『サンデーとは？ パフェの日に考えてみる』
目次
「〇〇の日」ってたくさんあるけれど、 6月28日 は「パフェの日」。
いったい、どういう理由で選ばれたのか、どんなルーツがあるのか、気になるよね？
パフェの日は野球にルーツ
6月28日 のパフェの日、じつはパフェとはまったく関係がなさそうに思われる野球にルーツがあるんだ。
「パフェの日」は初めてパフェが発売された日 ではない
「え、野球場でパフェが発売された日とか？」
そう思うよね。でも残念、ちがうんだな。
日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム
パフェの日のルーツとなっている事件が起きたのは、1950年6月28日 のこと。
この日に行われたプロ野球の試合で、プロ野球史上初の「パーフェクトゲーム」が達成された日なんだ！
パーフェクトゲームというのは、野球の試合で1人の投手が1試合をすべて投げ切り、安打・得点を与えず、かつひとりも走者を出さずに勝った試合のこと。
「完全試合」ともいうよ。
パフェは「パーフェクト」の意味
アイスにフルーツ、生クリームにコーンフレーク、ジャムやゼリーなんかも入ったりする、甘い物好きにとってまさにパーフェクトなデザートが、パフェ。
パフェの語源はフランス語の「パルフェ＝パーフェクト」だといわれているんだ。
そう、もうわかったかな？
野球でパーフェクトゲームが初達成された日が、パフェの日になったんだ。
サンデーとパフェの違い アラモードってなにさ？
パフェと並んで、甘い物好きの心をくすぐるデザートと言えば、サンデー、アラモード。その違いはいったいどこにあるのかな？
パフェはフランス語由来
まず、語源となった国がちがうよ。
パフェはさっき紹介したようにフランス語を元にしている。
でも、フランスの「パルフェ」は、日本で食べられるようなパフェではなく、卵と生クリームを使ったアイスクリームのようなデザートのことらしい。
サンデーはアメリカ生まれ
サンデーの出身はアメリカ。
チョコレートをかけて売り出したアイスクリームがあまり売れず、限定感を出すために日曜（サンデー）限定にしたら売れたのが元だとか、牧師さんが日曜礼拝のあとに食べたものが元だとか、諸説あるらしい。
どちらの語源も「日曜日」が関係しているけれど、サンデーは「Sandae」と書くから注意！
パフェとサンデーの違いは、グラスの形と中身の量。パフェは細長いグラスに入れられていて、たくさんの層が重なっているんだ。
いっぽう、サンデーは低くて丸いグラスに入っていて、層が少なめ。
また、パフェは量も多く、サンデーは量が少なめなんだ。
アラモードとは？
最後のアラモードはなにかな？
一般的には、洋菓子に、アイスクリーム、生クリーム、果物などをそえたものだとされているけれど、パフェとはなにがちがうのか？
と言われるとその区別はあいまいで、容器の形がちがうとも、中身がちがうとも言われるみたい。
アイスクリームが売れる気温
最近では、季節問わず食べられるアイスクリーム。
いちばん売れるのは「夏でしょ！」と思うよね。
でも、もっと細かく見ていくと、「暑ければ暑いほど売れる！」というわけでもないそうだ。
22−23度で売れるようになる
アイスクリームが売れるのは、気温が22～23度を超える、ゴールデンウィークあたりから。そして、夏本番向けて気温がグングン上がり始めていき、30度を超えると......？
【30度を超えるとかき氷が売れるようになる
暑ければ暑いほど売れるかとおもいきや、30度を超えると売り上げはかき氷などの、シャリッとさっぱりしたものに切り替わってしまうんだ。
確かに、夏の暑い日、部活後には、まったりと甘いアイスクリームよりも、シャリッと氷を食べたくなるかも！？
一人当たりの消費量が多いのは
1世帯当たり、アイスクリームをどれくらい買ったのかを調べた調査によると、いちばん多いのは７，８月。
この時期の売り上げが、1年間の売り上げの約３割を占めているというから、この時期にどれくらい売れるのかはとても重要なんだよね。
日本人が初めてアイスクリームを食べたのは
夏のおやつの定番、アイスクリームの無い夏なんて考えられない！そんなアイスクリームが日本で初めて食べられたのはいつ頃だろう？
1860年日米修好通商条約批准の晩餐会（ばんさんかい）
歴史に残る、初のアイスクリームについて「誠に美味なり」と書いているのは、江戸幕府の使節団のひとり。
1860年に、日米修好通商条約批准（ひじゅん）のために船でアメリカにわたる際、船上での晩餐会で出されたそうだ。
1869年 横浜 馬車道に初の販売店
初めてお店で売られたのは、その９年後の1869年。
アメリカから伝わった方法で、シャーベットのようなアイスクリーム「アイスクリン」を、横浜・馬車道通りで売り始めたのが最初だといわれているよ。
まとめ
今では、アイスクリーム単体はもちろん、パフェにサンデーにアラモード、とさまざまなスタイルで楽しむことができるよね。
６月28日 のパフェの日には、ちょっと歴史に思いをはせてみながら、ゆったりと味わってみるのもいいかもしれないね。
「おしごと事典」を見てみよう！
サンデーとは？パフェの日に興味を持ったキミにぴったりな仕事 まさに完ぺきなパフェを自分で作ってみたい！と思ったキミは「パティシエ」について調べてみよう。 パフェに限らず、食事全般に興味があるのなら「調理師」が向いているかもしれないよ。 アイスクリームが売れるタイミングを考えたり、たくさん売るためのアイデアを練ったりするのがおもしろそうと思ったら「スーパー・コンビニ店長」が向いているかもしれないよ。
どんな仕事かな？と思ったら「おしごと事典」を見てみてね！
『季節の行事』のこの記事もあわせて読む！
京都の修学旅行 動画でイメージしよう！
同級生と大成功する 体育祭はこう楽しむ！
