『部活と勉強の両立問題 どうする?』

ミライ科
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#学校#学習法#部活
2024.05.31

中学校生活の要といえば、勉強と部活。
この二つを両立するのは中学生にとって永遠の課題といっても過言ではない。
ゴールデンウィークが明けて、勉強も部活も本格化する今だからこそ、この部活と勉強の両立という問題に真正面から取り組んでみない?
ここでちゃんと向き合うことで、きっと解決に向けてのヒントが見つかるはずだ。

目次

勉強と部活の両立は中学生の永遠の課題?

あたりまえだけど1日は24時間。
時間には限りがある。
部活の時間が長ければ勉強時間は減るし、宿題がたくさんあるからと言って部活を休むわけにもいかない。
部活をがんばるとくたくたに疲れてしまって、勉強にそそぐ気力も体力も使い果たしてしまう、という中学生も多いだろう。
勉強と部活の両立は中学生にとって永遠の課題。
でも、だからといってなにも手を打たないまま、ずるずると「たいへんだ~」と言い続けているのもおもしろくないよね。

勉強と部活は同じくらい重要

勉強と部活、どちらを優先すればいいの? というのも、中学生にとっての永遠のギモンのひとつじゃないかな。
勉強はもちろん中学校生活の中心だ。
だけど、部活だって同じこと。
運動部でも文化部でも、真剣になにかに打ち込んだり、みんなと一緒に目標に向かってがんばったりすることは、今しかできない貴重な経験だ。
それに、勉強も部活も、進路や将来に影響する可能性がある。
つまり、どちらかを選ぶんじゃなくて、両立する努力をする価値がじゅうぶんあるってことなんだ。

中学生はとにかく忙しい!

勉強に部活だけじゃない。
塾や習いごと、委員会の仕事など中学生はとにかく忙しい!
とくに中1生は、小学校から一変した生活に、悪戦苦闘している人もいるかもしれない。
中学生活を全力でがんばって、体力的にしんどかったり眠気とたたかいながら勉強したりと、疲れもたまってくる時期。
でも、この忙しさは中2・3生も同じだ。
「中学生活は忙しくて・・・」だけではなくて、「忙しいけど充実したものだった」となるようにしていこう!

キモは時間の有効活用

勉強と部活の両立、そのキモはなんといっても時間の有効活用だ。
限られた時間を上手にやりくりして時間を確保できれば、部活だって勉強だって、趣味や推し活だってジュージツできる!
なんとなくむだにしている時間はないか、いろいろなことを効率的にこなしていく方法はないかを考えてみよう。

時間を意識して優先順位を決める

時間を有効活用するには、自分が使っている時間をまず意識すること。
そして、やることを洗い出して、その時間の中でこなしていくために、優先順位を決めるのがポイントだ。
時間を意識するって、具体的にはどうやって? と思うかもしれない。
でも、朝の通学前の忙しい時間なんかは、みんな無意識に時計を見て、「あと5分で朝食を食べきって準備しよう」なんて考えて行動しているんじゃないかな。
そんなふうに、ふだんから時間を意識して、そのなかでやるべきことを効率よくこなしていくための方法を紹介するよ。

使える時間を意識する

まずは、自分にはどれだけ使える時間があるのかを意識しよう。
いつも、なんとなく忙しいと思っていても、ずるずると時間を使ってしまっているだけの場合がある。
だから1度、学校から帰ってくるのは〇時で、そのほかの時間は〇時になにをしているか、どれくらい時間を使っているか、を意識してみよう。
実際にいつなにをしていたか、ノートなどに目に見えるように記録して整理してもいいね。
記録は手帳にある予定表などを参考にしたり、1日の時間を円グラフなどにしたりしてみてもいい。
まずは1週間、毎日自分がなににどのくらいの時間をかけているか意識して過ごしてみよう。

優先順位を決める

1週間の自分の行動がわかったら、そこでなにからするべきか、優先順位を決めよう。
優先順位の決めかたは、それがどれだけ重要・必要か、いつまでにやらなければならないかで決まるよ。
まずは、食事、お風呂、睡眠といった、健康を維持するのに毎日必ずやらなければならないこと。
そして、宿題や塾の課題、部活で必要なものの準備や自主練といった学校や勉強に関すること。
なににどれだけ時間をかけているか意識して調べておけば、優先してやるべきことにどれくらい時間がかかるかわかってくるんだ。

集中力が高まるポイントを探す

いくら時間があっても、優先順位を決めても、集中できずにダラダラしていては効率が悪いし、時間がもったいない。
自分が集中してできる時間帯がいつか、どんな場所か、どんな状態なら集中できるのかを探してみよう。
たとえば、おなかいっぱいだと眠くなってしまうからそれ以外の時間はいつかとか、自分の部屋より家族のいない時間のリビングがいいとか、お風呂の後がすっきりして集中できるとか、自分の集中できる時間帯を見つけよう。

疲れたときは休む!

たくさん工夫してスケジュールを決めたり、優先順位を決めたりしても、疲れてなにもできないときはあるよね。
そんなときは思い切ってしっかり休もう。
疲れて集中できない状態のまま勉強をしてもはかどらないし、学習の効果は出にくい。
いったん休んでリフレッシュして、集中力を高めてから勉強に取り組むのが効果的だ。

勉強と部活を両立する時間管理方法ポイント3

なんとなくやるべきことはわかってきたけど、どうやったらうまく時間をつかえるか、まだまだ「??」かもしれないね。
時間を有効活用して、勉強と部活を両立させるための時間管理方法には、いくつかコツがあるんだ。
時間を管理することで、自分が使える時間を、自分で作り出せるようになるはず。
ここからは、勉強と部活を両立する時間管理方法の3つのポイントを紹介するよ。
「まただらだらとむだな時間を過ごしてしまった~!」なんてことを減らして、勉強も部活も、中学校生活を思い切り楽しもう!

生活リズムを一定に保つ

1つ目のポイントは生活リズムを一定に保つこと。
学校から帰宅して、〇時になったら食事とか、〇時にお風呂に入るとか、一定のリズムで行動する習慣をつけると、体が自然に動くようになるよ。
決めずに生活していると、「お風呂に入るか、先に勉強するか、どっちがいいかな」なんて考える間に時間が過ぎてしまう。
それに、寝る時間や起きる時間を固定して規則正しい生活をすることは健康にいいし、メリットがたくさんあるよ。

部活のスケジュールを1週間単位で考える

2つ目のポイントは部活のスケジュールを1週間単位で考えること。
部活のスケジュールは、たとえば、平日は16時までで土曜日は12時まで、水曜日と日曜日がお休みといったように、たいてい1週間単位で決まっているはずだ。
だから、まずは1週間のスケジュールの中に学校の授業と部活の予定を入れる。
そのほかのあいた時間に、家での勉強や趣味の時間をあてていこう。
部活以外にも、自分の都合では時間を変更しにくい予定があれば、さきにスケジュールにいれておこう。
1週間単位でスケジュールを決める理由は部活だけじゃない。
1日のなかですべてを解決しようとすると、ちょっとのずれや遅れを取り戻すために睡眠時間を減らさなければならなくなってしまう。
でも、週末の休みなどを利用して、1週間の中で調整するなら考えやすいよね。

15分単位でスキマ時間も活用する

3つ目のポイントは15分単位でスキマ時間を活用すること。
空き時間に勉強や遊びの予定を入れるときは、15分単位で区切ってなにをするか決めていくといい。
15分って短かい! と感じるかもしれないけれど、意外に短期集中してものごとに取り組むのにはいい時間なんだ。
やるべきことをピックアップしておけば、その空き時間にぱっとこなすこともできるんだ。

時間を有効活用する勉強法ポイント3

時間管理のポイントの次は、時間を有効活用する勉強法のポイントを3つ紹介するよ。
せっかく時間を管理して作り出した時間だから、有効に活用したいよね。
効率よく、スムーズに、しっかり集中して気持ちよく勉強できるように、ポイントを参考に取り組み方を工夫しよう。

勉強の優先順位を確認する

まずは優先順位を決めるのが最初のポイントだ。
宿題や定期テストの勉強は、提出日やテストの日に合わせてやる必要がある。
気分でやることを決めるのではなく、期日までにやり終えることができるように優先順位を決めよう。
しめきりの近い宿題に早く取り組むのはもちろんのこと、量が多かったり、苦手な科目だったりすると時間がかかることも想定しておこう。
優先順位を決めるときに、いつ、どの教科で、いつまでにやる宿題が出たのか忘れてしまったり、混乱したりしないように、宿題や課題が出たらリストにしておくのもいいよ。
その宿題が終わった時にリストを消すと、「終わったー!」という達成感も味わえるから、モチベーションアップにもなるんだ。

週単位であき時間にやるべきことを組み込む

次の勉強法のポイントは、週単位で空き時間にやるべきことを組み込んでいくこと。
時間管理方法のポイントで、まず部活の1週間の予定をスケジュールに入れていったよね。
あいた時間に、15分単位で予定を入れていくんだ。
そのためにも、自分の時間の使い方を意識する時に、なににどれくらいの時間を使っているかも意識する必要がある。
社会の問題集だと1ページ15分ぐらいかかるけど、数学だと30分かかるとか、数式を解くだけでなく文章題があると時間がかかる、とか、ある程度かかる時間がわかっていれば、スキマ時間の活用がしやすくなる。
予定よりちょっと早めに帰ってくることができたときは、
「15分あるから、さっとやってしまえば問題集が1ページ進むぞ!」
なんてできるとおトクな気分になれる!

休日やまとまったあき時間を調整用に

勉強法最後のポイントは、休日やまとまったあき時間を調整用にとっておくこと。
スケジュールを立てていても、授業や部活の疲れがたまって休息が必要な日もある。
週のなかばで休んでしまって、最初の予定通りに勉強ができなかったときのために、休日やまとまったあき時間を調整に使おう。
スケジュール通りに進んだら、週末は休息や趣味などリフレッシュのために使えると思えば、毎日がんばりがいがあるよね。

勉強と部活の両立は将来にも役立つ!

ここまで、勉強と部活の両立のためのコツやポイントを紹介したけれど、実はこれ、中学校生活だけでなく、この先の高校・大学、さらに社会に出た時にも役立つ方法なんだ。
大学や専門学校に進学すれば、勉強や部活・サークルのほかにアルバイトをする人もいるだろうし、ひとり暮らしをするなら、家事も自分でやらなければならなくなる。
社会に出れば、たくさんの仕事が同時に進行していくのはあたりまえのことだ。
今、中学校生活を思いっきり楽しむために工夫したことが、将来にも生きるなんて、めちゃくちゃおいしいと思わない?
勉強と部活の両立に立ち向かうことは、ミライにつながるぜったいソンのないチャレンジなんだ!

部活と勉強を両立して将来は部活でやっているスポーツに関わる仕事をしたい! と思っているキミは、たとえばサッカーコーチの仕事について調べてみては?

選手や子どもたちにサッカーを教える仕事

サッカーコーチは選手や子どもたちにサッカーを教える人です。
コーチといっても、クラブチームのコーチ、サッカースクールのコーチ、企業チームのコーチ、プロリーグのコーチまでさまざまです。
またコーチには、サッカーの楽しさを伝えるコーチ、トップチームでプレーする選手を育成するコーチ、チーム強化の最前線に立つコーチなど種類があります。

サッカーコーチのやりがい

サッカーコーチのやりがいは生徒の成長です。
自分の指導の内容によって選手がレベルアップしたり、チームが試合で勝ったりする時、コーチは大いにやりがいを感じます。
また将来世界で活躍するような選手を育てることに喜びを感じているコーチもいます。
プロとしてコーチをしている人たちの就職先は、主にサッカースクールやクラブチームなどです。
学校に通っている子どもたちを教えている場合は、平日の昼間はチームの運営にかかわる仕事をして、夕方から子どもたちに指導をしています。また、土日も指導や試合などを行うので、休日もサッカーをしていることが多い生活です。

いろんなことを考慮していちばん適したやりかたを考えるのはけっこう楽しいと思うキミは、カスタマーエンジニアという仕事に向いているかも?

カスタマーエンジニアって?

カスタマーとは顧客のことです。
カスタマーエンジニアは、会社や役所などの顧客に対して、I T機器の導入のサポートをしたり、トラブル対応を行ったりするプロフェッショナル。
機器のトラブルだけでなくソフトウェアのトラブルにも対応するため、幅広い知識が必要な仕事です。

カスタマーエンジニアとシステムエンジニアの違い

システムエンジニアは、プログラミング技術を使ってI Tシステムを開発する仕事です。
カスタマーエンジニアは同じI T系エンジニアですが、システムの開発は行いません。
既に開発されたI T機器を、顧客がうまく使い続けるためのサポートをするのがカスタマーエンジニアです。

選手の活躍を支えることから、一般の方のケガによる痛みや体の不調に寄り添うことまで、さまざまな目的でスポーツに関わる人を支えるアスレチックトレーナーという仕事について知ってみよう。

どんな仕事かな? と思ったら、「おしごと事典」を見てみよう!

おしごと事典
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