『話しかけるのが苦手を卒業する』
初対面の人とはもちろんのこと、クラスメイトであっても限られた数人以外に話しかけるときは緊張する。
そんな話しかけベタな自分から卒業したい!いい方法はないのかな?
目次
どうして話しかけることが苦手なのか?
周りを見るとみんな自然に話しかけているのに、どうして話しかけることが苦手なんだろう?
まずは理由、原因を探ってみよう。
とにかく気まずい
だれかに話しかけること、その後の展開を考えるととにかく気まずさを感じてしまうから。
自信が持てないことが原因?
自分に自信がないという場合は、「こんなことで話しかけてだいじょうぶかな......」と不安になってしまい、一歩が踏み出せないことがある。
相手にどう思われるかが気になる?
自分が話しかけたら、相手はどう思うんだろう?
そんなことを想像しすぎてしまう場合もあるよね。
他人の評価を気にしすぎるあまり、話しかけられないというパターンだ。
自分の考えが伝わらないと感じる?
なんだかうまく言葉が出てこない、自分が選んだ言葉が適切なのか自信が持てなくて、話しかけるのを躊躇(ちゅうちょ)してしまうのもわかる。
なにを話していいかわからない
話しかけたはいいけれど、そのあとはなにを話したらいいの!?
それを考えると話しかけるのがおっくうになるということもあるよね。
話しかけることが苦手を克服するための具体的なステップ
でも、キミは話しかけることが苦手な性格をなんとか変えたいと思っている!
それなら一つずつステップを踏んでいこう。
小さな一歩から始めよう
まずは小さな一歩から。
はじめの一歩にピッタリなのはあいさつだ!
登校中や教室に入って、友だちがいたら「おはよう!」と元気にあいさつをしてみよう。
あいさつのあとは無理に話さなくてもいい。
話しかける内容を事前に考える
話しかける相手が決まっているとか、用事があることが前もってわかっているのなら、「こんなことを話してみよう」と話題を準備しておこう。
それで少しでも自信を持って話しかけられるようになるかも。
相手に興味を持つことから始める
実は、自分が話すことばかりに気持ちが取られていて、相手の話を聞くことが頭から抜けてしまっている場合もあるよ。
まずは相手について知りたいことを考えてみよう。
笑顔とアイコンタクトを意識する
話しかけるときは笑顔で!そして、話しかける前に目を合わせて、今から声をかけるよというのをアイコンタクトで伝えてみよう。
会話を楽しむためのテクニック
話しかけたはいいけれど、そのあとの会話を楽しめないという人は、次のテクニックを試してみるのがおすすめだよ。
質問をすることで会話を広げる
話をするとき、ついつい自分の話をすることにばかり意識が向いていないかな?
自分の話はゼロでもいい、というぐらいのつもりで相手に対して質問を投げかけてみよう。質問によって会話は広がっていく!
共通の話題を見つける
相手の趣味や好きなことを聞いてみて、共通点が無いか探ってみるのもおすすめだよ。
共通の話題を見つけられたら会話も広げやすいし、盛り上がったらもっと仲を深めることができるかもしれないよね。
リアクションを大切にしよう
会話をするときは、きちんと相手の話にリアクションをすること。
「あ、聞いてくれているな」と感じることで相手も会話をするのが気持ちよくなるはず。
話しやすい環境を作る
ものすごくにぎやかな教室のなかでは、相手の声を聞き取るだけでも大変!
そんなところでは広がるはずの会話も広がらない。
少し人が少なくて、でも静かすぎない場所やタイミングを選ぶのがオススメだ。
人に話しかけるタイミングは?
さて、具体的に話しかけるときに気になるのが声をかけるタイミング。
見計らいすぎてタイミングを逃すことがないように!
ちょうどいいのはこのタイミング。
相手が同じ空間に入った瞬間
たとえば、教室という空間に入った瞬間や、下校のときに玄関に入った瞬間など、相手と自分が同じ空間に入った瞬間は声をかけやすい!
相手のひとつの動作が終わったあと
一生懸命ノートをとっているとき、運動しているときに話しかけられても困惑するはず。
相手の動作が終わった後を狙おう!
話しかけることが苦手なときの心構え
話しかけるのがどうしても苦手、という人には少しでも気持ちを楽にできるように心構えも伝えておくよ。
失敗を恐れない勇気を持とう
まず、話しかけようとしたのに相手に反応してもらえなかったとか、タイミングを逃したとか、そんな失敗をしても気にしないこと。
キミだけが苦手なんじゃなくて、みんなが経験することだ!
自分らしく話すことを大切にする
相手の話すテンポやテンションに無理に合わせようとしないで、自然体で話すこと。
無理をするといずれボロが出る!
相手も同じように感じているかも?
話しかけたのに話が盛り上がらないとか、なんだか素っ気ない態度を取られたとか、そんなときは「相手も話すのが苦手なのかも」と考えてみよう。
一歩踏み出すことが大きな成長につながる
話しかけることが苦手だな、と思っていても一歩踏み出してみることで次第に苦手意識も小さくなっていくはず。まずは最初の一歩を踏み出す勇気を絞り出してみてね!