『部活辞めたいけど辞めたくない　どうすればいい？』

カテゴリー :: お悩み解決

タグ :: #先輩後輩 #部活

: 2023.05.24

学校生活のなかで、時間的にも人間関係的にも大きな割合を占めるのが部活。
がんばってきたけれど、最近ちょっと息切れ気味で「辞めたい」という気持ちが頭のなかをちらついている......。でも「辞めたくない」とも思うこの複雑な状況。
いったいどうすればいいの？

部活を辞めたくなる理由は？

まず、どうして部活を辞めたいという気持ちが出てきたのか、考えてみよう。
解決すればそのモヤモヤした気分は消えるのかもしれないよね？

人間関係がキツイ

部活の悩みのなかでもいちばん多そうなのが人間関係。
先輩、後輩、顧問の先生、同じ学年の仲間など、関係する人が多種多様、練習する人、しない人で意識が違う......など、火種はあちこちにある。一緒に過ごす時間が長くて濃いだけに、人間関係で何かあると「辞めたい」と思えてしまうかも。

練習がキツイ

勉強時間や、生活に支障が出るくらい練習がハードな場合も、だんだん辛（つら）くなりがちだよね。部活以外のことも楽しみたい、それももっともな考えだ。

部活以外にやりたいことがある

最初は部活にすべてをつぎ込む覚悟だったけれど、途中で別の楽しいことと出会ってしまった！人生はなにがあるかわからない、途中で好きなことが変わるのは、ぜんぜん悪いことじゃない。

レギュラーになれそうもない

がんばってみたけれど、自分の実力の限界を感じてしまった。
選手層が厚すぎて、自分がレギュラーになれる可能性が低そうだと気付いてしまった。そんな場合もあるよね。

それでも辞めたくないと思うのは

それでもどこかに「辞めたくない」と思う気持ちが残っているのはどうしてかな？　キミの気持ちを引き留める原因が何かあるんだよね。

仲の良い友達がいる

仲間の存在は、部活にとってとても大きいものだよね。
悩みを相談したり、辛いときもフォローし合ったり。そんな友達の存在は、気持ちを引き留めるのに十分なものだ。

練習はキツイが好きなスポーツだから

練習がハードすぎてキツイけれど、そもそも好きで始めたスポーツだったら「やっぱりもうちょっと続けようかな」と思うかもしれない。

ほかにやることがない

辞めたらぽっかり空く時間。
なにをして過ごそう？他の友達はみんなそれぞれ忙しそうだし、今さら新しいグループに入るのも気が引けちゃう......。

辞めた後、先輩や後輩と気まずい

習いごとと違って、部活以外の時間にも顔を合わせることになるのが部活の仲間だよね。辞めた後の学校生活を考えると気まずいのがいやだなぁ......。

合わせて読みたい 2022年ニュース50「公立中の部活　外部委託を提言へ」

辞めたいと思うけど部活をがんばるには

辞めたいと思いつつ、やっぱりがんばろうかなという気持ちが残っている場合、どうしたらがんばれるかな？

一緒にがんばれる仲間のことだけ考える

人間関係、練習のハードさ、いろいろあるけれどキミの心を引き留めるのが「仲間」なのであれば、その仲間のことだけを考えてみよう。好きな人、一緒にがんばれる人、そんなプラスの関係のことだけを考えてみるんだ。

レギュラーになることではなく、楽しむことに重点をおく

レギュラーにはなれないことがわかってしまった、でもそのスポーツが好きというキミは、楽しむということを重視して続けてみてはどうだろう。仲間と一緒にプレーできることを楽しむ、その競技自体を楽しむ、自分の成長を楽しむ、いろいろな楽しみかたがあるはず。

練習がキツイならときどきサボってみる

どうしても練習がキツイなら、ときには休んでもいい。その種目や部活を嫌いになってしまう前に、ひと呼吸おいてみるのもいい手だよ。

部活辞めたらどうなるかも考えてみる

「辞めようかな」と思ったときは、「本当に辞めたらどうなるか」を具体的に考えてみるのも決断するときの判断材料になるはずだよ。

辞めて何をするのか、具体的に考えておく

もし辞めたら空く時間はどれくらいあって、そこで何をする？　１、２日分は考えられても1週間、1か月となると想像ができないかも？　有効な使い方を考えておくといいよ。

部活仲間と疎遠になってしまうことも

退部することで、一緒に過ごす時間も減るし、部活という共通の話題が無くなってしまうと、仲間とは疎遠（そえん）になることは覚悟をした方がいいかもしれない。

辞めて後悔しないかを深く考える

空いた時間、仲間との関係、よく考えてみて、本当に辞めても後悔しないかな。納得いくまで考えてみることをオススメするよ。

まとめ

辞めたいけど辞めたくない、なかなか決断ができないことだよね。じっくり考えて出した結論なら、きっと後悔はしないはず。あせらずにいろいろな角度から考えてみてね。

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