『三送会(=三年生を送る会)を最高に盛り上げる5つの方法
先輩に愛をこめて!』

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#先輩後輩#学校
2024.02.16

2月もなかば。
そろそろ卒業や進級の時期だよね。
この時期の学校行事といえば、「三送会」。
学校によって呼びかたはちがうかもしれないけれど、卒業する先輩(せんぱい)のために開く「三年生を送る会」のことだよ。
これまでお世話になった先輩たちに感謝の気持ちを表して、中学でのいい思い出にしてもらうためにどんなことができるのか?
三送会を盛り上げる方法について教えちゃうよ。

目次

三送会、それは「三年生を送る会」

小学校では「六年生を送る会」があったかな?
中学校でも、卒業生に向けて「三年生を送る会」を行う学校が多いよ。
略して「三送会」って呼ばれることも多いみたいだ。
中学での三送会は、生徒会や実行委員を中心に企画されることが多い。
つまり、在校生である二年生や一年生が企画や運営をするということ。
小学校のときよりも自分たちで考えられる部分が多いかもしれないね。

三送会は先輩たちを送り出す集大成

日々の学校生活の中でも、三年生の先輩たちのために感謝を示す機会はあるかもしれないね。
部活動をやっている人は、部活動の中でも先輩を送り出す企画などをやるという人もいるかもしれない。
三送会は学校全体での企画になることが多いから、先輩たちを送り出す集大成の学校行事だといえるよね。

実行委員になったらやること

三送会の運営は、生徒の中から選ばれた実行委員が行うことが多いよ。
学校によっては、生徒会に所属している人が三送会の実行委員もやるということもあるみたい。
実行委員は、三送会の企画・運営の中心となる役割。
実行委員になると、三送会のテーマや内容、タイムテーブルなどの企画、各クラスへの連絡、当日の運営や進行などを行うことになる。
三送会自体は学校全体で行うものだけれど、実行委員はその中心となって進めていくことになるんだ。
実行委員長は、当日のあいさつなどをする場合もあるよ。

三送会にプレゼントは必要?

三送会で、卒業生に何かプレゼントを渡すかどうかは、学校のルールや予算にもよるので確認してみよう。
お金をかけなくても、手作りのものを用意することもできる。
手作りなら、寄せ書きや、写真を使ってアレンジしたものなどができるね。
学校で予算をたてて、お花やお菓子などを準備するところもあるかもしれない。
先生たちにもこれまでの三送会の実例などを確認しながら進めていこう。
これまで通りのやりかたにこだわることなく、先輩たちに気持ちが伝わるのはどんなものか、みんなで考えて新しい提案をしていってもいいね。

三送会でおさえておくべきことは?

三送会には在校生や先生たち、そして主役である卒業生の三年生たちと、多くの人がかかわるよね。
三送会の企画・運営で大切なのは、先輩たちへの感謝の気持ちをどんな形で表し、伝えるかということ。
どんなプログラムでも、先輩たちに喜んでもらうためということがベースとなるよ。
当日の運営も、先輩たちを主役に考えれば、動きや進行もスムーズになるはず。

大切なのは「先輩たちへの感謝」

三送会の企画を考えるときには、いろいろなアイデアが出ると思う。
これまでの年でどんなことをやってきたかということも、参考にできるかもしれない。
ただ、どんなことをテーマにし、プログラム内容に盛りこんでいくかを考えるときには、先輩たちへの感謝の気持ちを忘れないようにしよう。
卒業する先輩たちの顔を思いうかべて、どうしたら喜んでもらえるかを意識して考えてみると、企画内容も決まりやすくなっていくよ。

イベントや出し物を考える

三送会のメインとなるのは、イベントや出し物だろう。
卒業生が楽しめるもの、中学生活をふり返れるもの、感動するもの、笑えるもの...など、考える方向性はいろいろあるね。
三送会の全体テーマやコンセプトがあれば、それに合っているかも確認しながら考えよう。
かたよらないようにいろいろな出し物を盛りこむのもアリ。
先輩たちの思い出に残るようなイベントや出し物を考えよう。

会の流れと当日の役割分担

三送会のプログラムは、卒業生入場、はじめの言葉、出し物、卒業生からの言葉、おわりの言葉、校長先生のお話、卒業生退場といった流れが定番だ。
もちろん内容や順序はきまりがあるわけではないから、学校によってもやりかたはちがうこともあるだろう。
役割分担は、会の内容にもよるけれど、司会進行、会場のかざりつけ、音響や放送、映像上映、プレゼント用意など、さまざまな係が考えられるはずだ。
企画の内容に応じて、当日することは何か、実行するには何人くらいスタッフとして必要かなど、考えておこう。

三送会の出し物アイデア5

三送会では、在校生からさまざまな出し物をすることが多い。
出し物はクラスごとや学年ごと、有志、部活動ごとなどに行うことが多いよ。
先生たちからの出し物がある場合もあるから、ふだんとのギャップで盛り上がることまちがいなし。
どんな出し物をするかは、発表する人たちの希望やかかる時間、必要なもの、同じような出し物になっていないかなどを考えて決めよう。

合唱

定番なのは合唱。
大人数でも全員が参加して発表することができる。
卒業や旅立ち、友情、感謝などをテーマにした曲や、卒業生たちにとって思い出深い曲を選べば感動もひとしお。
いくつかのパートに分かれて、きれいなハーモニーをひびかせよう。
発表する在校生にとっても、仲間とのきずなを深め、団結力を高める経験になるはず。

思い出ネタの寸劇・クイズ

寸劇やクイズは、準備には少し時間がかかるけれど、内容をしっかり考えることができれば卒業生にも在校生にも人気の出し物だ。
せっかく自分たちで考えてやるのだから、卒業生に関連した内容にすると三送会が盛り上がるよ。
修学旅行や体育祭、文化祭、部活や委員会などで実際にあったできごとをリサーチして、元ネタにすると考えやすい。
また、先生ネタも盛り上がりやすいから、三年生の担任・副担任の先生たちや、校長先生たちにも協力してもらうとおもしろいものができるかも。

モノマネ・一発芸・リズムネタ

大勢でいっしょに発表するのは難しいけれど、有志でやりたいという人がいれば、モノマネや一発芸、リズムネタなどをやると笑いがいっぱいの三送会になりそう。
テレビやSNSなどで人気のものや有名なものを元ネタとして、その学校ならではのものや卒業生にちなんだものにアレンジするとウケがいいかもしれないね。
笑って楽しんでもらえるよう準備や練習が必要なので、在校生で見せ合いながら練習し、クオリティを上げていこう。

ダンス・フラッシュモブなど

ダンス部や得意な人がいれば、ダンスのパフォーマンスもはなやかで盛り上がりやすい。
キレキレでかっこいいダンス、なめらかで美しいダンス、そろっていて息の合ったダンス、ちょっとコミカルなダンスなど、盛り上げる方法はいろいろあるね。
また、初めは一人や少人数でおどり始め、途中から観客だと思っていた人もダンスに参加するフラッシュモブなども、見ている人をおどろかせ、楽しませることができるよ。

送り出し

卒業生退場のときには、めいいっぱい盛り上げて先輩たちを送り出したいもの。
卒業生が退場するときに通るところを花道にして、みんなでアーチを作ったり、拍手で送ったりするのは定番。
そのときに、音楽で盛り上げたり、紙ふぶきや花ふぶきを用意したりすると、いっそうはなやかになるよ。

 三送会 そのほかのアイデア集

定番の出し物はもちろんのこと、もっと新しいアイデアを試してみたい!という人には、三送会だけでなくもっと視野を広げて企画の参考になるものを探してみるのもおすすめ。
三送会以外のお祝いのイベントでやっている企画をアレンジしてみたり、動画編集のしかたを参考にしてみたりと、方法はいろいろあるよ。
ぜひやってみよう。

参考になる送別会や結婚式のイベントアイデア

三送会以外の企画で特に参考にできるのが、送別会や結婚式。
新たな出発をする人にエールを送ったり、これまでお世話になった人に感謝の気持ちを伝えたりする機会が人生にはたくさんある。
送別会や結婚式のアイデアを調べてみると、意外とまねできるものが見つかるかもしれないよ。
もちろん人数や予算、学校のルールなどによってそのままではできないこともあると思うけれど、工夫してアレンジすればアイデアのはばがぐんと広がるはず。

スケッチリレー

スケッチリレーは、設定されたテーマについての答えや一言、絵などを、一人ずつ写生帳などに書いていき、次の人へどんどん回していくというもの。
音楽や演出、動画編集のしかたによって感動的に作ることもできる。
テーマは、卒業生へのメッセージや中学での思い出、先輩たちのかっこよかったところ、感謝していることなどが定番。
写生帳のメッセージは、文字や絵がよく見えるよう、大きくはっきりと書こう。
撮影するときはスケッチがよく映るようアップにし、ブレないようにすることがポイントだよ。
一枚一枚しっかり読めるように、時間を長めにとって撮影しよう。

メッセージムービー

動画を使って、いろいろな人からメッセージを伝えてもらい、それをつなげて編集するというもの。
在校生からや先生からのメッセージ、部活動ごとや委員会ごとのメッセージなど、いろいろな単位での収録ができるよね。
また、メッセージを話すだけでなく、歌やダンス、一発芸といったものも、ムービーの一部分として短いものならできるという人もいるかも。
一人で話すパターンや、グループで呼びかけるパターンなど、撮影のしかたのバリエーションも多いとメリハリがついておもしろいムービーになるよ。
おめでとうやありがとうのメッセージのほかに、「ひみつにしていたけど実は...」といった、くすっと笑えるサプライズムービーもおもしろいね。

そのほか

発表する人の個性や、卒業生との関係性によって、企画のはばもいろいろなものが考えられるよ。
何か得意なパフォーマンスがある人がいれば、それを披露(ひろう)するのもいいだろう。
吹奏楽やバンドなど楽器の演奏、手品、チアリーディングなどの一芸があれば検討してみよう。
また、送り出してもらう三年生からのあいさつや、在校生に伝えたいメッセージなども事前にお願いしておくと、みんなのきずながいっそう深まるよね。

まとめ

三年生の先輩たちにとって、三送会は在校生といっしょに楽しめる最後の学校行事であることが多いはず。
学校生活でたくさんお世話になった感謝の気持ちをこめて、また、これから新しい生活をむかえることへの応援の気持ちをこめて、楽しくて思い出に残る三送会をつくり上げよう。
卒業する三年生は、中学生活をふり返り、在校生や先生たちとのきずなを再確認することで、次のステップへとふみ出すエネルギーにしていこう。

学校行事などの企画や運営が大好き! というキミは、イベントプランナーに向いているかも?

さまざまなイベントを企画する仕事

目的に沿って企画や演出を考案し、イベントの全体を仕切るのがイベントプランナーの仕事です。
スポーツやライブ、また最近ではウェディングプランナーなど、イベントを企画実施するプランナーの活躍の場は多岐(たき)に渡っています。

イベントプランナーの仕事は幅広い

規模が大きく国際的なイベントの場合などでは、複数のイベントプランナーがそれぞれのもち場を分担します。
企画が決まったら、情報を集めたり、イベントを行う現場を見に行ったりして、イベントの目的に最もふさわしい演出方法を考えます。
それから、会場づくり、パンフレットなどの制作物、会場内の音響や照明、美術効果、宣伝にいたるまで、総合的にプロデュースします。
企画を立ち上げるだけではなく、予算の管理やスケジュールの調整、スタッフやゲストの人選、当日のイベント運営・終了後のフィードバックまでがイベントプランナーの仕事の範ちゅうです。

世界観をもった体験やイベントを企画したり、運営にかかわりたいと思うキミは、テーマパークスタッフの仕事について調べてみては?

テーマパークに来た人が楽しく過ごせるようにする仕事

テーマパークスタッフの仕事内容はさまざまで、客に施設内を案内したり、商品を販売したり、アトラクションの運転・点検などを行うほか、イベントの企画や運営、営業、宣伝、商品開発などにも携わります。
また、テーマパークで働く数多くのスタッフをまとめ、指導や育成を行うことも重要な仕事の一つです。

テーマパークスタッフの働きかた

テーマパークスタッフは正社員としての採用は少なく、契約社員やアルバイトとして働く人も多くいます。
就職先は、テーマパークやテーマパークを運営しているグループ会社です。
毎年、定期的に正社員を募集する会社もありますが、その数は5~20名程度と決して多くはありません。
また、年中無休で営業しているテーマパークでは、交替制で働くことも多くあります。
人を楽しませることが好きで明るい性格の人や、常に客の満足を考えられるサービス精神にあふれた人や、新しいアトラクションやイベントなど、たくさんの人に来てもらえるような企画を考える創造力も必要です。

どんな仕事かな? と思ったら、「おしごと事典」を見てみよう!

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