『帰宅部エースは放課後ダッシュ』

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#学校#放課後
2021.11.22
終業前にもう帰ろうとしている男子

「キーンコーンカーンコーン」
1日の授業が終わったら、さあ部活の時間!「じゃ、お先に~」さっそうと帰るアイツは「帰宅部」。部活をせずに帰って、いったいなにをしているんだ?
ひと昔前は全員が部活に繰り出していくのが当たり前だったけれど、最近はそんなシーンが良く見かけられるようになっているらしい。部活エンジョイタイプからすると謎の多い「帰宅部」について考えてみたよ!



どの部にも入らず帰宅する「帰宅部」


「帰宅部」といっても実際にそういう名前の部があるわけではない。数十年前から、部活に入らず帰宅するからあだ名のように「帰宅部」と呼ばれるようになったんだそうだ。
そしてどうやら「帰宅部」には大きく分けて2つのタイプが存在するみたい。
タイプ1:放課後の時間は自由にさせてくれ帰宅部
タイプ2:学校外でやりたいことがあるんだ帰宅部
キミの学校や周りの帰宅部員はどっちのタイプ?もちろん、人によって事情は様々だからこの2つには当てはまらないタイプもあるかもしれない。



「帰宅部」な理由


部活動を実施している中学校では、最低でも平日1日、土日1日、と週に2日は休みにするように、というガイドラインが存在していて、中学校の運動部では約8割がそれを守っているという結果が出ていて、平日3,4日、土日のどちらかも活動がある学校が多いみたい。(スポーツ庁平成29年度運動部活動等に関する実態調査 報告書より)
ほぼ、授業と同じくらいのペースで部活動が行われている中で、どうしてあえて「帰宅部」になったのか、さっき紹介したタイプ別に理由を探ってみたよ!
タイプ1:放課後の時間は自由にさせてくれ帰宅部
理由:「学校外の友人と過ごしたいから」「家庭や地域での役割があるから」「自由にゆっくり過ごしたいから」...などなど。
やることややるべきことが日によって違うから、練習参加がほぼ必須の部活には所属できないというタイプ。
中学生にもいろいろ事情があって、毎日部活に時間を使うことなどできません!放課後くらい自由に時間を使いたい!...それもそうだ。至極まっとうな意見だと思うよ。
タイプ2:学校外でやりたいことがあるんだ帰宅部
理由:「外部のクラブチームの活動に参加したい」「習い事に時間を使いたい」「勉強に時間を使いたい」...など具体的にやることがあるのがこのタイプ。
最近では幼稚園や小学校などから地域のクラブチームでスポーツに打ち込んでいるという人も少なくないし、習い事でプロを目指しているっていう人もいる。
だから、中学に入っても学校外での活動をメインに続けたい...という人が最近は多いみたいだ。



全員部活の学校では


ただ、学校によっては全員が部活に入ること、とルールで決められているところもあるよね。
中学校では約30%の学校が「全員が所属し、活動も原則参加する」方針を取っているようだ。(スポーツ庁平成29年度運動部活動等に関する実態調査 報告書より)
そういう場合は「実質帰宅部」となっている部が存在することもあるみたい。
例えば地域のクラブチームに所属していたりすると、中学校に入学して部活選択をするときに、同じクラブチームの先輩たちから「この部は帰宅部だから」など、情報が回ってくることが多いらしい。
だから、例えばサッカー経験者は学校外のクラブチームに所属して、学校のサッカー部は初心者メイン...っていう状況も起こりえるとか。



部活は楽しいと思う人のもの もちろんそれ以外の楽しみもある


人にはそれぞれ「楽しい」と感じることがあるし、その時に打ち込みたいものはバラバラで当然だ。
入部した部活が「超楽しい」という人もいれば、そうじゃない人がいてもそれが当たり前。
学校の内外にこだわらず、みんなそれぞれが活躍できる・好きと思えるものがあったほうが、学校生活も楽しいんじゃないかな?
勉強でも、部活でも、趣味でも、なんでもいいから「これをやっているときはちょっと幸せ」「時間を忘れる」と思えるものを、キミも探してみてね!

帰宅部に興味を持ったキミにぴったりな仕事
自分でなにかを作ることが好き、ひとりで黙々と作業することが好き、というキミは「フィギュア原型師」を調べてみよう。
地道な作業を毎日コツコツと繰り返すことが好きであれば「和裁士」もピッタリかもしれない!自分だけの魅力を追求していく仕事ともいえる「俳優」も魅力的かも。

どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!


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2021.11.22

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