気づかぬうちに力になった、中2の夏の総復習
中2|8月号あーちゃん 先輩 2024年度入試で合格
トクイ教科:数学 ニガテ教科:英語
部活:ソフトボール部
志望校合格までの壁:苦手の英語。学校や模試の成績が振るわなかったときは、だいたい英語が原因でした。
内申点対策
中2の夏の総復習が、その後の成績上昇の土台に
中2の2、3学期から成績が伸び始めたのですが、今振り返ってみれば、中2の夏休みに取り組んだ総復習が、そ成功要因の一つだった気がします。
夏休みは部活が中心。学校の宿題と「ゼミ」だけはやっていましたが、受験のことも、総復習をしようという意識もありませんでした。正直、中2の8月号〈AI Navi 総復習レッスン〉も、「配信されたから取り組んだ」に過ぎません。
でも、夏休みに総復習をやった効果は絶大。中1や中2の1学期に習った範囲には忘れている内容も多く、これをきっかけに記憶が戻ってきました。特に英文法はあやふやだったところの理解が追いついてきて、2学期以降、読解が徐々に楽になっていきました。
2人の友人の存在が、勉強へと
気持ちを向けさせた
転機となったのは中2の2学期。いつも一緒の仲良し3人組のうち、私以外の2人は通知表が「5」ばかりだと知って、「私もやらないと」という気持ちがわき上がってきました。2人に普段の勉強法を聞くと、私は1周しかしていなかったワークを2周していたり、提出物は空欄なくしっかり埋めていたりと、内申点を上げるポイントが見えてきました。
それらを採り入れた上で、母の協力を得て、スマホとテレビを1日1時間ずつに制限。すると、苦手の英語から徐々に力がつき始めて、3学期に初めての「5」! ほかの教科も成果が出て、オール「5」を達成できました。
志望校選び
オール5をきっかけに、第一志望校が復活
小学生時代にあこがれていた越谷北高校でしたが、中学に入学して、勉強の難しさ、部活の忙しさ、さらにはスマホの誘惑に直面。自分の成績では厳しいと悟り、一度はあきらめていました。
しかし、中2の3学期にオール5を取ったことで自信がつき、あこがれていた気持ちが再燃。春休みにそれまでより力を入れて勉強すると、初めて受けた県模試で偏差値64の好成績が出て、もう一度めざしてみようと思い直しました。
受験勉強
長時間勉強のコツは、休憩の取り入れ方にあり
中3の夏休みは1日8時間、入試直前は1日10時間。勉強を長時間続けるコツとして私が実践していたのは、25分勉強して5分休むサイクルです。受験勉強を始めた最初の頃は集中力が続かず、東大生が書いた本やWebの情報を参考にしてこの方法に行き着きました。慣れてきたら、50分勉強して10分休むサイクルも採用して、実際の入試の時間に近づけていきました。
寝る前のヨガも、リフレッシュの効果がありました。母に勧められてYouTubeのヨガ講座を見ながら試してみると、翌日の目覚めがまったく違いました!
直前模試で成績ダウン! 決死のラストスパート
12月の県模試で、最もよい判定ランク「A3」を取れました。それで油断したのか、最後の模試となる1月の県模試で成績が急降下。判定は努力圏の「C2」に。「このままじゃ合格は無理だ」と焦る気持ちに火がついて、<入試によく出る基礎シリーズ>で暗記を、過去問10年分を3、4周して実戦対策を、必死に行いました。
加えて、英語の単語力を補強。模試の成績が悪かった理由の一つが英単語にあると気付き、母が読み上げた日本語を英語に直すトレーニングを、寝る前に毎日続けました。
入試本番
ハプニングをものともせず、合格を手中に
過去問演習で手応えを得られていたので、当日の私は自信にあふれていました。送ってくれた母の車を満面の笑みで降りて、ルンルン気分で会場へ。
1時間目の国語の試験中にハプニングが。持参した時計が動いていないのです。気づいた瞬間は驚きましたが、過去問演習を繰り返していたおかげで、問題を解く順番やペースが体に染みついていました。自分の感覚を信じて5教科を完走。「行けたかも」と思える満足の出来でした。
後日、成績を開示すると、英語は過去最高点!合格を知ったときよりも驚きました。
合格の秘訣
自分を知り、自分の力を引き出せた
一度はあきらめていた志望校でしたが、友人との交流を通して、中2の後半に気持ちを入れ替えたのがすべての始まりでした。取り組む内容や時間だけでなく、体や心の休め方も含めて、自分が力を発揮できる方法を見つけられたのが大きかったです。自分でもやればできると気づけたことによって、高校に入学した今も頑張れています。
(お母様から)親子それぞれが得た、たくさんの気づき
もともと頑張り屋ではあったのですが、中学校入学後、中2の途中まではリズムがつかめなかったようで、勉強に気乗りしない姿が目立ちました。成績が下がると親としても動揺してしまい、つい口が出て、何度か衝突してしまったことも。
でも、中2の後半になって、本人は自分からスイッチを入れてくれました。その後もモチベーションを保つのが大変そうなときもありましたが、勉強を促す声がけはやめました。一番不安なのは本人です。その不安を駆り立てるような言葉をかけるよりも、一緒に問題集を買いに行ったり、ヨガなどのリラックス法を教えたり、気持ちをリセットする手助けが、やる気を引き出すのに効果的でした。
娘の変化に驚かされ、私自身も多くの気づきを得られた高校受験でした。
※体験談は2024年度の入試情報です。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中2の8月号おすすめ活用法
短期間で効率よく 夏休みの勉強が続くコツ
コツ1.学習時間を固定する
夏休みは、時間がたっぷりあるように思えても、部活動やイベント、遊びの予定などで忙しく、あっという間に過ぎてしまうものです。
生活リズムが崩れがちな夏休みは、学習時間を固定しましょう。毎日何時から勉強を始めるかを決めて、その時間には必ず机に向かうことを約束するのも効果的です。
リズムが定着するまでは、スマートフォンや時計のアラームを設定して、学習に向かうきっかけをつくるとよいでしょう。「ハイブリッドスタイル」の方は、タブレットのアラーム機能もご活用ください。
コツ2.やるべきことを絞る
夏休みは中学校から出される宿題があり、さらに今までに見つかったニガテの解消もしておきたいところ。やるべきことを絞りましょう。
『中二講座』の8月号は、これまでに習った範囲の復習を効率的にできる特別号です。
「ハイブリッドスタイル」の方
〈AI Navi〉がニガテを分析して、最短15分でできるレッスンを提案。必要なところに絞ってニガテ解消ができます。
さらに、朝・夜の「自習室」で夏休みの過ごし方をサポートします。
「オリジナルスタイル」の方
8月号の〈夏・特別総復習完成号〉で、夏までの総復習ができます。大切なポイントをまとめてあるので、まだ終わっていない教材があったとしても、先に8月号に取り組みましょう。
総復習ができたら、仕上げは〈実力診断マークテスト〉。自分では気づかないようなニガテ分野もあぶりだしてアドバイスをお届けするので、自信をもって新学期を迎えられます。
コツ3.受験の目標をもつ
長い夏休み、行きたい高校や将来の夢を親子で話し合う絶好の機会です。
7月27日(土)・28日(日)には、「47都道府県別高校入試セミナー」を実施。最新の出題傾向をもとに、5教科の学力検査の対策をお伝えします。中2のうちから、入試に向けてどのような学習をすればよいのか解説しますので、ぜひ、ご家族でご視聴ください。
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