『はちまきの巻き方 体育祭で男も女もかっこよく!』
ハチマキでクラスの団結を示せ!
いよいよ体育祭の季節だね。
学校によってはかなり力を入れるイベントということもあって、本番に向けての準備もお祭りのように盛り上がっているかもしれない。
クラス対こうのことも多いから、クラスの団結も最高潮じゃないかな?
体育祭の必須(ひっす)アイテムといえばハチマキ。ハチマキも、最近は学年別だけじゃなく、クラス別のカラフルなものが目立つみたいだ。 キミは、ハチマキがなぜ「ハチマキ」というか知っているかな?
昔から、精神の統一や気合を入れるために、頭のハチ(横周り)に巻かれてきた。「ハチ」に「巻く」からハチマキと言われているんだ。 確かに、クラスや学年でいっしょの色のハチマキを巻くと、気持ちが一つになって気合が入るもんね。
さて今日は、いつもより気合が入る、あるいはかわいく見えるハチマキの巻き方や結び方のアレンジを紹介(しょうかい)するよ!
ハチマキの巻き方 男子編 ねじりハチマキ ケンカ結び むこう縛(しば)り 元気ハチマキ
ハチマキは、昔は武士たちが出陣(しゅつじん)する際に、かぶとの下にしめていたものらしい。 だから、他のクラスや学年との戦いの場である体育祭では、武士になった気分でかっこ良くハチマキを巻いてほしい!
ねじりハチマキ
これは体育祭というより、お祭りでよく使われる巻き方なんだけど、ハチマキの巻き方の定番として紹介するよ。 お祭りのハチマキは手ぬぐいを使うことが多いけれど、体育祭で使われるのは裏と表の色が違(ちが)う、細長いものが多いよね。だから、お祭りの「ねじりハチマキ」をちょっとアレンジした巻き方だ。
まず、ハチマキをはじからはじまでグルグルねじる。その状態のままで頭に巻きつけて、きゅっと結ぶか、結ばずに額の前にはさみ込(こ)むだけ。手軽にできて、なかなかしぶい姿になるよ!
ケンカ結び
手ぬぐいでやると、額のところで1本のツノのようになるのが特徴(とくちょう)のハチマキの巻き方。
① 細長いハチマキでやる場合は、まず後頭部からハチマキを巻いて、額の真ん中で1回結ぶ。
② ハチマキのはじの1本が上に向かって立つように、かた結びをする。これで完成! うまく立ち上がるように、長さを調節するのに少しコツがいるかもしれない。
むこう縛(しば)り
むすび目が額にきて、ツノが2本立ち上がる縛り方だよ。 やり方は「ケンカ結び」とほとんど同じだけれど、こっちはハチマキのはじが左右対称(たいしょう)に立ち上がるように結ぶやり方。
① 後頭部からハチマキを巻いて、額の真ん中で1回結ぶ。
② かた結びをする。手ぬぐいよりも長いハチマキの場合は、2本のツノがうまく立ち上がるように、ハチマキを2つ折りにして縛(しば)ってみたり、はじをはさみ込んでみたり
...と工夫(くふう)が必要な結び方だ。
元気ハチマキ
額のところで三角形の結び目ができるのが元気ハチマキ。 見た目はとってもシンプル。
① ハチマキを後頭部から巻いて、額のところでしばる部分に見当をつけます。
② −④ 一度ハチマキを頭から外し、机の上で図のように三角形の結び目を作る。きれいな結び目が作れたら完成です。
ハチマキの巻き方 女子編 カチューシャ巻き リボン巻き 猫耳巻き
男子編のハチマキを女子がやってもかっこいいと思うけど、女子ならではのかわいいハチマキの巻き方も紹介するね。
カチューシャ巻き
ハチマキはおでこに巻くのが普通(ふつう)の巻き方だけど、それを、あえてカチューシャの位置で巻く。 ガーリーな雰囲気(ふんいき)を出すことに成功!
リボン巻き
女子の定番となりつつあるのがリボン巻きだとか!? 後頭部から巻いて、結び目を頭の上やちょっと斜(なな)めの位置でリボン結びにするだけなので簡単だよ。 リボンの大きさは、好みに合わせて調整できるし、ほどけても巻き直しが簡単だから助かるね。
猫(ねこ)耳巻き
ハチマキに結び目を2つ作り、猫耳に見立てる猫耳巻き。かわいさは抜群(ばつぐん)だよ。
① 一度ハチマキを巻いてみて、猫耳を作る位置を確認(かくにん)する。
② その場所に結び目を作る。
③ ポイントは自分の頭の大きさに合わせていちばんかわいく見える大きさと位置に耳部分を作ること。鏡の前で大きさや位置を合わせることが大事だよ。
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クラスの団結をハチマキで表すのもいいね!
クラスのみんなで同じハチマキの巻き方をして団結力を高めるのもいいし、仲良しの友だちだけでやるのもありかも。 みんなで猫耳巻きなんていうのも、面白そうだよね! 体育祭がもっとおもしろくなることうけ合いだよ。
「おしごと事典」を見てみよう!
体育祭に興味を持ったキミにぴったりな仕事
「ハチマキはどうやったらかっこいい・かわいいのか?」「自分や友達に似合うのはどんなハチマキの結び方?」そうやって工夫したり考えたりするのが楽しいキミは、美容師、ファッションデザイナーなんかが向いているかもしれない。
体育祭はとにかく競技に命をかける!ハチマキは勝負を盛り上げるアイテムで巻くと盛り上がる...そんなキミは、「サッカー選手」などのスポーツ選手として活やくを目指すのがピッタリかも。
いやいや、体育祭のハイライトは「お弁当」でしょ、というキミは「調理師」や「スーパー・コンビニ店長」なんかどうだろう。
応援(おうえん)の吹(すい)奏楽にどうしても目がいくキミは、楽器メーカーのお仕事やミュージシャンがいいかもしれないよ。
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!