『うざい友達 だけど友達』
「今日もあいつは......」と、ついついグチまじりに毎日話題に上るのがうざい友達。
言うこともやることも、なぜかいつもうざいけど、だけど友達なんだよなー。
目次
うざい友達の特徴
ところで、うざいキャラってどんな特徴があるかな?
話しかたや行動に、そのうざさの秘密が隠されている!?
なぜか上から目線
たとえば、どんな話題でもなぜか上から目線のタイプ。
同級生のはずだし、立場も同じはずなのになぜかいつも上からなのはなぜ!?
自慢話が多い
「いや~夏休みは海外でしょ」なんて、マンガみたいなわかりやすい自慢話はしないまでも、テストの結果にしろ、習いごとの実績にしろ、さりげなく何かしらの自慢を挟み込んでくる。
ふつうの会話をしているはずが、なぜかマウントを取られているというやつ!?
独占欲が強い
友達にも、彼氏彼女にも、自分のことだけを見ていて欲しい......! そんな独占欲をむき出しにするタイプもちょっとうざい。
デリカシーがない
親しきなかにも礼儀あり、というように、友達どうしであっても守ってほしいラインというのはある。
そんな自分の気持ちはおかまいなしに、どんどん踏み込んでこられるとちょっと引いてしまう。
デリカシーのないタイプに多い特徴だ。
いつも自分中心
自分がやりたいからやる、好きだから食べる......と、すべて自分中心に考えて行動するタイプもいるね。
うざい友達が実は大切な理由
一刻も早く、うざいヤツとは縁を切りたい!
なんて思っているかもしれないけど、実は大切な存在の可能性も高いんだ。
どうしてなのか、理由を紹介するよ。
本音を言える関係になりやすい
うざい友達に対しては、そのうざさゆえにあまり気を使わないことが多いんじゃないかな。
「こんなこと言ったら気にさわるかな......」なんて遠慮をしないから、気づいたらなんでも本音で言い合える関係になっていることも。
人間関係の複雑さに向き合える
学校でも部活でも、みんなそれぞれ性格も違えば、相性のいい悪いもあるもの。
居心地の良い、スムーズな人間関係ばかりではない、ということに気づかせてくれるのも、うざい友達の存在があればこそ。
自分の弱点に気づける
ふつうに気を使い合える友達との関係のなかでは、あまり自分の弱点を知る機会はないもの。
でも、うざい友達はズバリ弱点を突いてくる......。
遠慮のない距離感の付き合いのなかで、自分の弱点に気づかせてくれるのは貴重な存在だ。
うざい友達とうまく付き合うには
メリットをいくつか挙げてみたけれど、じゃあそんなうざい友達とうまくやっていくためにはどうしたらいいのかな?
いちいち真に受けない
まず、たまに放ってくる、鋭いひと言以外は真に受けないのがいちばん。
悪気がないことを理解し、ポジティブな面を見る
相手がうざいのは確かだけど、そこにおそらく悪意はない。
だから、付き合ったときにいい面もある、とポジティブに受け止めて付き合おう。
適切な距離を守る
近付きすぎると、うざい攻撃に耐えきれない可能性も。
辛いときはすぐに離れられるような、適切な距離を守ろう。
冷静なコミュニケーションを維持する
相手のうざさに、真っ向から立ち向かっても負けるだけ。
できる限り冷静に、落ち着いてコミュニケーションをとってね。
お互いの個性を尊重する
相手をうざいと感じるのは、自分の感受性に照らし合わせたとき。
うざさも相手の個性だと受け止めて、尊重できる心の広さを持とう!
うざい友達に問題点を伝える方法
これからも付き合っていく、その覚悟はできたけれど、でもできる限りうざさを減らして欲しい......
そう思ったら、直接相手に問題点を伝えるんだ。
友達だから指摘することを前提にする
自分と相手の立場は明確に。 ただのクレームではなくて、友達だからこそ言っているのだということをきちんと伝えよう。
適切なタイミングを選ぶ
相手にとっては耳の痛い話かもしれないよね。
だから、今なら言えそう、というタイミングを選びつつ、伝えかたも工夫しながら話してみよう。
具体的な事例を挙げる
「なんかうざいんだよね」だけでは相手もどうしていいのかわからないよ。
どんなときにうざいと感じるのか、直してほしいのか、具体的な例をあげて伝えよう。
優しく冷静なトーンで伝える
まるで悪人を追い詰めるように、相手を責め立てるのはNGだ。
優しく、冷静に伝えよう。
建設的な提案をする
文句だけを伝えてサッと去るのも感じが悪い。 どこをどう直してほしいのか、前向きな気持ちになれるように建設的な提案をしよう。
相手を非難や攻撃しない
どんなところがうざいのか、具体例を挙げていたら止まらなくなって、非難や攻撃にならないように。
まとめ
どんなにうざいと感じる相手でも、友達は友達。
腹を割って話したのをきっかけに、良い関係になれたら最高だね。