『今年もアイツがやってくる! 持久走大会を乗り越える方法』
冬の季節の学校行事といえば、持久走大会やマラソン大会。
果たして持久走やマラソン大好き、という人はいるのかな...?
長距離を走るのは正直キツイし、練習自体もたいへんだけど、それを乗り越えたところになにか見えるものがあるかもしれない。
そんな持久走・マラソン大会を乗り越える方法をみんなに聞いてみたよ!
※紹介している意見の学年は、アンケート当時のものです。
目次
マラソンや持久走がない学校も多い(うらやましい??)
マラソン大会・持久走大会は、みんなの学校ではいつあるんだろう?
なんと(うらやましいことに!)、ないという学校もけっこうあるみたいだよ。
マラソン大会・持久走大会はいつあった?
※2024年10月実施アンケート 「マラソン大会・持久走大会についてキミの意見を教えてね」より
冬の行事だと思いがちなマラソン大会や持久走大会を10月や11月に行うという学校もけっこうあるみたいだ。
大会という行事の形ではなく、体育の授業で行うという学校や、学期ごとにタイムを計るという学校もあったよ。
この記事が間に合わなかったよ~、という人はゴメン!
ぜひ来年や、これからの参考にしてね。
そして、4割近くの学校ではマラソン大会や持久走大会がないらしい。
このなかには、授業で行うというケースも含まれる可能性もあるので、じゃあそういう学校なら長距離走らなくていい? というわけではないかもしれないけど、マラソンや持久走はニガテだなあと思っている人にはなんともうらやましい気がするよね。
マラソン大会で楽しみにしていることは?
※2024年10月実施アンケート 「マラソン大会・持久走大会についてキミの意見を教えてね」より
というわけで、マラソン大会・持久走大会で楽しみにしていることを聞いてみたところ、やはりというか当然というか、半数に近い人が「楽しみなことはない」と回答してくれた。
やっぱり長距離走るのってキツイよね~。
思わずうんうん、わかるわかると共感しちゃう??
そんななかでも、「クラスの仲間といっしょに盛り上がれるところ」や、「走るのがトクイなので、活躍できそうなところ」という人もそれぞれ2割ほどいる。
確かに長距離を走ったあとにはそう快な気分が味わえるし、苦しいなか、みんなで励まし合ってゴールした瞬間は感動しちゃうよね。
みんなのマラソン大会・持久走大会での感動エピソードを紹介するよ。
友だちとどっちが速いか競争して抜いたり抜かれたりして今までで一番楽しくて面白い持久走だった!!(中2 いぇあ )
残りの400mがすごく長く感じてしんどかったときに、応援に来てくれた友だちが「がんばれ!! Aiaiなら完走できるよ」って応援してくれたこと。(中1 Aiai)
好きな人に隣から「あとちょいだから頑張ろ!!」と言われてハイタッチされた。(中1 カレーうどん)
私、最下位だったんだけど、後ろからチャリで先生が「がんばれー!がんばれー!」っていってくれたこと! (中1 ゆなち)
駅伝大会当日、私は体調が悪くて、いつものように走れなくて順位を下げてしまい、落ち込んでしまったとき、クラスのみんなが、「頑張ってくれてありがとう」「君は悪くないよ、気にしないで」などと慰めてくれた。その後、みんなともっと仲良くなれた!(中2 ユキ)
みんなの応援がすごく走るパワーになった。他学年と一緒にふれあい仲良くなった。(中2ゆっちゃ)
僕が独走で走っていたところに頑張ってついてきていた同級生が一人いて、なんとか僕が一位でゴールしたのですが、そのあと健闘をお互いに讃えて握手とハグをしました! (中1まーくん)
走ってたら、好きな人に名ざしで応援された!!(中2 桔那)
長距離を走るのは苦しい。
でも、だからこそそのなかで見えてくるものがあるんだ。
どうせ走るなら、少しでも楽しむためにどうすればいいか考えてみよう!
どうせ走るならがんばりたい!
どうも、手ばなしで「楽しみだ~!」とはなりにくそうなマラソン大会・持久走大会。
それでも、どうせやるならがんばりたい! ということで、マラソン大会に向けて知りたいことを聞いてみたよ。
マラソン大会・持久走大会に向けて知りたいことは?
※2024年10月実施アンケート 「マラソン大会・持久走大会についてキミの意見を教えてね」より
ダントツにみんなが知りたい! と選んだのは、「苦しくなりにくい走りかたのコツ」。
ミライ科はみんなの味方! こんな記事を用意しているよ。
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いちばん大きなポイントは呼吸法だ。
鼻から吸って口から吐く鼻呼吸。
そして、2回吸って2回吐く、「スースー、ハーハー」という呼吸法。
ぜひ練習のときに試してみてね。
この呼吸に合わせてフォームやステップを調整して、力みの少ない走りを意識していこう。
次に知りたいとみんながあげたのは、速く走る方法や練習方法。
みんな、前向きにマラソンや持久走に向き合っていてスゴイ!
こちらも記事で紹介しているけれど、ポイントはやはり呼吸法と連動しているよ。
長い距離を走るので、りきみのないフォームで、呼吸で一定のリズムをとって安定した走りをキープすることが大切。
足先で前に出たり、いきなり腕をふったりして勢いで走るのではなく、腰や太ももなどを使って、体幹を使って走る姿勢を意識しよう。
(腕を使うのは後半!)
詳しくは記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてね。
マラソン大会・持久走大会、こんなふうにがんばった!
どんなに苦しいと思っても、がんばって取り組むことで、そこに喜びを見い出すことはできるはず。
みんなは、苦しい長距離走のなかでどんなふうにがんばったんだろう?、
最初の授業で2km走ってめっちゃ疲れた。だんだん練習するにつれ、つらくなくなって最終的に1分タイムを減らせてうれしかった。(中2 ぬーん)
とにかく苦しくなるし、その日を迎えることが憂鬱でサボりかたを考えたりもするんだけど、自分は昔から「辛いことは一瞬で終わって後に楽しいことが待ってる」って思い込んで取り組んでる!! そうするとなぜかやる気がでてあっという間に終わってる!(中2 平凡なバスケ部員)
最後の登り坂がすごくキツかったけど、一緒に走っている友達が「頑張ろ」と声をかけてくれて、一緒に登りきった。(中2 ゆっちゃ)
陸上部部長で周りからのプレッシャーが大きく不安だったけれど日頃の成果がでて自己ベスト更新した!!(中3 ゆんあ)
陸上部の長距離をやっています。唯一活躍できる場。(中1 シオン)
みんな、それぞれがんばってる!
でも、やっぱり苦しいものは苦しい。
それを乗り越えるためには、どんな工夫や考えかたをすればいいだろう?
きつかったけど友達と励ましながらやったのが楽しかった。(駅伝の大会で練習をたくさん頑張ったので)持久走が得意になった。(中1 ちーーーーーー )
やるぞという強い気持ちを持つことがとても大切だと思う。(中3 しゅうちゃんけんしろうHeartlove)
最初はゆっくり焦らず走って、最後に本気を出す。(中1 Omisan)
おなかの位置をずらさず真っ直ぐと前を見ながら、リズミカルに息と足をあわせる!(中2 こおおおおおおおりたんふうううううる)
好きな人の事を想像しながら走ると自然と力が......!?(中1 カレーうどん)
脳内で走るのにちょうどよさそうな曲を想像してリズムにあわせて走る。(中1 あろま)
陸上部で中長距離をしているのに、マラソン大会がなくてまじで悲しい。(中2 元気マックス)
次のマラソン大会、キミもちょっとだけがんばってみない?
みんなからのアドバイス!
それでは最後に、みんなからのアドバイスを紹介するよ。
走るのは苦しいけど、その後になにかが待っている。
どうせなら楽しく走ろう!
できるだけ腕は大きくふらずに走ること。そしたら、体力がまだ減らずに走れるよ。(中2あやごろう)
持久走が始まる1か月前くらいから、練習するといいよ。(中2 かえるぴょこぴょこ)
気負わず、走ることを精一杯楽しんでください! (中3 (^-^)/)
どれだけ嫌できつくても、全力で走れ! そしたらきっと、走り終わってるはずだ!(中3 おもち)
周りに合わせなくていいから、自分のペースで!(中2 カクザトン)
苦しい時もあるけど、友達と励まし合いながら頑張っていこう! (中1 夢羽)
走りきったら強くなれる。(中3 みっちー)
長距離走は、中学生にとって体力面でも、精神面でも、じつはけっこう大切な運動。
ステキな思い出になるように、せいいっぱい取り組んでみよう。
これからもみんなが学校生活を楽しむための情報を提供していくよ。
ぜひ勉強の合い間にアクセスしてみてね。