『中学生の冬休み 期間別オススメ計画』

ミライ科
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2024.12.20

もうすぐやってくる冬休み、楽しみだね。
すぐにクリスマスがきて、大掃除など年越しの準備をしていると大晦日になって、
お正月には親戚で集まって、家族や友だちと初詣をして3が日を過ごすと、新学期まであと2日。
そう、冬休みは短いわりに結構イベントが多い。
だから、ちょっとぼうっとしていると、時空を超えた?ってぐらいあっという間に終わっちゃう。
ここでは、そうならないための冬休みの期間別オススメ計画を教えるよ。

目次

冬休みを思いきりエンジョイするための基礎知識

冬休みを思いきりエンジョイするためには、知っておいたほうがいい基礎知識があるよ。
それは、そもそも何日休みなのかっていう期間や、やるべきこと、そしてどんな楽しいイベントがあるのかってこと。
冬休みに入ってから調べるんじゃ、休みの時間がムダだし、楽しいイベントを逃してしまうかも。
だから、ここで冬休みの基礎知識をつけておこう。

冬休みはいつからいつまで?

そもそも、キミの冬休みはいつからいつまでかな。
まずはそれを調べるのが第一。
中学校によって冬休みの期間は違うので、冬休みがいつから始まって、何日間お休みがあっていつから新学期が始まるのか、しっかり把握しておこう。
部活のスケジュールも決まっているはずだから、部活動をやっている人はそちらもお忘れなく。

冬休み期間 地域によってこんなに違う!

ところで、冬休みの期間って、地域によって違うのを知っていたかな。
冬休みが始まる日は、12月24~26日の間が多くて、全国でもばらばら。
でも、冬休みが終わる日、つまり新学期は、関東から西と東で大きく違うんだ。
関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄は1月6日か7日に新学期が始まるのがほとんど。
そして、東北、北海道はというと、なんと1月14日まで!
関東より西の地域が長くても13日間なのにたいして、東北、北海道は20日間と、1週間も冬休みが長いんだ。

これは、東北や北海道が雪が多く、新学期を始めても大雪で休校になることがあったため。
それに、暖房のための光熱費を節約するため、なんていう理由もあると言われているよ。
最近は除雪機が進化して、大雪で通学できない!なんてことは減ったけれど、それでも北国のほうが冬休みが長い傾向になるよ。

とはいっても、1年間でやらなければいけない授業時間の標準が決められているので、冬休みが長い地域は夏休みを短くなって、1年間での休みの日数はあまり変わらないんだ。
公立の中学校の冬休みの休業予定は、市のホームページに出ているので見てみよう。

冬休みにやるべきことって?

短い冬休みにやるべきこと、じつは結構あるんだ。
まずは宿題や課題。
これはマストでやらなければならないことだね。
塾から出ている課題もあるかもしれない。
勉強関連でやっておきたいこととしては、2学期までの復習もやっておきたい。
それと、冬休み明けにテストがある人は、テスト勉強もする必要がある。
勉強以外のことでは、「年末といえば」の大掃除があるね。
新学期に必要なものの準備も忘れずに。

冬休みにもりだくさんのイベントも楽しみたい!

クリスマス、ちょっと面倒だけどなんとなくイベント感のある大掃除、年末年始の特番、カウントダウン、親戚の集まりに初詣。
イベントもりだくさんなのが冬休み。
もりだくさんだけど、せっかくなら全部楽しみたいよね。
ここからは、もりだくさんのイベントを楽しむコツを教えるよ。

冬休みにやるべきことをリストアップ!

イベントもやることももりだくさんだとわかった冬休み。
あれもこれもやらなきゃ!と思っているだけだと、忘れてしまったり、時間が足りなくなってしまうかも。
だから、まずはやるべきことをリストアップしていこう。
頭の中で考えるだけじゃなくて、ノートでもカレンダーでもいいので、まずは書き出すことが大事。
冬休みのやるべきことリストを作って貼っておくといいよ。

宿題があるなら最優先に

何よりも最優先は、冬休みの宿題。
授業ごとに「ここは冬休みの宿題にしまーす!」といわれるものもあるし、冬休みの過ごしかたのプリントが配られてわかるものもある。
今の時点でわかっている宿題があれば、それは先にリストに書き出しておこう。
どの教科のどんな宿題が何ページ分あるのか、それを把握するのが大事だよ。
塾に通っている人は、塾からもなにか課題が出るかもしれない。
そんなときは、中学校の課題→塾の課題の順で優先順位をつけよう。

2学期までの総復習

長いお休みは、復習や巻き返しのチャンス。
2学期までの総復習をして、わからないところやついミスをしてしまうところを見直そう。
ここで振り返りと総復習をしておくと、3学期からの授業がぐっと理解しやすくなるはず。
宿題が終わったら、2学期までの総復習に取り組もう。

お部屋の大掃除

お部屋の大掃除も、冬休みにやるべき大事なミッション。
ふだんの部屋の状態にもよるけど、なんだかんだで1日仕事になってしまうので、この日のこの時間に大掃除!と決めておこう。
いるものいらないものの判断に30分、ふだん手の届かないところの掃除に30分など、やることとかかる時間を計算しておくといいよ。
もしも掃除を始めて時間が大幅オーバーしそうなら、「3時になったら掃除をやめて寝られる状態を作る作業に入る」というのもオススメ。

それと、忘れちゃいけないのが、リビングやお風呂、トイレなど家族共有スペースの掃除の手伝い。
きっと、家族みんな忙しいと思うので、協力して大掃除をする必要があるよね。
ここで積極的にテキパキ掃除すれば、好感度アップでお年玉にも期待ができるかも。

年末年始のイベントチェック!

年末年始にどんなイベントがあって、なにに参加するのかチェックしておこう。
家族でおでかけするイベントや、年末年始の旅行、親戚同士の集まりがあるのか、家族に確認してね。
その他にも、友だちと一緒に行きたいイベントや、推しがいる人は、テレビ出演に動画配信もあるだろうから、事前チェック必須だ。
地元の神社やお寺の初詣も、いつが出店がたくさんあるのかとか、ショッピングモールのセール情報も知っておくといいかも。

今年の振り返りと新年の目標

1年の締めくくりと始まりをまたぐ冬休み。
このタイミングで、今年の振り返りをして、新年の目標を決めておこう。
今年の初めに目標を決めていた人は、目標を達成できたのか振り返ってみよう。
目標を決めていなくても、1年を振り返ってみるといいよ。
勉強のこと、部活のこと、学校生活のこと、習い事のこと、友だちとのこと、家族とのことというふうにすると、振り返りやすいよ。

振り返ってみて、「もっとこんなふうになりたかったな」ということや「ここまでできたからさらなる高みを!」なんて考えたら、新年の目標を決めよう。

冬休み 期間別計画のススメ

冬休みは、短くてイベントの日も大体決まっているから、そこを区切りに計画を立てよう。
短い期間や段階で計画を立てたり進めたりすることを、スモールステップというのだけど、冬休みはまさに、スモールステップで計画を進めるのがぴったりなお休み。
今回は、冬休みスタート~クリスマス、クリスマス~年末、年末~年明け、年明け~学校スタートの4つの期間に区切って計画を立てていくよ。
冬休み、期間別計画をはじめよう!

冬休みスタート日~クリスマス

まずは冬休みスタート日から考えよう。
曜日の関係から、多くの人が、クリスマスイヴやクリスマスが冬休み初日というのが今年パターン。
なので、終業式が終わってからどうするのかと、翌日のクリスマス当日をどうするかを決めよう。
終業式が終わったあとに、クラスや部活の仲間と集まってクリスマスパーティや、クリスマス当日のおでかけが予定の候補だね。
冬休み初日がクリスマスの人は、おでかけの予定があっても、午前中や帰ってきてから少しでも宿題を進めるように計画してね。

冬休み初日が26日の人も、昼過ぎには学校が終わっているはず。
家に帰ってから、クリスマスを楽しむイベントを考えるといいね。

クリスマス~年末

クリスマスが終わってから年末が、この冬休みでは1番日数が長い期間。
ここで、宿題や総復習、大掃除などのやらなければいけない系をやっていこう。
年末年始や年明けから学校スタートはあっという間なので、ここでしっかりやるべきことをやっておくのがポイント。
宿題や総復習などは、1日にがっつりまとめてやろうとしても、なかなかそんな集中力は持たないから、この期間にまんべんなくやる時間を確保するようにしよう。

クリスマスが終わってからのイベントは、年末セールや、特番、年末の特別動画配信、ショッピングモールなどでもコンサートやライブイベントがある。
さらに、大掃除や年賀状などは、まとまった時間が必要になるよね。
なので、部活やおでかけのイベントに行く日を決めて、大掃除などをやる日を決めよう。
場合によっては、大掃除の時間を確保できなそうな場合は、おでかけのイベントをしぼる必要もあるよ。

年末~年明け

いよいよ年越し、という年末から年明けは、親戚の家に泊りがけで行ったり、家族で旅行する人もいると思う。
この期間は、ちょっと気持ちを落ち着かせて、今年の振り返りと新年の目標を決めるのがオススメ。
大晦日とお正月の静かで厳かな空気は、気分をすっきりさせてくれるし、自分を見つめなおすのにぴったり。
清々しい気持ちで新年を迎えよう。

年明け~学校スタート

年が明けたら、新年のあいさつをしたり、初詣に行く人が多いよね。
まずは家族との予定を把握して、それが決まったら、友だちとの予定を決めよう。
東北、北海道以外の地域では、学校スタートは6日か7日。
学校が始まる前に、持ち物の準備をする日を決めるのも忘れないで。

冬休み計画策定のポイント

これまで見てきたように、冬休みは短くてイベントが多い。
どの期間になにをやるか大体わかってきたところで、勉強やイベント参加に向けた細かいポイントを教えるよ。
中学生のみんなが気になるのは、やっぱり勉強の計画だよね。
宿題はもちろん、これまでの総復習をしなきゃいけないこともわかってる。
けど、どうやったら計画的に進められるの?
というキミに、アドバイスを送ろう。

効率的な学習計画を考えよう

学習計画も効率を意識して考えよう。
それにはなにより優先順位を決めるのが大事。
ここで何度もしつこく言っちゃうけど、まずは宿題をやろう。

宿題の中でも、まずは取り組みやすいもの、キミがトクイなものからやるのがオススメ。
苦手なものから始めてしまうと、筆が止まってしまってそのあとも進みにくい。
すっとスタートして、流れを作って進めていこう。

それでもどうしても手が止まってしまったり、教科書を振り返ってもわからない問題が出てきてしまうときもあるよね。
そんなときは、思い切ってその問題を飛ばしてしまおう。
ふせんなどでできなかった問題をマークしておいて、新学期に授業が始まる前や宿題回収の前に先生に聞きに行こう。
こうすれば、できなかった問題をそのままにせず済むし、理解度もUP!

宿題が終わったら総復習に入ろう。
これは、自分が苦手だなと思っている教科や単元を優先して。
理想は年内に宿題を終わらせて、年が明けたら総復習に入ること。
年内に宿題が終わっていれば、清々しい気持ちで年を越せるはず。

生活習慣の整えかた

計画をしっかり立てたら、イベントは思いっきり楽しんで、そのあとは規則正しい生活習慣で体調を崩さないようにしよう。
最悪なのは、冬休み前半のイベントではしゃぎ過ぎて体調を崩して、宿題もできず、そのあとの楽しいイベントも参加できないってこと。

それを避けるためにも、生活習慣を保つために必要な基本的なことを振り返ろう。
・睡眠時間を確保して、夜型にならないようにする
・3食きちんと食事をする
・適度な運動とリラックスの時間をとる

この中でも冬休みにキープするのが難しいのが睡眠時間。
昼夜逆転しないようにするには、起きる時間を固定すること。
それさえできれば、自然とおなかがすいてきて食事もするし、時間ができてリラックスする余裕もあるはず。
それに、学校が始まってからもしんどくないので、生活習慣を整えるようにしよう。

イベントは思いきり楽しむ!

勉強や大掃除など、やることはあるけど、イベントももりだくさんなのが冬休み。
だから、イベントは思いっきり楽しんでほしいな。
とくに、クリスマスや年越しは年に1度しかない特別なイベント。
家族や友だちと、特別な時間を思い切り楽しんでね。

まとめ

もうすぐやってくる冬休み。
やるべきこと、やりたいこと、もりだくさんなことが分かったと思う。
イベントは楽しみだけど、宿題や休み明けのテストが不安...なんて気持ちになると思うよ。
でも、ここで紹介した方法で宿題やイベントを事前にチェックして、万全の計画を立てて、冬休みを楽しんでほしい。
みんなが素敵な年末年始を過ごせますように!

「おしごと事典」を見てみよう!

達成したい目標をもって、生活のスケジュールや勉強の計画を立てて進めていくことが楽しい!そんなきみは、「経営コンサルタント」という仕事を調べてみよう。「計画性」が大切になる仕事だ。
まとまった時間に、何か作品を生み出したい!とか、達成感を得たいきみは、「漫画家」なんてどうだろう。短期間にぎゅっと集中して作品を生み出していく仕事だよ。
旅行へ行った先で出会う、「ホテルマン・ホテルウーマン」にあこがれる人もいるかもしれないね。

どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!

おしごと事典
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