『受験生応援(おうえん)!
先輩(せんぱい)に送りたいメッセージ』

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#先輩後輩#学校#部活
2024.01.12
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冬休みも明けて、進級や卒業がちょっとずつ視界に入ってくるころ。
3年生ならいよいよ高校入試のシーズンだ。
もうすぐ入試をむかえる受験生は、努力の成果を存分に発揮できるように、あともうひとふんばりだ!
まわりの後輩(こうはい)たちは、先輩たちを応援したいよね。
そこで今回は、受験直前の先輩たちを応援するメッセージの伝え方についていっしょに考えてみよう。

受験目前の先輩たちを応援しよう!

部活や学校生活でお世話になった3年生たちは、今まさに高校入試の本番をむかえる時期。
一般的な公立高校の入試ならば、だいたい2月から3月初旬にかけて入試本番となることが多いはず。
私立高校や推薦(すいせん)入試で年内や1月のはじめにもう入試が終わっちゃったよ~、という先輩もいるかもしれないけど、多くの先輩たちは、緊張や不安を感じているころだよね。
お世話になった先輩たちの力になれるよう、心をこめて応援しよう。

先輩への感謝をこめて応援しよう

先輩との親交の深さは人それぞれだけど、いろいろな場面でお世話になったという人も多いと思う。
部活や委員会活動、生徒会、学校行事など、学校生活のあらゆる場面で先輩に教えてもらったり、いっしょに行動したりする機会があったよね。
先輩にしてもらったことやお世話になったことを、思い返してみよう。
そしてそれは、これからはきみが先輩として後輩たちに伝えていくこと。
先輩への感謝の気持ちを、応援というメッセージにのせて、表現してみよう。

先輩たちの姿は将来の自分

がんばっているときにだれかが応援してくれたらうれしいよね。
高校受験をひかえて努力している先輩の姿は、近い将来の自分の姿でもある。
いずれ自分も同じ状況(じょうきょう)になると思えば、応援したいと思う気持ちが、いっそう高まってくるんじゃないかな?

自分ならどんな言葉をかけてほしいか考えよう

応援のしかたは人それぞれだけれど、自分ならどんな言葉をかけてほしいか、想像してみよう。
先輩の感じかたは自分と同じとは限らないけれど、想像力をはたらかせて一生懸命(けんめい)考えてみることが大切。
言われたらうれしいと思うこと、ちょっとイヤだなと思うこと、いろいろあると思う。
これまで自分が人からかけられた言葉やもらったメッセージなどで、うれしかったものを思い出してみるのもいいよ。

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受験生へのメッセージで気をつけること

入試直前の受験生は、不安や緊張(きんちょう)、プレッシャーなどさまざまな気持ちをかかえている。
もしかしたら、自信たっぷりな人や、余裕しゃくしゃくに見える人もいるかもしれない。
でも、どんなに自信がありそうな人でも、心の中では不安な気持ちをもっているもの。
受験生にメッセージを送るときに気をつけたいポイントを紹介(しょうかい)するよ。

プレッシャーにならないように

応援のつもりでかけた言葉が、相手にとってはプレッシャーになってしまうことがある。
プレッシャーというのは、ほかの人からの期待などからくる精神的な重圧のこと。
適度なプレッシャーであれば行動へのモチベーションとなって、いい結果につながることもあるけれど、相手がプレッシャーを必要以上に感じてしまうと、精神的なストレスにつながってしまう。
「絶対合格してください」や「先輩なら楽勝ですよね」など、気軽に口にしてしまいそうだけど、過度に期待をかけているように感じられることもあるので気をつけよう。
また、「合格しなかったら大変ですね」など、ネガティブな表現はぜったいNGだよ。

だれかとくらべない

だれかとくらべるような発言はもってのほか、というのは当然だよね。
入試となると、大勢の受験生といっしょに同じ試験を受けて合否を競うわけだから、やっぱりほかの受験生の存在は気になるもの。
「この時期〇〇さんはものすごく勉強していたらしい」とか、「△△さんは模試の成績がよかったらしい」など、ほかのだれかのことをもちだされると、その人とくらべて自分は...とついつい考えてしまいがちだ。
直接だれかとくらべるようなことはしなくても、ナーバスになっているこの時期、ほかの人の話をもちだすのには注意したほうがよさそうだ。

努力を肯定(こうてい)する

先輩はここまでの間、毎日勉強時間を積み重ね、努力してきているはず。
人は努力してきたことを人から認められたり、自分自身で肯定することができたりすると、自信につながるものだ。
「図書館でいつも勉強しているのを見て、すごいなと思っていました」など、がんばっていた姿に対して感じた素直な気持ちを表現するのは大切なことだね。

オリジナリティを追求しすぎない

いざ先輩を応援しようと思うと、どんな言葉を選べばいいのか意外と難しいものかもしれない。
あれこれ考えたり、ちょっと人とちがうことを言おうとしたりするうちに、どういえばいいのかわからなくなってしまうこともあると思う。
ポイントは、そんなに変わった言葉やオリジナリティにあふれる表現でなくてもいい、ということ。
先輩への感謝の気持ちをこめて応援する言葉を素直に選べば、きっときみの気持ちは伝わるはずだ。

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心に響(ひび)くメッセージとは?

受験生へのメッセージを送るときに気をつけたいことはわかったかな?
ここからは、NGワードに気をつけながら、先輩の心に響くメッセージにするためのポイントについても解説していくよ。
大切なのはやはり気持ち。
きみが先輩に対して感じている感謝や尊敬、信頼(しんらい)の気持ちを、素直にポジティブな言葉で伝えよう。
具体的にどんな言葉が相手に伝わりやすいか紹介するよ。

相手のことを思いやる言葉

毎日がんばっている受験生の心に響くのは、やはり思いやりのある言葉。
とくに後輩からは、「体に気をつけてくださいね」と体調を気づかう言葉や、「息ぬきする時間ももってくださいね」などリラックスできるような言葉がうれしいようだよ。
もし自分が毎日がんばってきて不安やプレッシャーを感じているときだったら、どんな言葉を言われたらうれしいか考えてみよう。

前向きな言葉をちりばめる

がんばっている人にとって、やはり前向きな言葉はうれしいもの。
自分の努力を肯定されることでもあり、自信につながるはずだ。
「いっぱい努力してるんですね」や「がんばっている先輩の姿、かっこいいです」など、相手のモチベーションアップにつながる言葉を伝えられるといいね。
「だいじょうぶ」や「合格を祈(いの)っています」など、いい結果をイメージさせるようなシンプルな言葉もストレートに伝わりやすいよ。

感動した名言でもOK!

自分自身の言葉でなくても、歴史上の人物や著名人の名言、本で読んだ言葉などから引用するのもアリだよね。
本やインターネットでも名言集などがあるから、これからのきみ自身のためにも、心に響く名言を探してみよう。
言葉自体のもつ力が強いし、きみが感動した言葉として紹介すればそれはきみ自身のメッセージと言えるだろう。
きみがどんなところに感動したかなどを添(そ)えて伝えれば、きっと相手の心に響くメッセージになるはずだ。

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合格祈願(きがん)グッズで応援

応援する気持ちを言葉で伝えるのが難しい場合や、気持ちを形に表して伝えたいという場合は、合格祈願グッズで応援するという方法もあるよ。
形に残るから入試の前など不安になったときにいつでも見返せるといういい点がある。
もしかしたら入試が終わって高校生になった後も、思い出として見返してくれるかもしれないね。
お守りや寄せ書きなど定番の合格祈願グッズを紹介するよ。

合格祈願のお守り

合格祈願といえば、やはりお守り。
「学業成就(じょうじゅ)」や「合格祈願」などと書いてあるものが定番だけど、迷う場合は神社の人に聞いて選んでみよう。
神社で授(さず)かったお守りでなく、手作りでオリジナルのお守りを渡したっていう人もいるよ
先輩のことを考えながら心をこめて選ぶことそのものが、応援の気持ちを伝えることにつながるよ。

後輩みんなの応援寄せ書き

部活や委員会などの先輩を応援する場合、後輩のみんなでメッセージを寄せ書きするというのも喜ばれるよ。
色紙やメッセージカードなどに、数人でひと言ずつメッセージを書いたり、イラストや写真などを添えたりしてもいいね。
たくさんの人の気持ちがこめられた寄せ書きは、きっと先輩の心に響くはず。

先輩を応援するために行動することで気持ちが伝わる

お守りにしても寄せ書きにしても、合格祈願グッズを用意するということは、先輩のことを思って行動するということ。
先輩にとっては、みんなのその気持ちが何よりうれしいはず。
心を込めて先輩のことを思いやり、グッズを選んだり、準備したりすることが、きっと先輩のパワーになっていくよ。

まとめ

受験直前の先輩は不安や緊張をかかえていると思うけれど、今までお世話になってきた感謝の気持ちを込めてしっかりと応援のメッセージを送ることができるといいね。
過度なプレッシャーにならないよう、前向きな言葉で相手を気づかうメッセージを送るようにしよう。
気負わず素直な気持ちを伝えるだけでじゅうぶんだ。
先輩の受験が、うまくいくように、みんなで応援しよう!

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友人や感謝する人へのメッセージを考えたりするのが大好き、という人は、ライターという職業に向いているかも?

ライター

いろいろなメディアに掲載する文章を書く仕事

ひと口にライターといっても、その活躍の場はさまざまです。
多くは専門分野をもち、その分野の雑誌やwebなどに掲載する記事を書きます。
「医療」が専門なら医療ライター、「美容」が専門なら「美容ライター」、美食が専門なら「グルメライター」、旅行が専門なら「トラベルライター」などと呼ばれます。
ライターの仕事の守備範囲は広く、依頼された内容の文章を書くのみという場合もあれば、どこにどんな画像(イラストや写真)を入れたいかを考えて指示を書き込む場合や、ライターが画像までつくる場合もあります。
このプロセスが発生するかどうかはケースバイケースです。

企画から持ち込み、書籍化されることも

「こんな記事ならニーズがありそう!」「このテーマはこういう切り口で取材したらおもしろそう!」といった企画を立てる力は編集者だけではなく、ライターにも必要です。
自分で考えた企画を雑誌や出版社に持ち込み、企画が通って記事化や書籍化されることもあります。
現在、Web記事を書く「webライター」はさまざまな媒体で高いニーズがあり、今後も仕事が増えることが予想されますが、専門性や企画力などによって差別化することが重要です。

メッセージだけでなく、先輩との思い出や記念になる写真を撮ることが大好き! という人は、フォトグラファーという職業について知ってみては?

フォトグラファー

報道・娯楽・コマーシャルなど、さまざまな写真を撮影する仕事

新聞や雑誌、広告、ポスターなどに使われる写真を撮影するのが、フォトグラファーの仕事です。
写真は使用する目的によって、「報道写真、娯楽写真、商業写真」の三つに分けられています。
報道写真は、新聞にのっている事件現場の写真などが当てはまります。
娯楽写真は雑誌のグラビアなど、商業写真はポスターやカタログなどです。
撮影の対象は、人物、自然、料理、ファッション、事件、医学、科学技術など、とても広い範囲にわたっているため、フォトグラファーの多くは、自分の得意とする専門分野をもっています。

専門分野によって働きかたはさまざま

フォトグラファーは、企業などに所属している場合とフリーの場合があります。
就職先は、新聞社や出版社、通信社、広告代理店などマスコミ関係が多く、また、劇場や結婚式場、ホテルなどの専属カメラマンとして勤める人もいます。
しかし、募集人数は非常に少ないのが現状です。
経験を積み、フリーランスのカメラマンとして独立した人の中には、得意とする分野の写真集を出版したり、カメラ教室の講師をしたり、フォトスタジオを経営したりとさまざまな活躍をする人もいます。

メッセージを伝えるのに、ちょっとしたイラストを添えたり、イラストをメインに伝えたりしたいと思うキミは、イラストレーターという職業について調べてみよう。


どんな仕事かな?と思ったら 「おしごと事典」 を見てみてね!
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