『加藤アカツキさん( イラストレーター)に聞く キャラの作り方』

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おしごと/先輩
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#将来
2021.11.01
チャレ友のあいだで人気の職業といえば「イラストレーター」。
ひょっとしたらきみも、将来は人気絵師に・・なんて野望を抱いているかもしれないね。
そこで今日は、進研ゼミの先生キャラクターのデザインでご存知、加藤アカツキさんにインタビュー! イラストの制作過程についてお話をうかがってきたよ! さっそく観てみよう!

イラストレーター 加藤アカツキさん




加藤 アカツキ先生の経歴


加藤 アカツキさんは、明治大学理工学部を卒業後、アミューズメントメディア総合学院に進学。
2005年に『心霊探偵八雲』(著:神永学、文芸社)のカバーイラストでデビューしたんだ。
中学時代は剣道部に所属。イラストに興味を持ち始めたのは中学2年生のころで、村田蓮爾さんによる雑誌のイラストがきっかけだそうだよ。
大学時代は絵を描くことに没頭していたとのこと。
現在はアミューズメントメディア総合学院と京都精華大学では講師を務められているんだ。


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ではイラストレーターの仕事を紹介しよう。 イラストレーターの仕事内容については近年多様化してきており、ここに書かれた以外の領域や仕事のしかたも広がっている。まずは参考に読んでもらい、次に自分で調べていくのが良いのではないかな?

イラストレーター

イラストレーターの仕事 注文どおりのイラストをつくります


雑誌やポスター、広告、本のさし絵、ゲームなどのイラストを描(か)くのが主な仕事です。
自分の感性を大切にしながらも、注文した人の希望に合うイラストをつくります。はじめに注文内容をよく確認し、下書きの段階で再びイメージに合っているか確認を取って、着色するなどしてイラストを完成させます。
得意な絵のかき方があるなどの個性や魅力があったり、さまざまな注文に対応できる表現力があったりすると、仕事を得るときのアピールポイントになります。

イラストレーターはほとんどの時間を机に向かって絵を描(か)くことに使う


学校を卒業してゲーム会社や広告制作会社、広告代理店、デザイン事務所などに就職するのが一般的(いっぱんてき)。
経験や実績を積みながら、多くの人や企業(きぎょう)の担当者に自分のイラストを見てもらうことで、力をみがいていきます。
実力のある人は独立してフリーランス(※1)として働いています。
フリーランスの場合、注文があるごとにイラストの料金を決定し、イラストを納品すると約束した金額の支払いを受けることができます。
料金は注文する会社から提示されることもあれば、イラストレーターから希望する金額を提示することもあります。ポスターや書籍(しょせき)の表紙などで活やくする売れっ子イラストレーターになると、高額な支払いを手にすることもあります。
好きなことを仕事にできる一方、しめ切りに合わせて働くスタイルとなるため、いそがしいときは昼夜を問わず机に向かって絵をかいています。
※1 特定の会社や組織に所属せずに働く、個人事業主のこと。

イラストレーターのやりがいは


いうまでもありませんが、イラストレーターになりたい人は絵を描くことが大好きなはずです。
ですから自分の描いた絵が多くの人の目に触れることは、大きなやりがいだと思います。自分が手がけたイラストがさし絵となった雑誌や書籍が書店に並んだり、ゲームのパッケージになったり、キャラクターとしてアニメになったりしたらこんなにうれしいことはありませんよね。
また会社員ではなく、フリーランスとして働く場合は、柔軟(じゅうなん)に仕事を続けていけることも魅力と感じる人もいます。

イラストレーターはどんな人に向いているの?絵が好き、絵を描(か)く技術が大切


絵が好きで、絵をかき続けることが苦にならない人が向いています。
絵を描(か)く技術があればだれでもなれる仕事ですが、相手の要望を理解して誠実に対応し、相手が喜ぶイラストに仕上げられる力が求められます。ときにはかき直すこともあり、根気も必要です。
「あなたにお願いしたい」と言ってもらえるような個性やセンス、アイディアをみがく努力も大切です。
・高い描写(びょうしゃ)力
また、イラストレーターは依頼(いらい)に応じて絵を描きます。自分の好きな絵を描いているわけではありません。ですから、相手の求めているものを理解し、表現する力が大切です。
・オリジナリティー
だれかの絵を模写しただけのような中途半端(ちゅうとはんぱ)にうまい絵よりも、自分にしかないアイディアや個性が大切です。
自分のオリジナリティーは余人をもって代えがたいものです。それこそが武器です。
自分のスタイルをうまく表現できればイラストレーターになれる確率は高まります。
・コミュニケーション能力
くりかえしますが、イラストレーターは依頼に沿って絵を描いていきます。そのためには企画を理解し、自分の中で組み立て直し、表現する能力が必要です。



キャラクターデザイナー

ゲームやアニメ、広告などのキャラクターを作り出す仕事


・依頼主の要望に合わせながらオリジナルのキャラクターをデザインしている
キャラクターデザイナーは、アニメやゲーム、文房具、企業広告のイメージキャラクター、LINEスタンプ......などに登場するキャラクターをデザインする仕事です。
例えばゲームやアニメのキャラクターをデザインする人なら、プロデューサーや脚本家などと話し合いながら、作品の世界観にぴったりの髪型や衣装をデザインしたり、一からオリジナルのキャラクターをデザインしたりしています。
企業広告や商品のキャラクターなどをデザインする人は、その企業が表現したいイメージや商品を買う人たちの年代層や好みなどを考慮しながらキャラクターを考えます。
そして制作を指揮するアートディレクターや依頼主の意見を取り入れつつデザインを完成させていきます。
・キャラクターデザイナーのやりがいは手がけたキャラクターの人気が出ること
キャラクターデザイナーにとって、自分がデザインしたキャラクターが世に出て多くの人に愛されることほど嬉しいことはないでしょう。
キャラクターの人気が高まれば、関連のグッズが商品化されたり、新たなシリーズが生まれたりするなど、さらに大きな仕事に発展していく可能性もあります。

キャラクターデザイナーは独立する人も多い


キャラクターデザイナーは会社に勤めている人も多いですが、その後独立する人も多い仕事です。就職先は、アニメプロダクションやゲーム会社、デザイン事務所、玩具メーカー、広告代理店などが一般的です。

キャラクターデザイナーで有名なキャラを生み出すにはどんな適性が必要?


キャラクターデザイナーは絵を描くことが大好きでデッサン力など絵の技術があることが前提です。
しかしそれ以上に大事なのが「オリジナリティのある新しいキャラクター」を生み出せる発想力。
日頃から発想力や感性を磨き、斬新なキャラクターを自分の手で生み出すことに面白さを感じられる人が、キャラクターデザイナーに向いているといえるでしょう。
・協調性やコミュニケーション力、熱意がある人
またキャラクターデザイナーは、監督やディレクターなど他のスタッフと協力しながら仕事をしています。
ときには自分のアイデアが採用されないこともあります。そんな時でも周囲の意見を聞きながら良いものは積極的に取り入れ、キャラクターのクオリティを高めていける人は、視野も活躍の場も広がっていくでしょう。

今後も斬新なキャラクターが求められる


国内だけでなく海外でも近年はモバイルゲームやソーシャルゲームの人気は高まっており、斬新なキャラクターが次々と求められています。
また日本のアニメは海外で評価が高く活躍が期待されています。
さらにSNSやWEB広告に使われるイメージキャラクターなどの需要も今後ますます増えていくと予想されます。


どうだったかな? 
まだまだたくさんキミの知らない職業があるはず。気になったら「ミライ科」で調べてみよう!

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2021.11.01

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