『デジタルデトックスのやりかた なんだか疲れてるキミに』
「ぐっすり眠れない」「うっかりミスが多い」「目が疲れている」このうちひとつでも当てはまるものがあったキミ!
ひょっとして、スマホやパソコンなどのデジタル機器を見る時間が増えていない?
学校にいる間は見ていないけれど、家に帰るとずっと片手にスマホがある......そんなときは要注意!
目次
デジタル機器の使用で脳が疲労する?
動画を観たり、SNSを見たり、デジタル機器は暇つぶしとしても、息抜きとしてもピッタリ。でも、「ちょっと一息」のつもりで見ていると脳が疲れてしまうという衝撃の事実が分かっているんだ。
脳は、「短時間で情報を判断・記憶する」「ぼんやりしながら整理する」「じっくり考える・外に出す」などの情報処理をしている。
その「整理」は、ちょっとぼんやりとしているときに行われていることが分かってきているんだ。
ところが、ぼんやりすべきときにスマホを見ると、どんどん情報をインプットしてしまい、脳が情報整理する時間がとれず「オーバーフロー脳」「脳過労」などと呼ばれる状態になってしまうんだ。
そうなると、どんな症状が出てくるんだろう?
うっかりミスを連発してしまう
「短時間で情報を判断・記憶する」という脳がオーバーフロー状態になると、うっかりミスが増えてしまうんだ。
持ち物を忘れる、約束を忘れる......それでは信頼を失ってしまう!
感情のコントロールが難しくなる
急にキレる、突然気持ちが沈む、いつもイライラしている......感情のコントロールが難しくなるといわゆる「気分屋」と呼ばれる状態になってしまうことも。
眼精疲労やストレートネックの危険
そして、ずっと画面を見つめることで目が疲れたり、スマホ首と呼ばれる「ストレートネック」という状態になったりする危険性もあるんだ。
デジタルデトックスとは
少しでも当てはまるところがあったら、早速対策を取った方がいい。
オススメは「デジタルデトックス」といって、しばらくデジタル機器を触らないようにすることだよ。
デジタルデトックスが必要な理由
「スマホは脳に良くないから、もう使わない」いやいや、急にそんなのは無理だよね。
だから、意識的にデジタル機器と距離を置く時間を作ることが必要なんだ。デジタルデトックスにはこんなメリットがあるよ!
デジタルデトックスのメリットは?
まずは体と心の健康を取り戻すことができるということ。「あ、いつもこんなに動画を観てたんだ」とか、「そんなにこまめにチェックしなくても困らないんだ」とか、自分がどれだけデジタル機器に時間を使っていたのかに気づけるかも。
デジタルデトックスのデメリットは?
もちろん、多少のデメリットはある。
友だちとすぐに連絡がとれない、話題の動画などをチェックしきれない......といったことだけど、体や心を整えるより大切な事ではないはず!
デジタルデトックスのやり方
具体的に、どうやってデジタルデトックスをするのか、やり方を紹介するよ!
デジタル機器をいつ、何時間使っているか可視化する
まずは、スマホのアプリや機能、もしくは自分でメモを取ってみて、自分がいつ、どれくらいデジタル機器を使っているのかを把握しよう。思いのほか多いか、少ないか、どっちかな?
デジタル機器は手が届かないところに
「この期間はデトックス!」と決めたら、決意が揺らがないように手の届かないところにデジタル機器を置こう。
おうちの人に見える場所、自分の部屋ではない場所がオススメ。
使わない時間を決める
「〇時から〇時」と使わない時間を決めて、それを周りに宣言しよう。自分の心の中で決めただけだと、ついつい決心が揺らいでしまうことも......。
トイレなどでのスマホの使用をやめる
いつも、いつでもスマホと一緒!というキミは、トイレやお風呂などにはスマホを持ち込まないようにしよう。
1分でも2分でも、ぼんやりする時間が作れるぞ!
スマホを使う時間で別の楽しみを見つける
いつもスマホを見ていた時間を別のことで楽しめるように、なにか新しい楽しみを見つけよう。
つねに最新情報を追う必要はないよ「ぼんやり空を眺める時間」だっていいんだ。
スマホでやっていることをアナログ化してみる
時間を確認する、メモを取る、予定を記録する、日記をつける、など、スマホを使わなくてもできることはアナログ化してみよう!
まとめ
いざデジタルデトックスを始めると、最初のうちは少しツライかもしれない。スマホを見たい、SNSをチェックしたい......という湧き出る欲望も、一度抑えられたらスッキリした気持ちで自信も持てるはず。
さあ、さっそく挑戦してみてね!