理解が浅い単元、解けなかった問題を徹底的に復習し、ニガテな数学を克服!
中3|8月号猫猫 先輩 2024年度入試で合格
トクイ教科:社会 ニガテ教科:数学、英語
部活:美術部
志望校合格までの壁:重要語句や年号の暗記などは得意なので社会は得意科目。一方で、数学はニガテで、模試でちょっと難しい問題が出題されると手が出ない状態…。
夏の総復習
ニガテな単元を洗い出して重点的に復習
中3・7月に美術部を引退して、夏休みから本格的に受験勉強を始めました。最初はなにから手を付けたらいいのか、わからなかったのですが、とりあえず5教科の「ニガテ単元探し」からスタート。中1、中2で習った範囲の単元名を教科別に書き出して、自分がニガテな単元を把握してから重点的に復習をしました。
特にニガテだった数学は過去のワークで解けなかった問題の見直し、解き直しに取り組みました。
夏休み前半は総復習に取り組み、
後半は定期テスト対策にシフト
夏休み中の勉強時間は1日8時間くらい。英語・数学・国語は毎日取り組むようにしました。夏休み前半は理解があやふやな単元をなくすため、復習とニガテ対策がメイン。夏休み明けに定期テストがあるので、後半は内申点対策のために〈定期テスト厳選予想問題〉に取り組みました。
志望校選び
「自分が充実した高校生活を送れるか」
を基準に志望校を決定!
第一志望をなかなか決められずにいて、10校以上のオープンスクールや説明会に行きました。平塚江南高校はまじめな先輩が多い印象だったし、学校の建学の精神が「自主自律」で、体育祭も生徒が自主的に運営すると聞いて「すてきな高校だな」と思いました。志望校選びに迷っている人は、「その高校に進学して、充実した高校生活が送れるか」をイメージしてみるといいと思います。また、高校の評判を人から聞くだけでなく、自分の目で見ることも大事です。勉強のモチベーションも上がりますよ。
受験勉強
解けなかった問題はノートにまとめ、
ニガテを徹底的につぶす
中3・11月に内申点に影響する最後の定期テストがあるので、11月までは定期テスト対策に力を入れて、定期テストが終わってから受験対策に切り替えました。受験対策で活用したのは〈合格への予想問題100〉です。1度解いて解けなかった問題は、コピーしてノートに貼り付け、自分なりの解説を書いてオリジナルの復習ノートをつくりました。特に数学と英語は力を入れました。社会や理科の暗記は、〈暗記BOOK〉を使って効率的に済ませました。
冬休みは時間を計って過去問に挑戦
冬休みは毎日12時間くらい勉強しました。神奈川県公立高校入試の過去問に取り組んだのも、この時期です。時間を計って解き、入試本番での時間配分を意識しました。過去問でも解けなかった問題はノートにまとめて、同じタイプの問題が次に出たときは解けるように復習しました。
直前期は新しい問題に取り組むのではなく、これまでできなかった問題やニガテな問題の解き直しに時間をかけました。
気持ちが沈んでいるときに、母から声をかけてもらえたのが心強かった!
冬休みに12時間も勉強をしていたときは、正直キツかったし、不安もありました。そんな様子を見ていた母から、優しく声をかけてもらえたことは、すごく心強かったです!
入試本番
電車が遅れてギリギリで会場に到着…。
時間に余裕を持つことが大事!
入試本番の朝。天候が悪くて電車が遅れ、試験ギリギリに到着。1時間目の英語は、焦ってしまい実力が十分に発揮できませんでした。英語の試験が終わったあと、友人と話して気持ちを落ち着かせましたが、やっぱり時間に余裕を持っておくことが大事です!
休み時間は〈入試会場必携本番直前チェック〉をパラパラ眺めました。要点が1冊にまとまっているのがよかったですね。
入試当日も母のサポートが心強かったです。いつも食べているお弁当をつくってくれたので、気持ちが落ち着いたし、応援メッセージが書いてあるカードを読んだときは、すごくうれしくて、「頑張ろう!」って思えました。
合格の秘訣
内申点を高くしておくことで、
受験当日の心の余裕につながった
私は中3の秋まで定期テスト対策をしっかりやるよう心がけていました。内申点を高くしておくと、受験当日に気持ちに余裕ができると思ったからです。入試が近づくと受験対策に目が行きがちですが、学校の授業もおろそかにしないようにしましょう。
受験勉強をしていると不安になるときもあると思います。でも、学校のみんなも同じように頑張っているので、自分一人だと思わずに前向きになりましょう!最後まで自分を信じて頑張ってください!
※体験談は2024年度の入試情報です。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中3の8月号おすすめ活用法
短期間で合格基礎力アップ 受験の夏の5教科総復習
中3夏までの広い範囲は、「入試頻出」に絞って総復習
受験の天王山といわれる夏休み。まとまった時間が取れるのも今のうちです。秋から本格的な受験対策を進めるために、その土台となる5教科の基礎固めをしましょう。
『中三受験講座』8月号では、中1~中3夏までの範囲から、入試頻出の問題を厳選。〈夏・厳選受験Challenge〉または〈夏・受験Challenge〉を解いて、総復習をしましょう。
そして仕上げは、各都道府県の入試傾向を踏まえた〈合格可能性判定模試〉。総復習の成果をチェックしましょう。弱点を早めにあぶり出すことができ、返却される成績表や個別の対策ドリルが、秋から本格化する受験勉強の指針となります。
夏休みの過ごし方も、過去問の解き方も、迷わない
『中三受験講座』が毎月ライブでお届けしている「合格戦略セミナー」。7月20日(土) のテーマは「差がつく夏休みの学習スケジュール」です。志望校に合格するために、どのように受験勉強を進めるのがベストか、この夏の合格戦略について解説します。
さらに、7月27日(土)・28日(日)には、「47都道府県別高校入試セミナー」を実施。最新の出題傾向をもとに、教科別の学習のポイントを解説します。過去問を解く前に、必見。
ぜひ、ご家族でご視聴ください。
9月号以降は、「47都道府県別×志望校レベル別」の対策ができる〈受験Challenge〉(紙教材)をお届けします。お住まいの地域の公立高校の入試傾向や、志望校のレベルに対応しているので、合格に向けてやるべき演習に取り組めます。どうぞご期待ください。
▲体験談も読む