『体育祭の選手決め キミの能力はこうすれば伸びる!』
体育祭の選手選びがそろそろ始まっているんじゃないかな? 「選手になんかなれないよ」なんてあきらめないで、キミの能力を高めるちょっとしたコツを試してみたらどうだろう?
目次
1日で足が速くなる方法! 裏ワザを紹介!
足が速くなれば体育祭も部活も楽しい!
スポーツって、走ることが必要になるものが多いよね。短距離走、長距離走はまさに走る競技だし、サッカーや野球、バスケットボールやハンドボールなどの球技ならば、速く走れればそれだけ活躍できるシーンは増えるはず。
コツをつかんで今までよりも速く走ることができるようになれば、自信がついて体育の授業も部活も今よりもっと楽しくなるはず!
体の部分ごとの動きや全体フォーム、重心を意識することで足は速くなる。すぐにできるトレーニングポイントや簡単な裏技を紹介するよ!
つま先を上げて走る
まずひとつ目のポイントはつま先を上げて走るということ。あまり意識したことがないかもしれないけれど、つま先を上げて走るとしっかりふんばりがきくから、地面をしっかり蹴って力を効率よく伝えることができるんだ。
ただし、普段あまり意識していないつま先を気にしすぎると、足全体が固くなりやすい。自然につま先を上げて走れるように練習しておこう。
つま先の周りで着地
地面に着地するときは、足の親指の付け根に体重を乗せるイメージを持って走ってみよう。
うまくできると、足の裏全面を地面につけて走るよりも速いスピードで体を前に動かすことができるよ。
まっすぐな姿勢で走る
走るときの姿勢は「まっすぐ」がいい。
腰のあたりでくの字に曲がっていたり、胸をそらせてS字になっていたりすると、効率よくエネルギーを使って前に進むことができないんだ。
頭から足まで一直線のイメージで、そして体をまっすぐにしたまま少し前傾させることで、自然と足も前に出るよ。
腕は90度に曲げる
次は腕。手は軽く握るかパーで、肘は90度に曲げた状態で走るのがオススメだ。腕を後ろに引いたときも90度くらいになるように意識しよう。
腕を速く振り動かすことで足も速く動くよ。
太ももを下げるときに意識
走るときは太ももをしっかり上げるように、といわれることが多いよね。でも、同じくらい大切なのは下げるとき。
思い切って足をおろしたときの力がスピードに変わるから、太ももを勢いよく下げて地面を蹴り進もう。
スタートダッシュを決めると速い
リレーなどの短距離走ではスタートダッシュが決まるかどうかが大きな勝負の分かれ目になるよ。だからスタートダッシュを決める練習をすることも効果的だ。
「位置について...よ~い」という掛け声のときにどんな姿勢をとるか、そしてリラックスしつつ反射神経を研ぎ澄ませて、合図と同時にスタートできるかどうかが決め手になる。
まず、スタンバイするときのポーズ。足と手は交互になるように、目線は10mくらい先に置こう。そして、すぐに走り出せるように全身に意識を回しつつ耳をすませて待とう。
詳しくは 1日で足が速くなる方法! 裏ワザを紹介!
はやく走れることはいろいろなスポーツで有利になる
たいていのスポーツには「走る」という要素が入っているよね。 野球しかり、サッカーしかり、バスケットボール、ハンドボール、ラグビー...つまり、はやく走れるという力をつけることは、いろいろなスポーツで有利になるんだ。 「運動神経がいい=足が速い=モテる」なんていう法則が成り立っちゃうことも、あるとかないとか...。 とにかく、少しでもはやく走るための練習方法を紹介するよ!
足の動かし方を意識する
「はやく走る」ために大切なのはまずは「足の動かし方」だ。
中学生のきみたちはまだ脚の筋肉も成長している途中だ。
だから筋肉を鍛えて筋力で脚を動かすことよりも、はやく動かす練習の方が向いている。
それに、「足をはやく動かす」ためのトレーニングは自分ひとりで家でも特訓ができるからコソ練もしやすい!
じゃあ最初に、走るときの基本の姿勢を覚えておこう。
顔は真っ直ぐ前を向いて、頭・おしり・かかとが壁にくっつくように立ってみよう。
その体が1直線になっている状態が基本だよ。
この姿勢でまっすぐ歩くのは、慣れないとちょっと難しい...。体が覚えるまで行ったり来たりしてみよう。歩くとき、腕は前後に大きく振ってね!
さて、基本の姿勢に慣れたら次はいよいよ足運び。
1秒間の歩数のことを「ピッチ」というんだけど、100メートル走ではこの「ピッチ」が重要になってくる。自転車でいうと、ペダルをこぐスピードだ!はやく回転させればさせるほどスピードアップするよね。
じゃあ、どうやってピッチを上げるのか?
練習方法としてプロもやる方法は、自分の歩幅よりも「狭め」にマーカーという目印を置いていき、その間を駆け抜ける「ピッチ走」というものだ。
家の中でやるならば、マスキングテープなどで床に目印をつけてもいい。とにかく繰り返し行うことで足がはやく動く感覚をつかめるようになろう!
腕の動かし方を意識する
続いて大切なのが「腕のふり」だ。 肩甲骨から大きく動かすことが重要だから、まずは肩回りの柔軟体操をしておこう。
グルグル回したり、頭のうしろで反対の手のひじをつかんで伸ばしたりして十分にゆるんだら、いよいよ走ってみるよ。
軽く手を握り、ひじは直角。腕はできるだけ後ろに素早く引く!ひじをひくと同時に膝が上がるから、ピッチ走をするときにも腕を後ろまで引くことを意識してみよう。
肩に力が入っているとスムーズに動かせないから、リラックスしてね!
詳しくは 100メートル走のコツがわかればスポーツは10倍楽しくなる!
冬は、気温の低さからけがをしやすい季節。
部活でも、本格的に体を動かし始める前のウォーミングアップは、ちぢこまったままなんとなくやってない?
なんのためにやっている動きなのか、きちんと意識して取り組むと、いつもと動きが変わるかも!?
ウォーミングアップの目的
ウォーミングアップは「部活や体育の競技種目などの本格的な運動を始める前の体の準備」だよ。
目的は大きくふたつ。ひとつは「身体を温めて筋肉を伸(の)び縮みさせておくこと」、もうひとつは「気持ちの切り替(か)えをすること」だ。
ウォーミングアップは公式(こうしき)試合がスタートになってもOKな状態まで、身体の状態をもっていくのがポイントなんだ!
体温、心拍(しんぱく)数を上昇させ、柔軟(じゅうなん)性を高める
朝起きてまだぼーっとしている状態は、体温も上がりきらず、心拍数もゆっくり。体を動かすことで体温を上げて心拍数を上昇させ、かたくなった体の柔軟性を高めることが最初のポイントだ。
血液の流れを良くして体を準備させる
身体を動かして心拍数も上昇すると、体のすみずみまで血液が流れ出す!
身体中の血液がぐんぐんめぐっているのをイメージしながら、ウォーミングアップをしてみよう。
詳しくは ウォーミングアップの順番はこうしなさいって
球技が得意で肩も強くて、10点満点とれちゃうよ、という人はいい。
でも、がんばって投げようとすればするほど、気合だけが先走って10mにも届かないっていう人もいるはず! どうして遠くまで飛ばないのか、どうしたら遠くまで投げられるのか、悩みを解決していこう!
ボールが遠くに投げられない原因は?
ボールが飛ばない原因としてよくあるのは次の3つ。
まずは基本的な動作である、手と足の動きがうまくできていないこと、方向の調節ができていないこと、体の使いかたがうまくできていないこと、この3つだ!
踏み込む足が違う
歩くときに、手足は交互に前に出るよね。ボールが飛ばない人がついついやってしまいがちなのが、右手と右足を同じタイミングで前に出してしまうこと。
右手で投げる人は左足で踏み込み、左手で投げる人はその反対になるんだ。
まっすぐ飛ばない
投げたボールが線の外側に飛んで行ってしまい、計測不能......そんなの残念すぎる!視線や腕の方向に気をつけて、まっすぐ飛ぶようにするだけでも記録が伸びるかも。
上半身だけで投げている
ボールの扱いに慣れていないとついつい上半身だけで投げてしまう。体全体をしならせて、足までしっかり使って投げるのがポイントだよ!
詳しくは ボールが遠くに投げられないを解決しよう!
さわやかな天気の日が増えてくるころ、そろそろ準備が始まる学校も多いのが「体育祭」。秋に行われることも多いけれど、最近では新しいクラスメンバーの団結を強めるために5月ころに行われることも増えてきたみたい。
新しいクラスメンバーとのイベント。せっかくだから、おしゃれだけど体育祭にぴったりな髪型で、オトナにも友達にもいいイメージを持たれたい!そんなワガママにお応えするヘアアレンジを紹介するよ。
体育祭のヘアアレンジは簡単、崩れにくいものに
体育祭の目的は「運動」。だから髪型が気になって思う存分動けない...というのは印象もダウンだ。万が一崩れてもサッと直せる簡単さと、そもそも崩れにくいヘアアレンジのやり方をチェックしよう!
まず、大前提として「ハチマキ」を巻くのか「帽子」をかぶるのか...でアレンジも変わる。「ハチマキ」の場合はぜひ似たような幅のひもを用意して、「ハチマキ」の巻き方とセットで練習してみよう。
ショートヘアや短めボブの人は、ハチマキを巻いたときの前髪がポイント!いつもは真っ直ぐおろしている人も、あえて斜めに流しておでこを出してみると印象が変わるよ。
しばるくらいの長さがある人はアレンジの選択肢がたくさんあるぞ。体育祭の朝は、早めに登校して準備する場合もあるから、時間をかけなくてもできる、簡単で見栄えのするアレンジを紹介するよ!
体育祭のヘアアレンジ サイドポニーテール
後頭部で結ぶポニーテールをサイドに移動させた髪型。しばる位置を変えるだけで印象がガラリと変わる、ボブからロングの人にオススメのアレンジだよ!
用意するもの ゴム2本
1.耳の少し後ろぐらいで、ハーフアップ(頭の上半分の髪の毛だけを結ぶ)する。
2.ハーフアップした髪と一緒に、残りの髪も結ぶ。
これで完成!ゴムを2本使うところがポイント。2本使いをすると、普通のポニーテールの場合も緩んだり崩れたりするのを防げるから、覚えておくと便利なテクニックだよ!
くわしくは 体育祭のヘアアレンジ ポニーテール? ボブ?
さあ、キミの全力を出し切ってみようよ!