『ためになることわざ 賢いことわざ』
ことわざかるた、ことわざ辞典、テレビ番組、そして教科書...と、小さいころからことわざにふれる機会はあったよね。
でも、じっくりと意味をかみしめて、心の支えにしている...なんてことはなかなかないかも。
少しおとなになった今、改めて意味を考えてみると深い教訓がこめられていたり、不安や迷いを解消するのに役立ったりすることもある。そんな、ためになる、賢いことわざを紹介するよ。
でも、じっくりと意味をかみしめて、心の支えにしている...なんてことはなかなかないかも。
少しおとなになった今、改めて意味を考えてみると深い教訓がこめられていたり、不安や迷いを解消するのに役立ったりすることもある。そんな、ためになる、賢いことわざを紹介するよ。
努力はむくわれることがわかることわざ
「いったい、この勉強にどれくらい意味があるのかな...」「どんなに練習してもアイツにはかなわないしな...」努力がわかりやすく報われることって、大きくなればなるほど少ないかもしれない。
それは目標やゴールも大きくて高いものになるから!努力をするのがいやになっちゃったときに、はげましになるようなことわざはコレ。
それは目標やゴールも大きくて高いものになるから!努力をするのがいやになっちゃったときに、はげましになるようなことわざはコレ。
良い花は後から
最初にさく花よりも、あとからさく花のほうがきれいで立派だ、ということから「良いものは後から出てくるよ」という意味だね。
アリの思いも天に届く
小さな小さなアリの願いも、努力すればかなう、ということから、「非力だと思ってもあきらめずに願えばかなう」というはげましだ。
雲の上はいつも晴れ
古い作家の名言と言われている言葉だけど、これも勇気づけられる! どんなにどしゃぶりの嵐(あらし)でも、雲が流れれば青空が出てくるように、つらい状況も時間がたてば必ず良くなるよ、という意味だ。
蒔(ま)かぬ種は生えぬ
種を蒔かなければそこには何も生えてこない。準備や努力などを何もせずに、良い結果が出るわけはない。まずは動け!と叱咤激励(しったげきれい)することわざだ。
決意を後押しすることわざ
行動にうつそうかどうしようか、迷っているときに背中を押してくれることわざも紹介するよ!
虎穴(こけつ)に入らずんば虎子を得ず
虎(とら)のすみかである穴に入らないと、虎の子どもを捕(つか)まえることはできない。つまり、リスクがあっても行動にうつさないと、結果は得られない、ということわざ。
虎に喰(く)われるリスクに比べれば、たいていのことはたいしたことじゃないかもね。だから恐れずに動いてみよう!
虎に喰(く)われるリスクに比べれば、たいていのことはたいしたことじゃないかもね。だから恐れずに動いてみよう!
急がば回れ
動き出すことは決めた!そうと決めたらあせってしまって、とにかく早く済ませたい!そんなときに「ちょっと待って」と、冷静になる大切さを説くのがこのことわざ。危険な近道を通るよりも、遠回りでも安全な道を進んだ方が結果として早く目的地に着ける!
玉みがかざれば光なし
どんなにすばらしい宝石の原石があったとしても、みがかなければ美しい輝きを出すことはない、ということから、どんな素晴らしい才能を持っていても、努力しなければ活かされることはないよ、という教訓だね。
当たって砕(くだ)けろ
いろいろな教訓や考え方があるけれど、やると決めたなら失敗を恐れずにとにかくやってみよう!と背中を押す、最強のことわざかも。
告白するかどうか迷いに迷っている友達に「当たって砕けろ!」。強豪(きょうごう)チームとの試合にひるんでいる仲間にも「当たって砕けろ!」。
告白するかどうか迷いに迷っている友達に「当たって砕けろ!」。強豪(きょうごう)チームとの試合にひるんでいる仲間にも「当たって砕けろ!」。
良い人間関係を築けることわざ
人間関係をうまく築くコツを伝えることわざもたくさんある。ずっと昔から、人は人との関わり方に悩んだり迷ったりしてきたに違いない!?
馬には乗ってみよ 人にはそうてみよ
良い馬かどうかは乗ってみないとわからない。人柄(ひとがら)については、付き合ってみないとわからないから、直接その人と関わって判断しよう、という意味だ。うわさ話などにまどわされずに、自分の感覚を信じて人と接すること、大切だよね。
我が身を抓(つね)って人の痛さを知れ
他人の痛みは、自分の体を抓ってみて我が事として感じろ、という意味。「相手の身になって考えてごらん!」そう言われたことがある人、結構いるんじゃないかな...?
もの言えば唇(くちびる)寒し秋の風
次は、有名な松尾芭蕉(まつおばしょう)の句から。「人の短をいふ事なかれ 己が長を説く事なかれ」という言葉に続くもので、他人の短所について話したあとは、なんだかさみしい気持ちがする。口は災いの元であるから気を付けよう、ということだ。
和を以(も)て貴しとなす
そう、聖徳太子が定めた十七条の憲法の第一条の言葉だ。和を大切にすることが大切だ、と憲法の最初に入れた聖徳太子が、いかに人間関係を大切と考えていたかを表しているよね。
思えばおもわるる
相手のことを思っていれば、その人も自分のことを思うようになるよ、という言葉だ。
相手に思いやりを持って接していれば、それが相手にも伝わって良い関係が築けるよ、といった意味だね。
相手に思いやりを持って接していれば、それが相手にも伝わって良い関係が築けるよ、といった意味だね。
まとめ
たくさん紹介したけれど、今のキミの心に響くものはあったかな?改めてことわざや名言を調べてみると、これまではまったく響(ひび)かなかったものに「ガーン!」ときたり、いつまでも頭から消えない言葉に出会えたりするかもしれないよ!
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