『嘘がバレる 隠し事がバレる理由』
「遅くまで起きてたでしょ!」
「いや、ちゃんと寝たし」
怒られるのがめんどくさくてついた嘘、でもだいたいバレるんだよな......。
自分は嘘をつくのがヘタなのかな?どうして嘘はバレるんだろう。
許される嘘 許されない嘘
嘘にもいろいろな種類があるよね。大切なのは、「ついていい嘘、悪い嘘」があることに気づくこと。
え、そんな区別ある? と思ったキミはぜひ読んでみよう。
許される嘘ってどんな嘘?
まず、許される嘘ってどんな嘘だろう。
その第一条件は「だれも傷つけない嘘」だ。
人を愉快(ゆかい)な気持ちにする嘘、つまり冗談の延長のようなわかりやすいものや、だれかを悲しませないためにつく嘘。
たとえば、好きな人が大切なものを落として悲しんでいるのを見て、自分も同じものを持っていたら「これ、もう一個あるからあげるよ」なんてつく嘘。
この嘘は、ついた自分も好きな人を助けられて幸せ、相手も無くなったと思ったものが再び手に入って幸せ、だよね。
許されない嘘ってどんな嘘?
じゃあ、許されない嘘はどんな嘘だろう?
それは「だれかを傷つける嘘」だ。嘘がバレたときに「え、嘘だったの!?」と相手にショックを与えるような嘘はつかないほうがいい。
嘘がバレる人の特徴
次は、どうして嘘がバレるのかを検証してみよう。
実は嘘をついて「バレない」と思っているのは本人だけ、まわりから見たら「バレバレ」ということも多いんだ。
知らず知らずのうちに「いつもと違う」行動をとっていることが多いんだよね。
顔に出やすい(目を合さない、逆に凝視するなど)
いちばんバレやすいのは顔に出るタイプ。
とくに怪しい動きになるのは視線だ。
思わず目をそらすこともあれば、いつもは目なんて見ないのに、妙に凝視してくるのも「怪しい」と感じさせるポイントだ。
声がうわずる
ついつい声がうわずってしまうこともあるよね。
アセる気持ちがあふれて「そそそそんなことないよ!」と裏返った声で返事なんてしたら、嘘だと思われてもしかたない。
その場から逃げようとする
「まずいな」と感じてその場から逃げようとするのも怪しい行動だよね。
逃げないにしても、突然、話題を変えようとするのも怪しまれる。
罪悪感を持ってしまう
嘘をつきなれていなくて「あああ、嘘なんてついてる、自分......」という気持ちがあると、なんだかまゆげもハの字になったり、冷や汗なんて出てきたりして。
いつもと違う様子に感づかれる可能性大だ。
嘘がキミの評判を落とすかも
ちょこちょこ嘘をつく癖がある、そしてそれがバレやすいなんていうキミ、評判は落ちてしまうかもしれないから要注意!
信用されなくなる
まず「え、これも嘘かな?」と相手が思うようになると、キミの話は信用してもらえなくなってしまうかもしれない。そう、まるでオオカミ少年のように。
嘘に嘘を重ねてしまう
一度嘘をつくと、その嘘がバレないようにするためにさらに嘘を重ねることになってしまう場合もある。
そうなると、なにが本当だったのか、どんな嘘をついたのか自分でもわからなくなって、話の内容が破綻(はたん)するという恐ろしい結末に。
他人を信用できなくなる
自分が嘘をついていると、相手の話も「あいつの話は本当なのかな?」と信用できなくなってくることもあるよ。
だれを信じていいのかわからないなんて状況はつらい。
時間が経つにつれ謝れなくなる
嘘でだれかを傷つけてしまったとしたら謝るべきだよね。
でも、相手とは気まずいし、なかなか謝るきっかけがつかめなくなってしまう。
嘘をつかずに済む方法
どう? 嘘をつくと大変でしょう? だからできる限り、つかないですむ嘘はつかないことだ。そのためのコツがあるんだ。
他人と比べない
まわりの人と比べて自分がどうなのかがつねに気になって、自分のほうが劣っているような気がしてしまう。
それを取りつくろうために嘘をついてしまうということもあるよね。
そういうタイプの人は、とにかく他人と比べないことが重要だよ!
自分は自分、人は人だ。
自分ができることを把握する
背伸びしすぎるのは疲れちゃう。
自分がどこまでできるのか、自分のことは自分で把握して、大きく見せるのはやめよう。
過度なプライドを捨てる
自分をもっと大きく見せたい、有能に見せたいと思ってできないことも「できる」と言ってみる。
ときにはそういう嘘は必要なこともあるけれど、「できない」と言っても大丈夫。プライドは捨ててしまおう!
嫌われたっていいやと考える
「本当のことを言ったら嫌われるかな?」そんなことは考えなくていい。
本当のことを言って嫌われたら、そこまでの仲だったということだよ。そんなあきらめも、ときには必要だ。
まとめ
嘘はだいたいバレるもの。 バレても「てへっ★」で許されるかどうか、それを判断基準にしてみるのもいいかもしれないよ。