『綱引きのコツ 必勝法!』
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- 2024.05.17
体育祭などのイベントで年に1回くらいやるのが綱引き! 走らなくていいし、目立たないし、痛くないし......と、運動が得意ではない人にとっては、救世主的な種目ともいえる綱引き。じつは正真正銘のスポーツ種目で、きちんと作戦を立てたら勝てる可能性がぐんと上がる競技だということ、知っている?
目次
綱引きのチームはこう作る
レースに本気になるクラスはあっても、綱引きに本気になるところは少ないかもしれないよね。でも、ひとつの競技でも優勝できれば、ゲットできるポイントは大きい。綱引きはねらい目の種目かもしれないよ。勝利をねらうのなら、まず大切なのはチーム作りだ。
体重の合計を大きくする
やっぱり、体重は重いほうが有利な種目だ。対戦チームが同じ技術レベルだとしたら、勝つのは重いほう。
でも、実際は同じ技術レベルなどということはないから、できるだけ重いメンバーを集めたうえで、チームワークを磨いたほうがいい。
滑りにくい靴を履く
メンバーが決まったら、次は道具だよ。
靴をはいて競技をする場合、靴は滑りにくいものを選ぶべし。
会場が砂なのか、アスファルトなのか、芝生なのか、によって変わってくるから、なるべく滑りづらい靴を選ぼう。
並びかた
並びかたにもいろいろなコツがあるよ。これを読んで、順番についてもじっくり考えてみよう!
背の高い順に並び、ロープの高さをそろえる
並びかたは、ついつい背の順にしがちだけどそうではない。
中心から、背の高い順に並ぶのがコツだ。そして、前後での身長差がなるべく少なくなるようにしよう。
右利きの人は左 左利きの人は右に
ロープをグッと握るために、基本的には右利きの人はロープの左に、左利きの人はロープの右に立つといいよ。
ただし、必ずしも利き手と握りやすさはこの通りではないから、持ちづらいと思ったら位置を変更したらいい。
ただし、左右どちらにも立つ人がいて、あるゾーンはみんなが左側、次はみんなが右側......となると、ロープがくねってしまうことも。そういう場合は、左の人、右の人、交互に並ぶのがおすすめだよ。
ロープが真っ直ぐになるように等間隔でならぶ
ロープがクネッと曲がると力がばらついてしまう。
だから真っ直ぐ引っ張れるように、等間隔でならぼう。前後の間隔は1.1~1.3mくらいがおすすめ。
ロープの握りかた
並びかたを決めたら、次はロープの握りかたを練習しよう。ただ握るよりも、グッと力が入るようにしたいよね。
右利きなら左手が前 右手と左手はくっつける
一本の綱を握るとき、右利きなら左手が前がいい。そして左右の手はくっつけよう。
素手で握ったほうが滑らない
手袋をしたかたが滑らない、と思いがちだけど、実は素手のほうがいいんだ。なるべく素手で綱を握るようにしよう。
脇でロープをしっかり抱え込む
両手でグッと綱を握ったら、さらに脇でもロープを抱え込むんだ!綱を持った両手を、グッと内側に向けて絞るようにすると、脇が閉まるはず。
体の形
さあ、いよいよ綱を引くよ! ここからは体の向きや形、引く時の姿勢が大切になるよ。そこをくわしく確認していこう。
体を正面に向ける
まず、体は正面に向けること。つまり相手チームの方向だ。ついつい、体を斜めにして片足をうしろに引きがちだけど、正面が正解。
斜め後ろに体重をかけて 空を見上げて引く
全身の体重をうまく綱にかけるために、斜め後ろに体重をかけて空を見上げよう。
よいしょ、と引っ張って一回体を起こしてしまうと、その瞬間に相手に引かれてしまう。だから、ずっと空を見上げ続けるようにしよう。
声を出す
勝敗を決める、なによりも大切なポイントはチームワークだ。
声をしっかり出して、タイミングを合わせて力を入れることが勝利につながるよ。
全員で声を出す
声を出すことのメリットは、全員で引くタイミングを合わせることだけじゃなく、声を出したときのほうが大きな力が出せるから、という理由もあるんだ。
恥ずかしがらずに大きな声で、そして全員でタイミングを合わせて声を出そう。「よいしょ!」でも「うんせ!」でもなんでもいい、掛け声を決めておこう。
ロープは斜め上に引く 同じ方向に引く
ロープを引っ張る方向はうしろと思いがちだけど、斜め上のイメージがおすすめだ。地面をしっかり踏み込んで、斜め上に向けて同じ方向に引っ張ろう。
初心者は、引っ張ったあとについつい体を起こしてしまったり、体が左右に揺れてしまったりしがちだけど、そこをグッとがまんだ。
まとめ
いろいろな作戦が立てられることがわかると、がぜんやる気がわいてくるんじゃない?
全員が参加できて、チームワークが良くなるという魔法のスポーツでの綱引き、ぜひともチームみんなで作戦を立てて、盛り上がってみてはどうかな?
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