サッカーの試合に出て、観客を喜ばせます。
1993年にJリーグが開幕し、プロサッカー選手が誕生しました。
プロサッカー選手はJリーグのチームに所属し、リーグ戦やカップ戦などの試合に出場して活やくすることでお金を得ています(※1)。
すぐれたプレーで試合に勝って観客を喜ばせることが仕事なので、一年じゅうサッカーづけです。
試合がない日もチーム練習や個人練習をし、規則正しい生活をして睡眠や、栄養のある食事に気を配ります。
病気やけががあると試合に出られないため、健康でけがをしない体をつくることも重要な仕事です。
※1 Jリーガーには、アマチュア選手や学生選手など、プロ以外のサッカー選手もいます。
最高のプレーをしてお金をかせぎます。
プロサッカー選手は年俸(ねんぽう)制で、どれくらい試合で活やくしたかによって、次の年の年俸が決定します。
プロ1年目の数百万円から、海外のリーグで活やくする選手では数億円まで、収入は実力次第です。
また試合に勝つと勝利ボーナス、テレビ番組やCMなどに出演すれば出演料も収入に加わります。
試合のないオフシーズンには、サイン会やサッカー教室などのイベントに参加してサポーターやファン、地域の人々と交流し、サッカー界を盛り上げる活動もします。
サッカーが大好きで、人並み以上の体力とサッカー技術がなければなりません。
また成功を信じて努力し続けられる情熱、積極性が大切です。
サッカーはチームプレーのため、仲間と力を合わせて戦う協調性や思いやりも求められるでしょう。
なるべく早くからサッカーに親しみ、高いレベルで技術をみがく。
Jリーグで活やくするサッカー選手になるには、いくつかの方法があります。
Jリーグのユースチーム(15~18歳が対象)からステップアップする方法や、中学・高校・大学・社会人などのチームで活やくしてスカウトされる方法、入団テストに合格する方法などがあります。
選ばれた少数の人だけがこうした方法でプロになります。
なるべく早くから高いレベルでサッカーの技術をみがきましょう。
*高校は普通科で問題ありません。