『卒業式! 先輩(せんぱい)へのプレゼントは何にする?
お金はなくても心をこめて!』

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#先輩後輩#学校
2024.03.01

早いものでお世話になった3年生の先輩たちも、もうすぐ卒業。
さびしいけれど、先輩の新生活への晴れやかな第一歩!
これまでの感謝の気持ちを伝えて送り出そう。
そこで、卒業のお祝いに先輩に何かプレゼントをしてみるのはどう?
お金をかけたものだけがプレゼントじゃない!
今回は、先輩に喜ばれる心のこもった卒業プレゼントについて紹介(しょうかい)していくよ。

目次

 お世話になった先輩へのプレゼント 贈(おく)る? 贈らない?

卒業する先輩にプレゼントをあげるか迷う?
今までのようには会えなくなってしまうし、感謝の気持ちを表すために、形に残るプレゼントを贈ることはステキだと思う。
先輩もきっと喜んでくれると思うよ。
かといって中学生ならかけられるお金は限られていて当然。
予算よりも大切なのは気持ち。
きみの気持ちが伝わるプレゼントについて、いっしょに考えてみよう。

お金をかけるよりも心をこめて先輩を送りたい

中学生のおこづかいで無理して高価なものをプレゼントしても、もらった先輩もとまどってしまうかも。
大切なのは、先輩を思う気持ちや感謝の心。
きみと先輩の間にはこれまでの大切な思い出があるはず。
先輩への卒業プレゼントは、感謝の気持ちや楽しかった思い出が伝わるように心をこめて考えるのがおすすめだよ。

部活引退や三送会でプレゼントを用意する場合も

部活などでお世話になった先輩や、卒業生全員にプレゼントをする場合には、部活や学校ごとにきまりや慣例があるかもしれない。
場合によっては、部活や学校側で予算が確保されていたり、「三送会(三年生を送る会)でわたす」「引退試合でわたす」など、わたす場面が決まっていたりすることもあるよ。
もし予算が部活や学校側で確保されていない場合でも、「だいたい毎年このくらいの金額を出し合っている」とか「お金はかけずに手作りのプレゼントをしている」などの慣習がある場合も。
まずは、担任の先生や顧問(こもん)の先生などに、何かきまりや慣例があるかどうか確認してみよう。

アイデアをもちよってすてきな贈りものを考えよう

お金をかけずに心をこめたプレゼントを用意するには、アイデアが重要!
先輩たちとの思い出をふり返り、どんなものだったら喜んでもらえるか考えてみよう。
もちろんひとりで考える必要はないよ。
部活などの仲間といっしょに相談しながら、アイデアをもちよって考えてみよう。
もし個人的に親しい先輩へのプレゼントを考えているなら、友達や家族に相談に乗ってもらうのもいいね。

部活や三送会でプレゼントする場合

部活や三送会などで恒例(こうれい)行事としてプレゼントをわたすことになっているという場合もあると思う。
このような場合は、部費やPTA会費などで予算があらかじめ決まっていることも多いよ。
または、部活であればみんなで一定の額を出し合ってプレゼントをするということもあるかも。
いずれにせよ、だいたいの予算や恒例でわたしているものがあるかどうかなどを確認してみよう。

定番の花束・お菓子

卒業プレゼントの定番といえば、花束やお菓子。
花束は予算によって仕上がりやボリューム感が変わるので、予算を確認しよう。
ガーベラやカーネーションなど存在感のあるお花なら、一輪の花束でも十分映える。
わたす相手が大人数の場合にもおすすめだよ。
リボンなどをつけてきれいにラッピングしてもらえばおしゃれになるね。
お菓子なら日持ちのしやすいクッキーや焼菓子(やきがし)などが人気だよ。
先輩に食べ物のアレルギーがないかどうか、事前に確認しておくといいね。
自分たちでお菓子のつめ合わせを作ってラッピングするのも楽しいよ。

新生活で使えるグッズ

実際に使ってもらえる実用的・機能的なプレゼントを選ぶのもいいね。
卒業後の新生活で使ってもらえば、きっと活躍(かつやく)してくれるはず。
人気なのはシャープペンシルやボールペン、USBメモリなどの文房具(ぶんぼうぐ)や、マグカップ、マグボトルなどの生活雑貨など。
デザインや種類がいろいろあるので、予算に合わせて使いやすそうなものを選ぼう。
学校や部活によって伝統的に贈っているものがある場合もあるので、確認してみてね。

名入れのオリジナルグッズ

プレゼントには、名前などを彫刻(ちょうこく)できるものがある。
いわゆる「名入れ」というもの。
さまざまなお祝いの際に、特別感を出せるプレゼントとして名入れは人気だよ。
もちろん卒業祝いにもぴったり。
アイテムとしては、ボールペンやタオル、ハンカチ、マグカップなどさまざまなものがある。
また、Tシャツやキーホルダーなど、希望のデザインや色でオリジナルのものを作ってくれるというサービスもある。
部活のバッグやユニフォームなどをかたどったキーホルダーや、学校の名前やロゴの入ったTシャツなど、ほかでは手に入らないグッズが作れちゃうかも。
予算や、作成にかかる期間も確認して、検討してみよう。
また、オリジナルグッズやTシャツを作ってもらう場合は、いくつ以上の注文から受けてもらえるかも確認しておこう。

卒業祝いと感謝をこめたプレゼント

購入(こうにゅう)するプレゼントもいいけれど、感謝の気持ちをしっかりと伝えられるプレゼントにはいろいろなものがあるよ。
先輩にとっては、みんなと過ごした学校生活の思い出が何よりも大切なもの。
だからメッセージや写真など、みんなのことを思い出せるものをプレゼントできたらきっと喜ばれるはず。
気持ちをしっかり伝えられるプレゼントを紹介するよ。

寄せ書き色紙やカード

何といっても先輩がもらってうれしいという声の多かったプレゼントは、後輩たちが寄せ書きをしてくれた色紙やカード。
みんなからの心のこもったメッセージや、「楽しかった思い出ベスト3」や「心に残っている試合ベスト3」など、先輩との思い出をランキング形式で書いたものなんかも楽しいね。
色紙やカードはいろいろな種類のものが売られているよ。
色画用紙や折り紙などを使って手作りするのもオリジナリティがあって喜ばれるかも。
写真やイラスト、似顔絵などをそえてもはなやかになるよ。

アルバムやムービー

写真や動画を中心にしてメッセージを伝えるという方法もあるよ。
写真なら、紙でもデジタルでも作れるね。
いろいろな人から写真を集めれば、バリエーションも豊かに。
部活の練習風景や文化祭など行事のようす、放課後の楽しいひと時など、いろいろな写真があるといいね。
卒業祝いや一言などのメッセージもそえればなお楽しいアルバムに。
また、写真や動画、音楽を組み合わせてムービーを編集すれば、思い出がありありとうかんでくる感動的なプレゼントになるはず。
合間にみんなからのメッセージをはさめば、さらに気持ちが伝わるよ。
先生やコーチ、すでに卒業したOBやOGの先輩たちなどからメッセージをもらうのもいいかも。

サプライズボックス

サプライズボックスとは、その名のとおり「開けてびっくり」のギフトボックス。
一見ふつうの箱のように見えるけれど、開けると紙がポップアップのように立体的に出てくるなどのしかけがあるんだ。
中にはメッセージカードを入れたり、簡単な装飾(そうしょく)をほどこしたりするよ。
もともと手作りが好きな人たちが自分たちで作ったサプライズボックスをSNSなどに投稿(とうこう)してはやりはじめたのだとか。
市販のギフトボックスにアレンジを加えることで手作りすることもできるよ。
楽しいしかけがいっぱいのサプライズボックスなら、開けるドキドキ感も楽しんでもらえることまちがいなし。

先輩が喜ぶメッセージをのせて

プレゼント選びというと、「何をあげようか」ということをたくさん考えるよね。
でもいちばん大切なのは「何を伝えたいか」ということ。
ふだんは照れてしまってなかなか言えないようなことでも、卒業祝いというタイミングだったら素直に伝えられる気がしない?
ここでは、いちばん大切な「メッセージ」を伝えることについて、いっしょに考えてみよう。

メッセージ自体がプレゼントになる

ここまでいろいろなプレゼントの候補を挙げてきたけれど、いちばんステキなプレゼントは何かわかるかな?
それは、きみが先輩のために考えたメッセージだ。
先輩への感謝の気持ち、尊敬や信頼(しんらい)の気持ち、楽しかった思い出、これからも仲良くしたいという気持ち。
自分のことを考えて、そういう気持ちを一生懸命(けんめい)表現してくれたら、それ以上にうれしいことはないと思うよ。

気持ちが伝わるメッセージとは?

伝わるメッセージってどうやって書けばいいんだろう、と悩んでしまう人もいるかもしれない。
でも、大切なのは素直に気持ちを書くことなんだ。
上手な文章やかっこいい表現をしようと思わなくていい。
コツがあるとしたら、ポジティブな表現を使うことかな。
せっかくのお祝いのメッセージだから、楽しかったことや先輩のいいところ、尊敬しているところなどを書こう。
「あの試合の後にかけてもらった言葉がうれしかった」とか、「先輩といっしょに準備した文化祭がとてもやりがいがあって感動した」など、具体的なできごとや言葉などのエピソードも盛りこむと、いい思い出として心に残るメッセージになるよ。

メッセージでさらにプレゼントを盛り上げる

メッセージのいいところは、どんな形のプレゼントにもそえられること。
書くものも、カードや便せん、色紙など、形も大きさもいろいろなものがある。
お気に入りのメモ用紙や折り紙などを使ってもいいし、きれいな紙を好きな形に切ってもいい。シールやリボンなどをはってデコレーションするのも楽しいね。
メッセージを主役にしてもいいし、プレゼントといっしょに気持ちをそえるものとしていっしょにつけるのもおすすめ。
やっぱりメッセージがあると、断然うれしいものだからね!

まとめ

お世話になった先輩たちの卒業というハレの日。
これまでの感謝の気持ちを伝えるのに贈りたいプレゼントのイメージはついたかな?
卒業後はそれぞれの新しい道に進んでいく先輩たち。
自信をもって新生活を楽しくすごしてもらえるように、今のきみの気持ちを精いっぱい表現してね。

人にプレゼントするものや雑貨などを見たり、自分で手作りするのが大好き! というキミは、雑貨デザイナーの仕事について調べてみては?

雑貨デザイナーはさまざまな日用雑貨をデザインする

日用雑貨とは、ペンケースなどの文房具、お皿やスポンジなどのキッチン用品、メイク用ポーチやミラー、バス用品、花瓶、ゴミ箱、トートバッグなど様々なものがあります。
雑貨デザイナーは、日用雑貨を素材の質感、機能性、安全性、コスト面なども考えてデザインします。
そのため、デザインや色彩の知識だけでなく、さまざまな素材や安全性、人間の身体の動きなどの幅広い知識を持ってデザインする必要があります。
また、雑貨のデザインだけを行う場合もありますが、商品企画からデザインまでをトータルで手がけるケースもあります。

プロダクトデザイナーとどう違う?

プロダクトデザイナーは、ありとあらゆる立体の製品をデザインします。
キッチン用品や文房具などのほか、家電、家具、インテリア、さらには自動車や飛行機などの大きなもののデザインまで含まれます。
雑貨デザイナーはプロダクトデザイナーの1つで、雑貨を専門としているデザイナーと言えます。
雑貨デザイナーの活躍の場は、日用雑貨メーカーや、プロダクトデザイン事務所などで、実務経験を積んで会社から独立し、フリーランスで活躍している人もいます。

本など、形が決まった中でいろいろな工夫やアイデアを考えるのが好きというキミは、、装丁家という仕事に向いているかも?

書籍のブックカバーや表紙、扉、帯など本の外観をデザインする

装丁家とは、書籍の表紙部分を専門にデザインする人です。
「ブックデザイナー」と呼ばれる場合もあります。
ブックデザイナーの場合、本の表紙部分だけでなく、中身の本文の文字の配置などを手がける人もいます。
書籍のブックカバーや帯は、デザイン次第で書籍の売り上げを大きく左右するため、装丁家の仕事は責任重大です。
それだけに本が売れる実績のある装丁家には、多くの書籍編集者から仕事の依頼が集中します。

本の内容、著者、読者層などからイメージをふくらませる

装丁家は本のタイトルや、内容、著者、想定される読者層などの情報を編集者から聞いて、ふさわしいデザインを考えます。多くの場合、表紙より先に著者の原稿ができているので、その原稿を読んで表紙のイメージをふくらませます。
本が書店に並んだ場合、パッと目を引いて思わず手に取りたくなるデザインを考えることがなによりも大事です。
装丁家は、編集者と相談しながらデザイン案を出し、その案の中でいちばんよいものを選び、それをデザインしていきます。
本が売れるということは、装丁家のデザインが多くの読者に魅力的に映り、手に取ってもらえたあかしです。また著者や編集者からも感謝され、次の仕事につながっていくのもうれしいことです。

気持ちを伝える贈りものとしての花束やフラワーアレンジメントに興味があるというキミは、花屋という仕事について知ってみよう。

どんな仕事かな? と思ったら、「おしごと事典」を見てみよう!

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2024.03.01

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