『ボールが遠くに投げられないを解決しよう!』

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#学校#部活
2023.04.28

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目次

体力テストの科目の種目のひとつ、ハンドボール投げ。球技が得意で肩も強くて、10点満点とれちゃうよ、という人はいい。でも、がんばって投げようとすればするほど、気合だけが先走って10mにも届かないっていう人もいるはず! どうして遠くまで飛ばないのか、どうしたら遠くまで投げられるのか、悩みを解決していこう!

ボールが遠くに投げられない原因は?

ボールが飛ばない原因としてよくあるのは次の3つ。まずは基本的な動作である、手と足の動きがうまくできていないこと、方向の調節ができていないこと、体の使いかたがうまくできていないこと、この3つだ!

踏み込む足が違う

歩くときに、手足は交互に前に出るよね。ボールが飛ばない人がついついやってしまいがちなのが、右手と右足を同じタイミングで前に出してしまうこと。右手で投げる人は左足で踏み込み、左手で投げる人はその反対になるんだ。

まっすぐ飛ばない

投げたボールが線の外側に飛んで行ってしまい、計測不能......そんなの残念すぎる!視線や腕の方向に気をつけて、まっすぐ飛ぶようにするだけでも記録が伸びるかも。

上半身だけで投げている

ボールを遠くまで飛ばすためには、体重移動がとても重要。ボールの扱いに慣れていないとついつい上半身だけで投げてしまう。体全体をしならせて、足までしっかり使って投げるのがポイントだよ!

全身をしならせて動かす

ボール投げは全身を弓のように使うことが大切。細かい動きを確認してみよう!

肘を後ろに引く

まず、ボールを持つ腕の肘(ひじ)は、肩と同じくらいの高さで後ろに引くこと。
そうすると、上半身をうまくひねることができる。肩も肘も正面を向いたまま手だけ頭の後ろに回しても、ボールを飛ばす勢いは生まれないぞ。

投げる手と逆の足で踏(ふ)み込む

右手で投げる場合は、踏み込むのは左足、というように手と足は逆になるよ。ボールを使わずに、ステップだけ練習しておくとわかりやすい。

軸足に体重を乗せる

投げる手と同じ側の足が「軸足」だ。投げる前は軸足に体重を乗せるよ。右手で投げる人は、右足だけで立つくらい、体重を移動させてみよう。

投げる方向に体重移動する

投げたい方向にボールを持っていない手を伸ばし、軸足(じくあし)から反対の足へ体重移動しながら伸ばした手の方向へボールを投げよう。

2mの円のなかで助走をする

ボールを投げるスペースは直径2mの円になっているはず。その端(はし)から端までをフルに使って助走をすると、ボールにも勢いが出るぞ!

ボールの投げ方

いよいよ、ボールの投げかたを解説するよ!

ボールはわしづかみしない

ボールは手の平まで使ってギュッと持ってしまいがちだけど、タイミングよくパッと手から離すためにはわしづかみはしないほうがいい。

ソフトハンドボールは4本の指を使う

ハンドボールは、なるべく大きく手を広げて、親指と小指をメインに支えて、ほかの指は軽くそえるくらいがポイントだよ。

ボールを離す感覚をつかむ

どんなタイミングでボールを離せばいいのか、その感覚を掴むためにおすすめなのは、肘から上だけを使って投げる練習だよ。短い距離で、手首と肘を使って軽く投げてみよう。まっすぐ飛ぶようになったら、少しずつボールのスピードを上げてみるんだ。

45度を意識すると遠くに飛ぶ

なるべく遠くに飛ばすには、地面に対して45度の角度が良いとされているよ。45度は直角の半分だよね。その角度を意識しながら投げてみよう。

投げる方向に顔を向け、まっすぐ投げる

体を回転させながら投げるときに大切なのが目線だよ。投げたい方向に常に顔を向けておくことで、軸がブレずにまっすぐ投げられるよ。

記録を伸ばす4つのトレーニング

だんだん、投げるコツがつかめてきたかな?そんなキミはもっと記録を伸ばすために、もう少しトレーニングしてみよう!

手首を強くしよう

投げるときに、手首のスナップを効かせることはとても重要だよ。手軽にできるからやってみよう。おすすめはじゃんけんの「グー」と「パー」を交互に繰り返す運動。
20回を1日に3セットくらい!お風呂のなかでもできるトレーニングだよ。

下半身を鍛えよう

足でグッと踏み込んで投げるためには、下半身も重要だ。
おすすめはスクワット! 足を肩幅くらいに開いて、両手は前に伸ばすか頭の後ろで組もう。膝(ひざ)がつま先より前に出ないように気をつけながら、膝が直角になるまでお尻を下げていき、また同じくらいのスピードで元の態勢に戻そう。目標は20回!

肩を強くしよう

肩の筋肉も鍛(きた)えられるとさらに記録アップを目指せるぞ! 
肩を鍛えるのにいい運動はズバリ懸垂(けんすい)。
鉄棒やうんていなどにぶら下がって、腕の力で身体を持ち上げる。10回できたらスゴイ!

ボールに慣れよう

頭ではわかってきても、重要なのは実際に体が動くかどうかということ。できればハンドボールで、なければ違うボールでもいいから、キャッチボールをしたり、一人で投げて取ったり、ボールと仲良くなることも重要だよ。
苦手だなぁと思っていたハンドボール投げ、何とかなりそうな気がしてきたかな? 
苦手だったということは伸びしろがあるということ。コツを知って、ちょっと練習したら記録アップ間違いなし!

「おしごと事典」を見てみよう!

球技の楽しさに目覚めた、野球がずっと好きというキミは「プロ野球選手」について調べてみよう。
自分がプレイするのではなく、サポートする方が好きというキミは「スポーツトレーナー」が向いているかもしれないよ。
体を作るサポートができるのは「栄養士」の仕事だ。

どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!

おしごと事典
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2023.04.28

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