『歯の磨き方 歯磨きは順番を決めると磨き残しが少なくなる』
「歯磨きしたの!?」「はいはい、したよ~行ってきま~す」おやおや、本当にちゃんと磨いたかな?
歯磨きなんてめんどくさいとか思ってない?中学生のキミたちの歯は、ほぼ永久歯に生え変わっているよね。虫歯になって歯を抜くなんてことになったら、残念ながらもう新しい歯は生えてこない。
だから1日1回は本気で歯磨きはしたほうがいい!まあ、そんなことはもう100回は言われて知っているよね。じゃあ「キレイな歯のほうがモテる」って言われたらどうかな!?
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歯がキレイな人はモテる そのためには正しい歯磨きだ!
歯を磨くことは、歯周病やむし歯の予防という役目はもちろん、身だしなみという側面もある。
すっごいイケメン・カワイイ人の笑顔に心奪われそう...「わ!!!歯になにか付いてる!」そんなことがあったらちょっとがっかりしちゃうし、さらにお口が臭ったら...超残念じゃない?
モテ男・モテ女を目指すキミはそんな残念なことにならないように、今日から正しい歯磨きをしようじゃないか!
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歯磨きの基本は磨く順番を決めておくこと
歯の磨きかたってきちんと習ったことはあるかな?小学校などで歯科衛生士さんに教えてもらったという人もいるかも。
でも、案外自己流になっている場合が多いから、ここで歯磨きの基本をマスターしてほしい!
歯磨きで一番大切なのは順番を決めて磨くこと。なぜかというと、順番通りに磨いていれば磨き残しが少なくなるからだ。つい磨きやすい場所から適当に始めてしまいがちだけど、しっかり順番を決めておこう。
たとえば、右利きの人は、右下奥歯のほお側から順番に前歯、そのまま左のほお側を磨く。
左下奥歯まで磨いたら左下奥歯の舌側を磨き、前歯の裏、右下の舌側へと進む。
そして、右上のほお側から、上の前歯へ磨き進み、左上のほお側を磨き、そのまま左上の奥歯裏側を磨き、上の前歯の裏側へ磨き進み、右上奥歯裏側まで磨こう。
最後に、上下の噛み合わせの部分も磨いておわりだよ。
左利きの人は左からと順番を決めると磨き残しがすくなくなるよ。
もちろん、ぜったいこの順番ということではない。キミが覚えやすくて、手を動かしやすい順番をみつけて守っていこう。
次に歯磨きにかける時間だ。全部で28本ある歯を1本1本ていねいに磨くために必要な時間は最低3分くらい。
じゃあ、とりあえず3分間磨いていればいいかというともちろんそうではない。ただボーっとしながら歯ブラシを動かしていても、磨けるのは一部の表面だけ!歯磨きのゴールはむし歯になりやすい場所の「歯垢(プラーク)」をしっかり取り除くことだ。戦略的に歯垢を落とすために、たまりやすい場所を覚えよう!
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左下奥歯まで磨いたら左下奥歯の舌側を磨き、前歯の裏、右下の舌側へと進む。
そして、右上のほお側から、上の前歯へ磨き進み、左上のほお側を磨き、そのまま左上の奥歯裏側を磨き、上の前歯の裏側へ磨き進み、右上奥歯裏側まで磨こう。
最後に、上下の噛み合わせの部分も磨いておわりだよ。
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もちろん、ぜったいこの順番ということではない。キミが覚えやすくて、手を動かしやすい順番をみつけて守っていこう。
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噛み合わせる部分
まずはココ、奥歯の「噛み合わせ」だ。最初に虫歯になったのはココだった、という人も多いんじゃないかっていうくらい、むし歯になりやすい場所。
噛み合わせの部分はパッと見てわかるとおり凸凹しているから、食べかすもたまりやすいし磨き残しをしやすい場所なんだ。きちんとキレイにするなら、口に入れる歯ブラシの向きを変えながら、全部の凸凹にブラシを当てることをイメージしてみよう。歯磨きの一番初めに、まず上下左右のかみ合わせを磨くのがオススメだ。
噛み合わせの部分はパッと見てわかるとおり凸凹しているから、食べかすもたまりやすいし磨き残しをしやすい場所なんだ。きちんとキレイにするなら、口に入れる歯ブラシの向きを変えながら、全部の凸凹にブラシを当てることをイメージしてみよう。歯磨きの一番初めに、まず上下左右のかみ合わせを磨くのがオススメだ。
裏側
歯の裏側も歯垢がたまりやすい場所だよ。噛み合わせを磨いたら、次は上下の歯の裏側を一気に磨こう!
とくに、裏側の歯と歯茎の境目は注意で、ここを磨くためには歯に対する歯ブラシのヘッドの角度は45度くらいにするのがベスト。
少し斜めに歯に当てるようにすると、ちょうど境目にブラシの先があたって効果的な歯磨きができるよ。
とくに、裏側の歯と歯茎の境目は注意で、ここを磨くためには歯に対する歯ブラシのヘッドの角度は45度くらいにするのがベスト。
少し斜めに歯に当てるようにすると、ちょうど境目にブラシの先があたって効果的な歯磨きができるよ。
凸凹部分は
案外凸凹しているのが前歯。歯並びが凸凹していると歯と歯の間に歯垢がたまりやすいから、歯を1本ずつ、歯ブラシを縦にして小刻みに動かしながら磨こう。
背が低い歯は
いちばん奥に生えている六歳臼歯と呼ばれる歯は少し背が低いことが多いんだ。
背が低い歯は、歯ブラシをまっすぐ口に入れて前後に磨いても1本だけ届いていないことがあるから要注意。歯と歯ブラシをの角度を左右に変えながら磨こう。
背が低い歯は、歯ブラシをまっすぐ口に入れて前後に磨いても1本だけ届いていないことがあるから要注意。歯と歯ブラシをの角度を左右に変えながら磨こう。
キミの体ケアを考えよう
歯垢がつきやすいところは?
歯に付いた汚れである「歯垢(プラーク)」はなんと生きた細菌の固まり。放っておくと口の中で繁殖していく...ギャー!!!そう聞くと歯磨きしたくなるでしょ?
歯垢がたまっている場所を確認したかったら歯の表面を舌でなぞってごらん。ヌルヌル・ザラザラ・ツルツル...いろいろな場所があるんじゃないかな?
そのヌルヌル・ザラザラした部分がまさに歯垢がたまっているポイントだよ。恐ろしいことに、歯垢は水に溶けにくいからうがいでは落ちない。だから、とくに歯垢がつきやすい「歯と歯の間」「歯と歯茎の境目」「噛み合わせ」は丁寧に磨いて歯垢を除去する必要があるんだ。
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歯ブラシは月一で交換 フロスも使ってみよう
毎日きちんと歯磨きをする習慣がついてきたら、月に1回くらいをめどに歯ブラシは新しいものに交換しよう。
毛先が開いたブラシと新しいブラシでは、歯垢の取れ具合が全く違うんだ!そして、歯と歯の間の歯垢を取るにはデンタルフロスを使うのがオススメ。最初はちょっと面倒かもしれないけれど、使うと歯垢の除去率が大きくアップするよ!
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モテ男モテ女は食べたら磨く
モテたい、とちょっとでも思うキミ。就寝前はもちろん、食べたらすぐに磨くという習慣を付けて健康な歯をもち続けてほしいな。
歯磨きに興味を持ったキミにぴったりな仕事
むし歯や歯茎のトラブルなどを治すのが「歯科医師」の仕事。みんな1度はお世話になる、とても身近なお医者さんだ。
虫歯の予防方法に興味があるキミは「歯科衛生士」について調べてみよう。細かい作業が得意で人の役に立ちたい、というキミは「歯科技工士」がピッタリかも。
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!(職業名をクリックしたら見られるよ!)
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