『親への感謝 さりげなく伝えたい!』
今日もまた親とケンカしてしまった。
本当はそんなにおこっているワケではないのに。
どうしても素直な気持ちになれないことってあるよね...?
でもいちばん近い存在だからこそ、じつは日常生活で感謝していることも多いはず...!
さりげなく感謝の気持ちを伝えて、親と良い関係を築いちゃうコツ教えるよ!
目次
親への感謝の第一歩。「親孝行」をしよう!
ストレートに親へ感謝の気持ちを伝えよう!
とかいきなり言われても絶対できっこない! なんだか照れくさい...
そう思うキミも多いはず。
そんなキミはまず「親孝行」をしてみるのがおススメだよ。
「親孝行」ってなに?
「親孝行」っていうのは、簡単にいうと親を大事にすることを言うんだよ。
たとえば、親の手伝いをしたり、親が困っているときに助けたりすることを「親孝行」というかな!
あるいは「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるだけでも十分「親孝行」といえるかもしれないね。
親はキミたちを育てるためにたくさんの時間とエネルギーを使ってくれているよね。
それに対して「ありがとう」の気持ちを色々な手段で伝えるのが「親孝行」なんだ。
特別なことじゃなくても、日常のなかでできることがたくさんあるよね。
キミの親は、キミのちょっとした優しさやがんばりがすごくうれしいものだと感じてくれるかもしれないよ!
「親孝行」の由来
「親孝行」の由来は、じつはかなり昔にさかのぼるよ。
もともとは、中国の孔子(こうし)っていうえらい先生が弟子に教えていた「孝(こう)」という考えかたから来ているんだ。
「孝」というのは、親や年上の人を敬うってこと。
孔子の時代では、親を大切にするのはすごく大事なことって考えられていたんだよ!
この考えかたは日本にも伝わり、「親孝行」という言葉として使われるようになったんだね。
そもそもどんなことに感謝するべき?
具体的などんなことに感謝すればよいのかな?
いっしょに考えてみよう!
元気に生活できていること
まずキミが日常生活を元気に送れていること自体も、実は親のサポートがあるからなんだ!
何も言わなくても3食の食事が用意されていたり、毎日着る服がきちんと選択されていたり、病気になったら病院に連れて行ってくれたり、看病したりしてくれるよね。
ほかにも毎日のお弁当を作ってくれたり、学校の行事にも来てくれたりしているかもしれない。
「習いごとをしたい!」というキミの気持ちに応えてくれて、キミの特技をみがくきっかけを作ってくれたかもしれない。
そして、送りむかえもキミの親がしてくれているかもしれない。
これらは当たり前のように思えるけど、実はすごく大変なことなんだよ。
自分のことを想ってしかってくれたこと
親にしかられた経験はあるかな?
しかられたあとってなんだかイヤな気持ちになるよね。
でもキミの親がしかるのにはちゃんとした理由があるんだよ!
例えば、宿題をしなかったり、勉強をさぼったりしているとしかられるよね?
それは、ちゃんと勉強をして将来に備えることが大切だと親は知っているからなんだよ。
キミたちが社会人になったときに幸せであってほしいと思っているからこそ、キミのことを想ってしかってくれるんだね。
「親孝行」のやりかた12選!
「親孝行」をして、親に対して感謝の気持ちを伝える方法はたくさんあるよ。
さりげなく「親孝行」を行うことで、より心にひびくこと間違いなし!
手紙やカードなどで感謝の気持ちを表現してみる
直接口に出して言えないことは、手紙など文字に起こして伝えてみるのがいいよ!
きれいな紙にペンやマーカーを準備して、カラフルにデコレーションすると、思いのこもった特別なメッセージカードのできあがり!
サプライズで手紙をプレゼントすると親は喜んでくれるかもしれないね!
料理をいっしょに作ってみる
親といっしょに料理をするのは楽しいし、感謝の気持ちを伝える良い機会だよ。
例えば、週末にいっしょに夕飯をつくったり、おかしを焼いたりしてみよう。
ふだん親が作ってくれる料理を手伝うだけでも、親は喜ぶはずだよ!
家の手伝いをする
そうじや洗たく、庭仕事など、家のなかの仕事をいっしょにするのも「親孝行」になるよ。
親の負担を減らすことができるし、いっしょに作業することでコミュニケーションも増えるんだ。
買い物にいっしょに行く
スーパーやショッピングモールにいっしょに行って、買い物を手伝うのもいいね。 荷物が増えたときがキミの出番! 重い荷物を運ぶのを率先して手伝ったり、親の身体をいたわる言葉を使ったりして、親を感心させよう!
いっしょに運動する
いっしょに散歩したり、自転車に乗ったり、軽い運動をするのもおすすめだよ。
親はキミの健康を気づかう反面、自分自身の健康には無とん着なもの。
いっしょに運動するとおたがいの健康にも良いし、楽しい時間を過ごせるよね。
公園でいっしょにジョギングするのもいいかも!
趣味を共有する
親の趣味に興味を持って、いっしょに楽しむのも素晴らしい「親孝行」だよ。
どんなことでも食わずぎらいは厳禁だよ!
ほかの人の趣味にも一度手を出してみることによって自分の世界が広がることがあるよ。
たとえば、ガーデニングやつり、手芸など、親が好きなことに参加してみよう。
逆に、自分の趣味に親をさそってみるのも楽しいよ!
いっしょに旅行に行く
少し時間が取れるときには、いっしょに旅行に行くのもいいね。
近くの温泉や観光地に行って、リラックスした時間を過ごすことで、親とのきずなが深まるよ。
昔の写真を見返す
家族のアルバムをいっしょに見返すのも楽しい時間だよ。
昔の写真を見ながら、思い出話をすることで親とのきずなが深まるし、親もなつかしい気持ちになって喜んでくれるよ。
親の話を聞く
親の話にじっくり耳をかたむけることも大事な「親孝行」だよ。
ふだんの生活や仕事のこと、昔の思い出など、親が話したいことを聞くことで、親は自分が大事にされていると感じるんだ。
自分の話をする
逆に自分の話を親に積極的にしてみるのも手。
学校でのできごと、実は気にしているなやみ、恋愛について、将来やりたいことなどふだんは絶対話さないような話題にしてみよう!
親は人生経験が豊富でなおかつキミのことをよくわかっているから、的確なアドバイスをしてくれると思うよ!
そうしたら、素直な気持ちで「ありがとう」って伝えられるハズ。
いっしょに映画やドラマを観る
家族でいっしょに映画やドラマを楽しむのもいいよ。
ポップコーンを用意して、お気に入りの映画をいっしょに見ることで、リラックスした楽しい時間を過ごせるよね。
勉強をがんばってみる
今キミは勉強をどれくらいがんばっている? あまり良い点が取れていない?
そんなキミだからこそできる、とっておきの「親孝行」がある!
「次のテストでは、数学で+10点とるよ!」と宣言。
真けんな眼差しでキミの熱意を伝えよう!
なにごとにおいても自分の気持ちが一番大事だけど、だれかのためにがんばるのもときにはありなんじゃないかな。
まとめ
親はキミにとってどんな存在かな?
一番近くにいる人だけど、なかなか自分の親の存在をひとことで言い表せないよね。
親はキミのことを無条件に愛してくれて、いつまでもキミの味方でいてくれる存在。
だけど、本当に自分の育てかたであっているのかときどき不安になっちゃうときもあるんだ。
だからこそ、キミが少しでも感謝の気持ちを伝えられたら親は絶対喜んでくれると思うよ。
親がしてくれていることに対するお礼みたいなつもりで、小さなことからでも「親孝行」を始めてみよう!