『朝 機嫌が悪い人の特徴と原因』
「おはよう!」と声をかけても、小さな声で「......おはよ」と返ってくるのは良い方で、返事がないことも多い友だち。2時間目が終わるころにはいつも通りの会話ができるようになっているから、きっと朝は眠くて機嫌が悪いんだと思う。でも、あの寝起きの悪さ、何とかならないものかな。
目次
寝起きが悪い人の特徴
寝起きが悪い人にはどんな特徴があるのかな。ひょっとしたら「これ、自分のこと!?」なんて思う人もいるかもしれない!?
目覚ましをかけても起きられない
まず、目覚ましをかけても起きられない。アナログな目覚ましだろうが、スマホの目覚ましだろうが、スヌーズ機能を使ったって起きられない。無理なものは無理!
疲れが取れない
どれだけ寝ても、なんだか疲れが取れない。日中もなんとなく怠いなぁ......という状態が続いていることが多い。
なかなか布団から出られない
目覚ましで起きられず、遅刻ギリギリになって何とか目を覚ましても、すぐにはベッドから出られない。ゴロゴロしているうちに、おうちの人の雷がドッカーン!というのは日常茶飯事。
集中力が続かない
日中も怠いからか、どうも集中力が続かない。「起きている」ということだけで、集中して作業を進める、グッと踏ん張って勉強する、といったことがどうにもできない。
イライラしている
眠いと誰かの冗談にも笑えない、ミスも許す余裕がない。常にイライラしている状態が続くということも。
なぜ寝起きが悪いのか
「起きた瞬間から何か食べられる」という、超寝起きの良いタイプからしたら、「ただ起きればいいじゃん?」と思うかもしれないけれど、寝起きが悪い人はどうしても起きられない。実は、寝起きの悪さには、考えられる原因がいくつかあるんだ。
運動不足
日中に体を動かす量が足りていないと、エネルギーが余ってしまってよく眠れないことがある。そうなると、ぐっすり眠れずに睡眠不足の状態になってしまう。
睡眠不足
夜更かしや眠りが浅い状態が続いて睡眠時間が足りず、睡眠不足になってしまっている、なんてことも考えられるよ。
夕食の時間が遅い
夕食を眠る直前にとっていることで、よく眠れていないという場合もある。胃に食べ物が残っている状態だとぐっすりと眠りにくいんだ。
睡眠の質が悪い
睡眠の質が悪いというのは、ぐっすりと眠れていないとか、眠りが分断されているとか、そういう状態のことだ。ちょうど良い室温になっていない、マットレスや布団が合わない、など理由はたくさん考えられる。
宵っぱりで体内時計が狂っている
夜更かしをすることを「宵っぱり」というよ。宵っぱりで体内時計が狂ってしまい、よく眠れないということも考えられるね。
朝、スッキリと起きるには
できることなら、友達に不機嫌な顔を見せるのは終わりにして、朝スッキリと起きたい。そんなときにはこんな方法を試してみるのがおすすめだ。
運動習慣をつけよう
運動不足の自覚があるなら、ぜひ運動する習慣をつけよう。歩く距離を延ばす、ランニングをしてみる、階段は常に駆け上がる......など、日常の中に運動の習慣を取り入れよう!
寝る前にコップいっぱいの水
寝る前に少し喉を潤すと眠りやすい場合があるよ。寝ている間は意外にも汗をかいているから、喉が渇いて目が覚めるなんてことも。
寝る前にストレッチなどを取り入れる
寝る前にストレッチを取り入れることで、体を緩めて眠りに入りやすくするのもおすすめだよ。体の中の「深部温度」が下がることで、人は眠いと感じるようになる。ストレッチで血行を良くすることで、熱をうまく逃がすことができるようになって、眠りやすくなるんだそうだよ。
夕食は寝る3時間前までに
食べ物の消化には3時間くらい必要だといわれているよ。だから、布団に入る3時間前までには夕飯を食べるように目指してみよう。どうしても遅い時間になってしまう場合は、消化の良いものを選ぶようにしよう。
入浴は寝る90分前までに
風呂に入ると眠たくなる?どちらかというと、目が覚めてしまう可能性が高い。だから、眠る90分前までに、ぬるめのお湯にゆっくりとつかるようにしよう。
起きたら朝日を浴びよう
いい睡眠は、良い寝起きから!朝起きたらカーテンを開けて、朝日をしっかり浴びよう。スッキリ目を覚まして、日中きちんと活動することで、夜もぐっすりと眠ることができるようになるはず。
朝機嫌が悪い人への対処法
さて、キミの周りの朝機嫌が悪い人に、ぐっすり眠るためのアドバイスを教えてあげる?それで実践してくれたら嬉しいけれど、それ以外にもいくつかの対処法を用意しておこう。
その時間はかかわらない
朝はかかわらない、距離を置いて過ごすようにするのもひとつの手。他人の不機嫌は、その人のせいであってキミが解決しなきゃならないものじゃない。だからそっとしておくのもアリだよ。
気遣う言葉をかける
どうしても気になるなら、気遣う言葉をかけてあげよう。「疲れてる?」とか「眠れてる?」などと聞いてみて、眠れていないようならアドバイスをしてあげてもいいかもしれないね。
冷静で穏やかに接する
相手の不機嫌さに惑わされるのは避けたいところ。不機嫌そうならすっとその場を離れるなど、冷静に対応しよう。くれぐれも「なんで無視するの!?」と食って掛かるようなことはしないように。
まとめ
毎朝、機嫌が悪い友だちがいると、優しいキミは気になってしまうかもしれないね。機嫌がいいときに、寝起きが良くなる方法を一緒に考えてあげると、キミのストレスも減るのかも。朝から「おはよう!」と返事をしてくれる人に変わることを夢見て......!