『中学生デート 気まずいときの会話テク!』
ついに......ついに好きなあの子と出かける約束を取り付けた!
でも、ふたりきりになったらなにを話したらいいんだろう。
ふだんは友達が一緒で会話が途切れる心配なんてしなかったけれど、いざ二人きりのデートが現実になると緊張しかないぞ!?
シーンとしてしまう恐怖の瞬間 会話を続けるにはコツがある
会ってしばらくは、ふだん通りの会話で盛り上がるけれど、ひとしきり話したあとでふいにやってくるのがシーンとした恐怖の瞬間。
どちらともなくだまってしまったときに、どうやって次の会話を始めたらいいのかわからず、あせればあせるほどに会話のきっかけが見つからない!
まずは、会話が途切れないコツを覚えておこう。
コツ1 うなずき上手
会話が上手な人は聞き上手。
相手がどんどん話し続けたくなるような、うなずきの技をみがこう。
「なるほど」「そうなんだ」「うんうん、それで?」と相手の話にはこまめな反応を返そう。
コツ2 ほめ倒し
ほめられて嫌な気持ちになる人はいない!
相手の話、しぐさ、服装、なにかしらをほめて、ほめて、ほめ倒そう!
ただし、やりすぎるとウザがられる可能性もあるから、相手の反応を見ながらね。
コツ3 共通の話題を仕込んでおく
相手も自分も好きなこと、好きな人、共通の話題が何かを探っておこう。
スポーツでもアニメでも、アイドルでもなんでもOK! 相手の友達にさりげなく調査して下調べしておくのもアリ。
コツ4 ユーモアを交える
マジメな話ばかりしていてもつまらない。
会話のなかにはユーモアを交えよう。
ずっとユーモアはふざけたやつ、という印象になりかねないから、バランスに注意して!
コツ5 自分の体験を話す
<ときには自分の体験もお披露目(おひろめ)して、相手にも自分のことを知ってもらおう。
相手の話にピッタリ合ったエピソードがあったら、長くなりすぎないようにその体験を話してみよう。
うなずき上手になるには
「あ、この人と話しているとどんどん自分のことを話しちゃう」そんなふうに感じさせるのがうなずき上手。
どうしたらそんな存在になれるのかな? 実は奥が深い、うなずきのポイントを紹介するよ。
相手の話に集中する
まずは、相手の話を全力で聞くこと。
適当に聞き流しながらのうなずきは、すぐに相手にバレちゃうよ。
相手を中断しない
相手がまだ話しているのに、かぶせるように「へーすごいね!」なんて言った日には、「こいつ話を聞いてないな」と思われること間違いなし。
話し終わったタイミングを見計らって、うなずくようにしよう。
質問して深掘りする
しっかり聞いていると、疑問や質問が浮かんでくることも。「え、それはこういうこと?」「どうして〇〇だったの?」と、質問してみよう。
「あ、きちんと話を聞いてくれているんだな」といい印象を与えられるはず。
うなずくなど非言語コミュニケーションを使う
うなずきは、必ずしも声に出す必要は無いよ。
むしろ、うんうんと頭を動かしてうなずいたり、表情を変えて反応したりする、言葉以外のコミュニケーションも積極的に使ってみよう。
相手をどうやってほめればいいの
続いてほめかたのコツだよ! ピントのずれたほめ言葉では意味がないから、コツをおさえて相手をいい気分にしてあげよう。
具体的にほめる
まず、ほめるときは具体的に。
「その〇〇いいね」「その柄、似合うね」と持ち物や洋服をほめるのもいい。
なにがいいのか、どういいのかを言葉にしてみよう。
心からほめる
無理やりほめるポイントを作るのはわざとらしくてすぐにバレる。
本当にいいな、と思ったことをほめることが大切だよ。
相手の内面をほめる
外見をほめることに慣れたら、次は内面。性格や行動、相手が発した言葉から感じた印象を素直に伝えてみよう。
常にほめる習慣を持つ
突然、だれかをほめるのは勇気がいるよね。慣れるためには、ふだんから友達や家族などを練習台に、相手の良いところを見つけてほめる、という練習をしておくのがおすすめ!
共通の話題ってたとえば?
共通の話題を探っておきたいけれど、それってどんな話題があるのかな?
学校での話題
まずは学校での話題が基本。
共通の友達、先生、部活などなど二人ともが知っているテーマがたくさんあるよね。
趣味や興味の話題
趣味や興味が似ている場合はその話題ももちろんOK。
相手の趣味が何なのか、事前リサーチを忘れずに。
映画やテレビ番組、Youtubeなどの話題
最近はやっていることを話題にするのもいいよね。
映画やテレビ、動画などで話題になっているものはひと通りチェックしておくと、いざというときの話題に使える!
好きな音楽の話題
ふだん聞いている音楽も共通の話題としておすすめ。
おたがいに知らなかったら、教え合って感想を交換しても盛り上がるよ。
ユーモアを交えるのってムズくない?
最後はユーモアを交える技。そう、ユーモアってうまく盛り込むのがいちばん難しいことかもしれない。
相手が受け入れやすいジョークを使う
まずはみんなが知っているジョーク、だれも傷付けないようなジョークは、積極的にチェックしておこう。
下品なもの、好き嫌いがわかれるようなきわどいものは、一旦ひっこめておくこと。
自分自身をネタにした笑い話
だれかを下げて笑いを取るのは下品なジョーク。
ネタにするなら、まずは自分自身が安心だよ。
日常のおもしろい出来事を共有する
ジョークといっても、芸人さんのようなハイレベルのものを目指さなくてもいいんだ。
ふだんの生活のなかで起きた出来事でも十分使える!
相手の反応をみながら進めよう!
自分ではOKなラインだと思っていても、相手によっては拒否反応を起こすテーマがあるという場合もあるよ。
相手の反応をみながら使ってみてね。万が一、微妙な反応が返ってきた場合はそのジョークはスッとひっこめること。
最初のデートは多少なりともぎこちなくてもしかたない!深く考えすぎてガチガチにならないように、前の日はしっかり寝てエネルギーを貯めておいてね。
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