けて変身ぶりを確認しよう

まずは変身するためのルーティンを１か月続けて、ビフォーアフターで自分の変化を確認しよう。
スタート地点の今日の記録をとっておくといいよ。
ヘアスタイルの写真でも、お肌の調子でも、体重や姿勢でもいい。
そして、１か月続けて同じように写真を撮ったり体重を計ったりしてみよう。
毎日コツコツ続ければ、その変化が見えてくるはず。

まとめ

夏休み明けにカワイイ・かっこいい・キレイにイメチェンしたクラスメイト。
自分はたいして変わらなかったな～なんて思っている人も、まだまだこれから。
とはいえ、自分からイメチェンする努力は必要不可欠。
見た目も内面も、かわいくなった？　って言われたいなら、なにかひとつでもはじめてみよう。
その1歩がイメチェンへの大きな1歩になるはずだよ！

清潔感のある中学生らしいスタイルを考えているキミ、美容師もいいけど、理容師という仕事について知ってみない？ 

理容師と美容師の違いは？

理容師の仕事は、理容室で散髪、シャンプー、シェービング、眉そりなどを行い、お客さまの髪型を中心に顔まわりの身だしなみを整えることです。
美容師と理容師は、法律で業務が分かれている部分があります。
理容師は「カミソリ」を使ってお客さまの眉やひげをそる「シェービング」を行いますが、美容師は行うことができません。（ただし化粧の一部として軽い程度の「顔そり」を除く）
一方、美容師は、まつ毛のパーマやエクステンションを行えますが、理容師は行えないことになっています。
それ以外のカットやパーマ、カラーリングなど、理容師と美容師で提供する施術に大きな違いはありません。

女性向けの理容店や、高級理容店など新しい形態が登場

理容室のお客さんはほとんどが男性、という印象ですが、近年ではカラーやパーマ、エステなどのサービスを行う女性むけの理容室や、女性の「うなじ」や眉（まゆ）そりを行う女性向けシェービングに特化した理容室も登場しています。
一方、男性客を中心とした理容室でも、「バーバー」と呼ばれるクラシックでおしゃれなスタイルを提供する、進化した高級メンズ理容室も登場しており、従来は美容室に通っていた男性が、理容室に戻ってくるという現象も起きています。
理容師の収入は、勤め先にもよりますが、一般的に経験すればするほどアップする傾向があります。しかしアシスタント時代は月給が少ないことが多いので、地道に経験を重ねて技を磨いていくことが必要です。

見た目の印象を変えるには目元をキレイにしたい！　と思うキミは、アイリストという仕事に興味が持てるかも？

アイリストと美容師の違いは？

アイリストは目元を美しく演出する技術者で、美容師の資格が必要です。
アイリストの仕事は主に「まつ毛のエクステンション」と「まつ毛パーマ」の２つです。
アイリストはお客さまが来店したら、まずカウンセリングを行って、どのくらいの本数を増やしたいのか、長さをどの程度出したいのか、カールの上がり具合、色の好みを伺います。
カウンセリングでお客さまの希望を丁寧に伺った後は、いよいよ施術を行います。

目元を演出する技術

まつ毛のエクステンショは、まつ毛に人口のまつ毛をつけて長く見せたり、ボリュームをアップしたりして、お客さまの目元を魅力的にする施術です。
この施術は一般的に「マツエク」などと呼ばれています。マツエクにすると、ナチュラルにまつ毛が上がって見えるので、目が大きく見える効果があります。
まつ毛パーマは、まつ毛専用のパーマ液を使って、お客さまの「地まつ毛」をカールさせる技術です。専用のロットで固定したまつ毛を、接着剤で1本ずつ上げて、パーマ液を使ってカールをつけていきます。
まつ毛パーマはお客さま本来のまつ毛をそのままカールさせるので、より自然な仕上がりの施術です。

手もとの美しさから追究したい！　というキミは、ネイリストに向いているかも？

ネイリスト/ネイルアーティストになるには？ ネイリストみきおさん

どんな仕事かな？　と思ったら「おしごと事典」を見てみよう！