『松丸奨の給食たべまSHOW!
第5話「伝統食を取り入れた給食」』

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タグ : 
#学校#将来
2024.01.20
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小学校の給食づくりの現場で管理栄養士として働く松丸奨さんが、給食を通してSDGsについてお話してくれるシリーズの第5話だよ!
第4話は「昔の給食からメニューはどう変わった?」だったね。見てくれたかな?

今回は伝統食を取り入れた給食について紹介するよ。
それじゃあさっそく動画を見てみよう!




松丸さんのお話、どうだったかな?
学校給食では、さまざまなその地域の伝統食を工夫して取り入れているんだね。

伝統食を取り入れた給食の意義と効果

日本では、地域によって気候風土が違うため、全国各地に豊作と安泰を願い伝えられてきた年中行事と、それにまつわる伝統食があるんだ。
そんな伝統食を取り入れている給食のおかげで、地元の文化や伝統を学ぶことができるんだよ!

伝統食を取り入れた給食の役割

その土地の気候・風土に適した農作物、畜産物、魚介類などは、旬の時期に大量に収穫されるため、保存食としても発達し、それにより地元産業も活性化させられるんだよ。
さらに伝統食は、栄養価も抜群。バランスのとれた食事もできちゃうんだ。

健康促進への貢献

健康促進って大事だよね。伝統食を取り入れた給食はちゃんとその役割を担っているんだよ。
栄養価が高いものが多く、食べることで健康にもなれちゃうよ!

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日本の伝統食を取り入れた給食の取り組みと事例

次に、具体的に伝統食を取り入れた給食の例を見ていこう!
日本では、年中行事を生かして、その季節やその日にまつわる伝統食を給食として出すことが多いよ。

さまざまな日本の伝統食を取り入れた給食

日本全国には、数多くの伝統食があるよ。
今回はその中から、給食として楽しまれているものをいくつか紹介していくよ!
栃木県...しもつかれ
滋賀県...赤こんにゃく寿司
山形県...芋煮
青森県...けの汁
高知県...かつおめし
ほかの都道府県の人にとっては、めずらしいメニューが多くあるね。
「赤こんにゃくってなに!」って感じた人もいるかもしれないね。
その地域の伝統を守っていくためにも、給食として提供していくことにはとっても意味があるんだ。

年中行事にまつわる日本全国の伝統食を取り入れた給食

年中行事は、2月の節分や、3月の桃の節句、5月の端午の節句、7月の七夕、9月のお彼岸やお月見、11月の七五三、12月の冬至などさまざまあるよね。
これらの行事に合わせて、給食でもメニューを変更しようと努力しているんだ。
少しだけ紹介するよ。
2月...節分で豆やイワシ料理
3月...ぼたもち、おはぎ、ちらし寿司
5月...ちまき、かしわもち
7月...そうめん 
9月...栗ご飯、月見だんご、おはぎ
12月...ゆず、かぼちゃ

このように、時期に合わせたメニューを給食で提供しているんだよ。
(地域によっても少しずつちがうんだ。くわしくは松丸さんの動画で紹介しているよ。)

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伝統食を取り入れた給食と教育

みんなに伝統食を取り入れた給食を深く理解してもらうために、「伝統食と文化の関係を語る授業」をしている学校もあるよ。
食べ物はその土地の歴史や文化がつまっているから、たくさんの学びがあるんだ。

伝統食を取り入れた給食とSDGs

伝統食は地産地消につながるので、SDGs(持続可能な開発目標)にもつながっているんだ。
地元の産業を応援することで、「地域社会と産業の振興」に貢献してるし、給食で健康的な食生活を提供することで、「良い健康と幸福」にも貢献しているんだよ。

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まとめ

どうだったかな?
自分の地域には、どんな伝統食があり、それはどんな経緯で始まったのかを調べてみるのもおもしろいよ!
もっと地元のことが大好きになれるかも!
もちろん、自分の地元に限らず、給食を通して日本各地に伝わる食文化を知り、味わうこともとっても意味がある。
SDGsを難しいことと考えず、普段の給食を通して、もっと身近なものとしてとらえていこう!

松丸奨
1983年千葉県生まれ。東京都の小学校に勤める現役の管理栄養士、栄養教諭。2013年、実際に提供されている給食の美味しさなどを競う「全国学校給食甲子園」(第8回・応募数2266枚)で、激戦を戦い抜き男性栄養士として初めて優勝。フジテレビ系ドラマ「Chef〜三ツ星の給食~」(2016年)で給食の監修・調理指導を担当。 全国各地での講演を行い、2017年より台湾、フィリピンなどの貧困地域での食育指導を行う。メディア出演多数。 著書に、「日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100』(光文社)「給食が教えてくれたこと 「最高の献立」を作る、ぼくは学校栄養士」(くもん出版)など。


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2024.01.20

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