『お化け屋敷が怖くない方法!』
目次
友達と行くことになった遊園地。
「なにに乗る?」「お化け屋敷行きたーい!」まわりが盛り上がる程に顔を引きつらせるしかないのが怖がりの人。
どうしたら「余裕♪」って顔をしてお化け屋敷に入れるの!?
お化け屋敷が怖い理由
お化け屋敷に対する恐怖心を克服するために、まずはどうして怖いのかを考えてみよう。
敵を知れば対策を練ることができる!
うすぐらい雰囲気(ふんいき)
お化け屋敷は、楽しい雰囲気で満たされた遊園地の中でも異質の存在。
そこだけ不気味な雰囲気がただよっているよね。
木で囲まれていたり、建物の色も沈んだ色だったり。
どこもかしこも明るい雰囲気の遊園地のなかでは、その異質さがさらに際立ってしまう!それが怖い。
音や光
なかに入れば、不気味さを感じさせる壁のシミや、人形の置物にだけはうっすらと光が当たっている。
そう、見て欲しい場所にあえて光を当てることで目線を誘導されているんだ!
そして、常に鳴り響くのは不気味な音。
つぶやく声、重低音、不協和音、そして悲鳴......胸がドキドキ鳴りっぱなしなのが、恐怖心をあおってくる!
お化けは未知なもの
え、あれってお化け屋敷の仕掛けなの?
まさか、自分にだけ見えてる本物......?
そう、お化けは未知なものであるゆえに、自分が見ているものに確信が持てなくなってくる。
そうして、どんどん想像がふくらんで、恐怖心もムクムク首をもたげてくるんだ。
お化け屋敷が怖くなる方法は?
さて、怖いと感じさせる理由が少しわかったかな?
怖くなくなるためには、その理由をひとつずつ無くしていけばいいんだ!
お化けは作り物と自分に言い聞かせる
お化け屋敷には本物がいる、という噂は山ほどあるけれど、そんな噂は聞かなかったことにして「お化けは作り物!」と言い聞かせよう。どれも上手な作り物だ!
メガネをとって入る
ふだんメガネやコンタクトをしている人は、いっそ外して入ろう!
お化け屋敷を作った人たちが見せたいものが見えなければ、怖さは半減間違いなし。
ただし、「なんでメガネとったの?」と突っ込まれる可能性は無きにしもあらず。
耳栓(せん)やイヤホンをする
音が怖いという人は、迷うことなく耳をふさいでしまおう。
こっそり耳栓をする、イヤホンをつけて音楽を流してしまう、など耳からの情報をシャットダウンすると、恐怖心も安らぐよ。
お化け屋敷を予習する
あらかじめ、お化け屋敷内の順路を調べておくのもいい手かもしれないよ。
どこでなにが起こるのか、どこにどんなお化けがひそんでいるのか、事前に予習しておくと「どこに行ったら何が起きるのかわからない」ことによる不安は軽減できるよ!
順路を知っておく
入手しやすいのは、お化け屋敷内の順路。
公開されていないこともあるけれど、行った事がある人に聞いてみたりするのも手だよ。
ただし、「お化け屋敷が好き!」という人に伝えると「どうして先にバラすんだ!」と激怒される可能性も大きいから要注意。
出るお化けを知っておく
追いかけてくるゾンビなのか、そっと後ろに立っている幽霊なのか......
どこでどんなお化けが登場するのかがわかっていたら心構えができる!
家に帰って夜にトイレに行けなくなったら
なんとか当日はクリアした。
でも......実はそのあとにも試練が待っている。
そう、「思い出」という試練が。
帰った日のトイレ、風呂など、どうしてもひとりきりになってしまう場所がいちばん辛い!そんなときはどうしたらいい!?
怖がる自分を受け入れる
まずは、「自分は今怖がっている」ということを受け入れよう。
「怖くない怖くない怖くない」とどんなに言い聞かせても、怖いものは怖いんだ。
お化け屋敷と現実を分けよう
お化け屋敷と家は違う場所。
お化け屋敷は人が作り出したフィクションで、家はノンフィクション、現実だ。
だからお化けは出てこない! だいじょうぶ!
電気をつけよう
とにかく、あちこちの電気をつけて明るくしてしまおう!
影を消してしまうんだ。ただし、家族にクレームを入れられるのを覚悟でね。
お笑いの動画を見ながらする
頭のなかでお化けにまつわる想像が膨らまないように、強制的に面白いことを考えよう。
そんなときに役立つのはお笑いの動画。笑っていれば、怖いお化けはやってこないぞ!
夜中にトイレに行かない工夫をしよう
お化け屋敷の記憶がよみがえってしまう時期、いちばん嫌なのが夜中のトイレ。
でも生理現象である以上、これは避けられないことだよね。
できるだけ、トイレに行かずに済むように、寝る直前に水分を取りすぎるのは避けよう。
そして、脳が覚醒するとトイレに行きたくなりがちだから、夜中に目が覚めることがないくらいぐっすりと眠ることも重要なんだ。
寝る前のスマホやタブレット、飲食は避けようね。
怖さを克服する対策をあれこれやってみても怖い、絶対に嫌というときは正直に友達に訴えてみるのもひとつの手だよ!
楽しい思い出を作ってね。
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