『緊張しない方法 おまじないで解決!』
みんなの前で発表することになっちゃった!
緊張しやすいタイプだから、イベントがあると思うだけでドキドキドキドキ......。前の日の夜からおなかがキリキリ痛んだり、ねむれなくなったりすることだってある。
「全校生徒の前に出て話しても、まったく緊張しないけど?」そういう人が、心の底からうらやましい......!
目次
なんで緊張するのだろう?
そもそも、どうして緊張するんだろう。緊張しやすい人としにくい人は、なにがちがうんだろう?
まわりの視線を気にしすぎ
緊張する原因のひとつは、まわりからの視線を気にするから。
授業中に発言するのも緊張する、という場合は「こんな意見を言ったら、笑われるかも?」「こんな発言をしたら『的外れ!』なんて思われるかも」など、まわりの反応を先回りして考えて不安になっているのかもしれないね。
授業中に発言するのも緊張する、という場合は「こんな意見を言ったら、笑われるかも?」「こんな発言をしたら『的外れ!』なんて思われるかも」など、まわりの反応を先回りして考えて不安になっているのかもしれないね。
以前に失敗した経験がある
緊張する原因としてほかに考えられるのは、ピアノの発表会でまちがえちゃったことがある、ダンスをまちがえたことがある、などの失敗経験がトラウマになっている場合だ。
「また同じ失敗をしちゃったらどうしよう」と思うと、緊張が倍になってしまうよね。
「また同じ失敗をしちゃったらどうしよう」と思うと、緊張が倍になってしまうよね。
自律神経からの命令
ドキドキして呼吸が浅くなる、不安になる、といった緊張状態は、体のなかにある自律神経が「交感神経」を優位にはたらかせていることで起きるんだ。
これは、「敵に出会った! 逃(に)げるか戦うか、瞬時(しゅんじ)に判断しないといけない!」という状況での反応と同じ、本能的なもので、すぐに体を動かせるように、体にエンジンをかけてスタンバイさせているんだ。
これは、「敵に出会った! 逃(に)げるか戦うか、瞬時(しゅんじ)に判断しないといけない!」という状況での反応と同じ、本能的なもので、すぐに体を動かせるように、体にエンジンをかけてスタンバイさせているんだ。
緊張したくないときにやること
原因や仕組みがわかっても、どうしても緊張してしまうことはあるよね。
なんとかして緊張をほぐしたい! そんなときにオススメの方法を紹介しよう。
なんとかして緊張をほぐしたい! そんなときにオススメの方法を紹介しよう。
体を動かしてみる
「自分は今、緊張している!」と意識すると、緊張感は高まるばかり。
少し意識をそらすためにも体を動かしてみよう。肩(かた)を回す、屈伸(くっしん)する、伸びをしてみる......可能な範囲でストレッチをするといいよ。
少し意識をそらすためにも体を動かしてみよう。肩(かた)を回す、屈伸(くっしん)する、伸びをしてみる......可能な範囲でストレッチをするといいよ。
緊張をおさえるツボをおす
手の平には、緊張をほぐす効果があるといわれるツボがあるよ!
それはグーを作って中指がちょうど当たる、手の平の中心にある「労宮(ろうきゅう)」というツボだ。反対の手の親指でグーっと押してみよう。
親指の付け根の、人差し指との分かれ目の部分にも「合谷(ごうこく)」というツボがある。ここも試(ため)してみよう。
それはグーを作って中指がちょうど当たる、手の平の中心にある「労宮(ろうきゅう)」というツボだ。反対の手の親指でグーっと押してみよう。
親指の付け根の、人差し指との分かれ目の部分にも「合谷(ごうこく)」というツボがある。ここも試(ため)してみよう。
直前に首を冷やす
気持ちを落ち着かせるために、首まわりをひんやりさせてみるのもオススメ。
冷やしたタオルや冷たいペットボトルなどで首を冷やすことで、交感神経のはたらきをやわらげる効果があるといわれるよ。
冷やしたタオルや冷たいペットボトルなどで首を冷やすことで、交感神経のはたらきをやわらげる効果があるといわれるよ。
緊張したらまわりを見る
緊張しているときは、視野が狭(せま)くなってしまっていることが多い。
だから意識的にまわりに目を向けてみよう。まわりが見えなくなっていたことに気づくと緊張感がやわらぐかもしれないよ。
だから意識的にまわりに目を向けてみよう。まわりが見えなくなっていたことに気づくと緊張感がやわらぐかもしれないよ。
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緊張しないおまじない
あがり性をなんとか解消したい! という悩みは今も昔もたくさんあったんだろう。
その証拠(しょうこ)におまじないもたくさんあるんだ。困ったときはいくつか試してみて、自分に合ったものを選んで、緊張をほぐすための儀式(ぎしき)に使うのもオススメだよ。
その証拠(しょうこ)におまじないもたくさんあるんだ。困ったときはいくつか試してみて、自分に合ったものを選んで、緊張をほぐすための儀式(ぎしき)に使うのもオススメだよ。
手の平に3回 人と書く
緊張をほぐすおまじないといえばコレ! やってみたことがある人も多いんじゃないかな?
書いたあとにゴクンと飲みこむ、というアレンジバージョンもあるよ。
書いたあとにゴクンと飲みこむ、というアレンジバージョンもあるよ。
アマリリスのおまじない
「アマリリス」の花言葉には「おしゃべり」がある。それにあやかったおまじないがこれ。
緊張したら「アマリリス」と3回唱えてみよう。スラスラと、つっかえずに言えたらだいじょうぶ!
緊張したら「アマリリス」と3回唱えてみよう。スラスラと、つっかえずに言えたらだいじょうぶ!
緑色の服を着る
リラックス効果のある色といえば緑。気持ちを落ち着かせるために、緑色の服を着てみるというのもおまじないのひとつ。
学校は制服だから無理!という場合は、緑色のハンカチとか、外の木々をながめてみるとか、別のアイテムを探してみよう。
学校は制服だから無理!という場合は、緑色のハンカチとか、外の木々をながめてみるとか、別のアイテムを探してみよう。
折り鶴をにぎっておく
緊張しそうなイベントの前に「わたしは緊張しない。緊張してもだいじょうぶ」と口に出しながら、折り鶴を折っておこう。
そして、緊張しそうなときにその折り鶴を手ににぎってみるんだ!
そして、緊張しそうなときにその折り鶴を手ににぎってみるんだ!
ゼラニウムのアロマ
おまじないではないけれど、香(かお)りの力を借りるのもオススメの方法だよ。
たくさんある香りのなかでも、緊張するときに使うのにオススメなのはゼラニウム。バラと似た香りで、不安定になった心を落ち着かせる効果があるといわれるんだ。
たくさんある香りのなかでも、緊張するときに使うのにオススメなのはゼラニウム。バラと似た香りで、不安定になった心を落ち着かせる効果があるといわれるんだ。
まとめ
自分は緊張しやすいタイプだ、という人は「緊張しない」ことを目指すのではなくて、「緊張していてもうまくできる!」という経験を積むことがポイントだよ。
何度もくりかえして、少しずつ小さな成功体験を積み上げていけば、「緊張しても大丈夫」と思えるようになっている日が来るはず!
何度もくりかえして、少しずつ小さな成功体験を積み上げていけば、「緊張しても大丈夫」と思えるようになっている日が来るはず!
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