『2学期 中間テスト 中1・中2・中3 学年別攻略法』

ミライ科
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#学校#学習法
2024.09.20

夏休みも終わって、学校も日常モードになるころだよね。
まずは学校のある生活に体を慣らしていけるよう、リズムを整えて...とのんびりいきたいところだけど、あっという間にやってくるのが2学期の中間テスト。
2期制の人は、前期の期末テストが9月にあるという学校も多いよね。
夏休みモードからしっかり切り替えて準備していこう!
NG対策もお伝えするよ!

2学期テスト対策のキーワードは「まだ間に合う!」

新しいクラスや生活スタイルに慣れるのにせいいっぱいだった1学期にくらべて、2学期は学校生活にもだいぶ慣れてきているよね。
定期テストも初めてではないから、1学期の反省点をいかすことができる。
1学期、思うような結果が出なかったというキミも、ここで巻き返しが可能だ!
ここで自分なりの定期テスト対策がしっかりできれば、テスト範囲の広くなる学年末テストにもいい形でつながっていくよ。

2学期の定期テストが重要なワケ

2学期は、1年間のちょうど中間地点。
学習内容も本格化し、重要単元を学習することも多い。
だからここで、学習内容がきちんと理解できているかを確認することはとても大切なんだ。
よく理解できていないところがある場合は、ここで確認をしておくことで、2学期後半の学習にもつながっていく。
2学期の定期テストをうまく活用して、自分の得意や不得意を確認し、あいまいなところを残さないようにしよう。
また、3年生の場合は高校入試に直結する重要な時期でもある。
いろんな意味で、2学期の定期テスト対策にしっかり取り組むことは重要なんだ。

内申点の巻き返しにも2学期はキモ

高校入試に影響する内申点は、学年末に決まってくる。
内申点ってナニ? という人は、高校入試情報サイトの記事を見てみてね。
内申書(調査書)・内申点とは?高校受験のプロが解説!|進研ゼミ 高校入試情報サイト (benesse.ne.jp)
1学期の定期テストの結果がイマイチだった...という場合も、2学期は巻き返しのチャンス。
1学期にくらべて、2学期の成績が伸びていれば、それはキミが努力したということ。
これをきっかけに、満足いく学年にできるよう、努力を続けるやる気も出てくるよね。

2学期だからこそできる対策を

1学期の定期テストを経験して、準備の流れや勉強のしかたについてわかったという人や、自分なりのやりかたが見えてきた、という人もいるんじゃないかな。
1学期のテスト対策をふり返って、こうすればよかったな、と思うことがある場合は、2学期にそれを試してみよう。
2学期の定期テスト対策がうまくいけば、3学期の学年末テストの準備にも役立てることができる。
新生活に慣れることで一生懸命だった1学期にくらべて、2学期は落ち着いて勉強する時間も取りやすいはず。
部活や学校行事の準備などもふまえて、自分の生活ペースの中で毎日学習できる時間を作り、少しずつ準備をしていこう。

生活リズムを整えて学習習慣を立て直す

落ち着いて毎日少しずつ勉強していくためには、やはり生活リズムが大切。
2学期は学校行事がある場合も多く、忙しくなってくる。
今のうちに生活リズムを整えて、毎日の勉強時間が確保できるよう、ペースを作っていこう。

夏休み気分からの脱却

楽しかった夏休み、それはキミのいい経験になったはず。
夏休みの体験で、なにか将来のヒントや、勉強をがんばりたいと思うきっかけを感じた人もいるかもしれない。
もしかしたら、休みにもあきて、早く学校に行きたかったって人もいるかな?
いずれにしても、お休みはもう終わり。
勉強面でも生活面でも、2学期にどんなことをがんばってみたいか、目標を立ててみよう。
しっかり休んだ後だからこそ、やりたいことを考えてみると、何だか気持ちがワクワクしてこない?

部活と学習時間の両立

2学期は部活も本格化してくる時期。
大会やコンクールがあるという人や、文化祭などで発表の場があるという人もいるんじゃないかな。
部活と勉強の両立は、中学生にとって永遠のテーマ。
でもその2つを充実させることが、中学生活を思いきり楽しむことにもつながるよね。
この両立問題には、部活のスケジュールを考えて、1日にどれくらい学習時間が取れるか、勉強に取り組みやすいタイミングはいつか、など考えてみることが大切。
学習時間が足りない場合は、部活のない日や週末に長く時間をとるなど、ペースをつかめてきた2学期だからこそ、工夫してみよう。
テスト前になってあわてるのではなく、2学期こそは早めに学習時間の見通しを立てて、計画的にいこう!

効果的な勉強環境を整える

学校が始まると、朝早くから夕方まであわただしく過ごすことが多いよね。
忙しい毎日の中で、少しでも効率よく行動するには、動きやすい環境を整えることも大切だ。
たとえば、机や本棚(ほんだな)のまわりは整理されているかな?
よけいなものがたくさんあって勉強道具が見つけられなかったり、ノートやプリント類が整理されないままになっていたりしないかな?
必要なものがさっと手に取れるよう、不要なものを処分したり、教材やプリントを教科ごとに整理したりと、学習に向かいやすい環境を整えておくことも、重要なテスト対策だ。

睡眠時間の確保

がんばりたいことがたくさんあるからって、睡眠時間を削るのはNG!
しっかり睡眠がとれていないと、昼間の集中力が低下して、授業に集中できなかったり、思わぬところでケガやトラブルにつながったりと、本末転倒になりかねない。
とくに、じゅうぶんな睡眠時間を取って、授業に集中することで、テスト対策のときの復習の時間を短縮することもできる。
睡眠時間、睡眠の質ともにしっかりと確保できるよう、夕食と入浴の時間などをしっかり決めて、規則正しい生活をすることをこころがけよう。

定期テスト対策の基本を見直す

ここで、定期テスト対策について大切なことをあらためて考えてみよう。
定期テスト対策は、「何をやるか」ももちろん大事だけれど、「どうやるか」も同じくらい大切。
自分の勉強ペースややりかたをつかんでおくことは、これから先の中学生活、その先の高校生活でも絶対役立つよ。

テスト前の計画と準備

定期テスト対策は、なにはともあれ計画からスタート!
テストの日までに、テスト範囲の勉強を終えられるように計画を考えよう。
もちろん宿題や提出物などの課題をやることもふくめて計画を立てることが大切。
テスト範囲はまだ発表されていないかもしれないけれど、前回の定期テストの後に習ったところから範囲になるのはまず確実。
それをふまえて、ざっくりとした計画を早めに立てておくと、いざ範囲が発表されたときに、イチから考えなくても、計画の微調整ですむ。
急な予定の変更にも対応できるよう、予備日や予備時間を作っておくのもおすすめだ。

ワークや課題の整理は「今」やる!

ワークや課題、授業で配られたプリントなど、やるべき教材の準備も重要になってくる。
直前になって、プリントがないとか、ワークはどれをやればいいんだっけ、なんて迷うことのないよう、ワークや課題は今すぐ整理しよう!
夏休み明けは学校からもいろいろなプリントが配られて、整理するモノが増える可能性もある。
これまでに使ったものはわかるように教科ごと、単元ごとなどに整理して、テスト期間中にあわてないよう、手をつけられるところから手をつけておこう。

忙しい2学期のNG対策法 これだけはやるな!

●新しい問題集を買う
書店やインターネットを見ると、とてもたくさんの問題集が売られているよね。
タイトルにひかれて、ついつい買いたくなってしまうかもしれないけど、ちょっと待って。
前のテスト期間中、ワークや課題に追われてしまったなんてことはなかったかな?
まずは手もとにあるワークや課題をしっかりやろう。
もちろん、そんなのパパッとできちゃったよ、という人は、新しい問題集にチャレンジして、学習の幅を広げるのもいいね。

●ノート作りに集中しすぎる
きれいなノートは見やすいし、作ると達成感もある。
でも、ノートを作ることに注力しすぎてしまうと、それ自体が目的になってしまうことも。
内容を理解したり、覚えたりするためにノートに書くのはいいと思うけど、まとめることを目的にしてノート作りに集中しすぎてしまわないように気をつけて。

●睡眠時間を削る
睡眠時間は、キミの健康のためにも必ず確保してほしい。
できれば毎日7時間〜8時間、質のいい睡眠をとってほしい。
よく眠れていると集中力も上がり、短時間でも効率よく勉強できるよ。

●全範囲の復習にこだわる
全教科のテスト範囲をすべてくまなく復習するには時間がかかる。
ふだん授業にしっかり取り組んでいるなら、テスト勉強では、苦手なところをなくすことが大切だ。
テスト範囲の頭からていねいに復習していって時間をかけすぎてしまうと、最後まで終わらなかったり、肝心(かんじん)な苦手分野に手が回らなかったりしてしまう。
はじめに範囲の全体をざっと見て、どこに時間をかけるか考えるなど、中学生スタイルの効率的なテスト対策を身につけていこう。

学年別 2学期中間テスト対策

2学期の中間テストに向けて、何となく心構えはできてきたかな?
テスト対策の基本は同じだけれど、学年によっては力の入れどころや大切なポイントがある。
ここからは、中1・中2・中3の学年別に、2学期のテストで大切にしたいポイントを教えちゃうよ。

中1

中1のキミは、自分なりの定期テストの勉強のやりかたを身につけはじめているところだよね。
1学期に初めて中間テストや期末テストを経験してみてどうだったか、よく思い出してみて。
時間が足りなかった、教科ごとにかける時間のバランスが悪くなってしまった、授業で配られたプリントの整理をちゃんとしておけばよかった、など、反省点はあったかな?
2学期の中間テストに向けての勉強では、ぜひ1学期のテスト勉強の反省点を改善できるようにしてみよう。
こうやって、自分なりのテスト対策のやり方を中1のうちに見つけておくと、中2、中3と学習内容が難しくなっていっても、対応しやすくなるんだ。

中2

中2になると、中1のときよりもさらに学習内容が難しくなっていく。
さらには、部活や学校行事などでも役割が増えるなどして、学校生活もより忙しくなってくると思う。
だから、しっかり計画を立てて、効率よくテスト勉強をしていく方法を見つけることが大切だ。
中1の同じ時期のテスト対策でうまくいったこと、うまくいかなかったことを洗い出して、忙しい2学期ならではの計画を立てて実践してみよう。
また、中2になって、中1のときの定期テストとなにか変わったと思うところはあったかな?
こういった経験をふまえて、自分なりのテスト対策方法を確立していくのが中2生の重要ポイントだ。

中3

中3のキミは、いよいよ高校入試を意識してくるころだよね。
定期テスト対策と同時に、高校入試のための受験対策も必要になってくる。
この時期、定期テスト対策と受験勉強のどちらを優先させるか? というのは、受験生の大きな悩み。
でもテスト期間中は、テスト対策に集中するのがオススメ。
なぜなら、このテスト範囲は、入試の範囲でもある。
今の学習内容をしっかり身につけることは、受験対策にもなるんだ。
そしてなにより、中3の2学期の成績は、内申点に大きく影響する。
受験対策に直結することを意識しながらテスト対策をすすめていくことが、中3生の重要ポイントだよ。

まとめ

2学期の中間テストが大切な理由、わかったかな?
1年間の折り返し地点で、学習に苦手やあやふやなところを残さないように学習しておこう。
年度の後半は、教科数の増える期末テストや、範囲の広くなる学年末テスト、そして中3には高校入試につながっていく。
中学生にとって、勉強やテストをどう乗り越えていくかは、大きなテーマだよね。
自分なりのテスト勉強のやりかたを身につけて、充実した中学生活にしていこう。
応援しているよ!

勉強のプロといえば塾講師。テスト対策を学年別に極めたい! というキミは、塾講師という仕事に向いているかも?

生徒一人ひとりの能力に合わせて学習指導する

 学習塾には、受験を目指した指導をする進学塾と、学校での授業の予習・復習をする補習塾があります。
学習する意欲の高い生徒から、学校の授業についていけないために通っている生徒まで、さまざまです。
塾講師は、生徒一人ひとりの能力に合わせ、学校とはちがった、少人数制や個別指導といった特徴のある指導を行っているところもあります。
進学塾の場合、学年や学力などを考えて指導しやすいクラスをつくり、生徒一人ひとりに合った対策を立て、学力アップを図ります。

学習塾や補習塾で働く

 塾講師は、学習塾や補習塾に所属して働きます。
その塾専任で働いたり、時間を受けもって働くこともあります。
生徒の数が多く進学競争もはげしい都市部では、塾講師の募集も多い傾向が見られます。
そのぶん、講師を希望する人も多く、能力が問われることになります。
少子高齢化が進んで生徒の数が減っていることから、塾の間の競争もはげしくなっています。
そのため、塾の経営者は、少しでも優秀な講師を集めることにいっそう力を入れていくと考えられます。

なぜ学年別の攻略法があるのか、さまざまなことを考慮して分析してみたいと思ったキミは、新聞記者という職業について知ってみては?

地域で起こったできごとから世界のニュースまで

新聞記者は新聞社の編集局に勤め、日々のさまざまなできごとを記事にして伝える仕事です。
編集局には政治、経済、社会、生活情報、文化、運動などの部門があり、地域で起こった日々のできごとから世界のニュースまで、さまざまなことを記事にします。
新聞記者には、直接現場で取材し原稿を書く取材記者、一枚の写真からできごとを表現する写真記者、ニュースの価値を判断しレイアウトを決める整理記者、記事に誤りがないか確認する校えつ記者など、さまざまな担当がいます。

新聞だけでなく新たなメディアの可能性も

新聞の新人記者は支局に配属され、地域の事件や裁判、選挙などの取材から仕事を始めます。
数年かけて一通りの仕事を経験すると、本社や支社に転勤して専門的な部門の仕事をすることが多いです。
事件が起きれば昼夜に関係なく取材に行ったり、大きな記事のしめ切り直前には会社にとまりこんだりするなど、勤務時間が不規則になる仕事の代表。
体力や気力が必要です。 しかし自分の記事が新聞にのり、読者や社内からの反響があると大きなやりがいを感じられます。
昨今は新聞社もウェブでの記事配信にも力を入れており、記者として記事を制作する能力はさまざまなところで生かすことができる可能性があります

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