家庭教師・オンライン家庭教師

家庭教師・オンライン家庭教師の仕事内容は?

家庭教師になるには高い指導力と信頼されるコミュニケーション能力が必要


家庭教師の仕事 最近はオンラインで教えるスタイルも

・家庭教師の仕事内容とは?


家庭教師とは、小学校から高校生の子どもを対象に、家庭を訪問して勉強を教える先生です。
最近はオンラインで勉強を教える家庭教師のスタイルも増えています。

教える科目は、国語、算数(数学)、理科(化学・物理)、社会(地理・世界史・日本史)、英語、小論文、作文、プログラミング、音楽、図工その他実技教科などの種類があります。

家庭教師は自分の教える科目と対象学年などを決めて、専門領域をもって教えることがほとんどです。
指導内容は、授業の予習復習、テストの見直し、定期テスト対策、受験対策、苦手克服など、その生徒の目的、要望に合わせて教えることが求められます。

また社会人を対象にした勉強の家庭教師をする人もいます。例えば、公務員試験や、大学の再受験、英語検定・資格の勉強などです。

・家庭教師のやりがい


  家庭教師の仕事のやりがいは、生徒の成績が上がったり、生徒が勉強を好きになったり、生徒が望む進路や夢をかなえたりしたときでしょう。
逆につらいのは、生徒の成績が伸びないときや、やる気を引き出せないときです。 家庭教師は、やはり成績として結果が出ないと、生徒や保護者から信頼を得られない職業です。
プロとして真剣に生徒の学力アップに貢献して、やる気を引き出し、試験や受験のプレッシャーを一緒に分かち合う覚悟が必要な仕事です。
家庭教師・オンライン家庭教師はどんな働き方をするの?

家庭教師の働き方は2パターン

・家庭教師の就職先は?


家庭教師の働き方は、企業に登録して仕事を紹介してもらっている家庭教師と、個人で直接家庭と契約する家庭教師の2パターンに分かれます。
また家庭教師を専業で行う人もいますが、副業の人も多い職業です。
副業の場合は、塾講師や予備校講師とのかけ持ちをしている人が多いです。

・家庭教師の報酬は?


家庭教師の報酬は、時給制が多いのが特徴です。
時給は実力や経験によって変動する傾向があり、実力と人気のあるプロの家庭教師であれば、高額な時給で契約できる人もいます。

・家庭教師の勤務時間は?


家庭教師の働く時間は、平日、生徒が学校から帰った後〜夜の時間帯に教えることが多いです。しかし受験生を担当する場合は土日に働くこともあります。

・家庭教師の働く場所は?


基本的に訪問の場合は生徒の家です。オンラインの場合は自宅または、所属する家庭教師会社のオンライン専用ルームなどです。
家庭教師・オンライン家庭教師はどんな人に向いているの?

家庭教師には高い教科力とわかりやすい説明力が必要

家庭教師に向いているのは、教科を指導する高い学力のあることが第一条件です。
しかしほかに欠かせない重要な適性がいくつかあります。
生徒のタイプやレベルに合わせてわかりやすく説明する力があること、また勉強への興味を引き出す力があること、生徒や保護者とよい人間関係を築くコミュニケーション能力があること、そして結果を出すための強い責任感があることです。
家庭教師・オンライン家庭教師の将来展望は?

家庭教師になるには将来展望 少子化だがニーズは多様化

少子化で生徒の数は減少していきますが、熱心な家庭では子どもの教育費を惜しまない傾向が強いです。
将来的にも子どもの教育というビジネス自体がなくなることはないでしょう。
しかし今後はますます市場の競争の激化が予想されます。

また進学に対する日本人の価値観が大きく変化し、家庭教師へのニーズも多様化していくことが予想されます。
そのため全く新しい分野やスキルを教える家庭教師が活躍するなど、家庭教師の教えるジャンルが多様化していくことが考えられます。
家庭教師・オンライン家庭教師にはこうすればなれる!

家庭教師になるには? 必ず必要な資格はない

・家庭教師に必要な学歴とスキル


家庭教師には、学校の教員のように必ず必要な資格はありません。
しかし一般的には、日本の難関大学や医学部、または地元で最難関の大学を卒業していると有利でしょう。

家庭教師としてプロをめざすなら、指導力とコミュニケーション力を磨くことが大切です。
中学生や高校生のうちから友達に勉強を教えたり、大学生からは家庭教師や塾講師のアルバイトをして、実際にさまざまな生徒に勉強を教える経験を積みながら、一人ひとりのレベルに合わせた指導力やコミュニケーション力を磨いていくのが最も効率よい方法でしょう。

・仕事を手に入れるのは?


家庭教師になるルートはおもに2つあります。
1つは家庭教師専門の登録会社に登録して、生徒を紹介してもらう方法です。
もう1つは個人で探す方法です。

1つ目の家庭教師専門の登録会社に応募する方法は、自分の指導できる教科や学年、働ける曜日などを登録して、条件の合う生徒を紹介してもらうシステムのところが多いです。
登録時に学力試験や面接を行う派遣会社や、生徒や保護者への接し方やビジネスマナーの研修をしてくれる会社もあります。

個人で探して直接生徒の保護者と契約する場合は、知人からの紹介や学校からの紹介がほとんどです。