『大人っぽい人になりたい! 文化の香りでオトナぶる!』

ミライ科
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学校行事
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#ファッション#季節の行事#放課後
2024.11.01

空気が少しずつ冷たくなってきて、日に日に秋が深まっていく。
なんとなくしっとり切ない気持ちになるこの季節は、少し大人っぽい落ち着いた人になってみたい。
秋といえば芸術の秋。
芸術や文化の香りをまとわせて、見た目も中身もちょっとオトナぶってみない?

目次

大人っぽさを感じさせる人はどんな人?

大人っぽくなりたい! って思っても、じゃあどうしたらいいんだろう。
そもそも、大人っぽく感じさせる人はどんな人かな。
ポイントは3つ。
まずは見た目。
同級生でも、「あの子は大人っぽく見える」っていう子いるよね。
そして中身。
内面から出る大人っぽさっていうのもある。
最後の1つは、しぐさや言葉づかい。
言葉の選びかたや、ちょっとしたしぐさでぐっと大人っぽさが出てくるよね。
大人っぽさを感じるこの3つのポイントについて、詳しく考えてみよう。

大人っぽさを感じる見た目とは?

中学生で大人っぽい見た目というと、やっぱり背の高さや成長の個人差が大きく影響してしまいそうだよね。
でも、工夫で変えられることもたくさんあるんだ。
ヘアスタイルや服装によって大人っぽさを感じさせることもできる。
オシャレというだけじゃなくて、どういうアイテムをチョイスするかで、大人っぽさを演出することができるよ。

内面からにじみ出る大人っぽさ

見た目だけじゃなくて、内面からにじみ出る大人っぽさもある。
いつもいろいろな本を読んでいるとか、アートに詳しいとか、雑学をよく知っているとか、文化的で知的な印象がある人はオトナな感じだよね。
それに、感情的にならずいつも冷静な人も大人っぽい。
内面的な自分みがきをすることで、会話の内容も大人っぽくグレードアップできるはず。
そんな内面からにじみ出る大人っぽさも大切にしよう!

しぐさや言葉づかい、人との接しかたで感じる大人っぽさ

大人でも、しぐさや言葉づかいが乱暴な人は子どもっぽいよね。
いくつになっても、自分勝手で自己中心的な行動は子どもっぽい。
逆に、ていねいで思いやりのある言葉づかいや接しかたのできる人は、大人っぽく見えるもの。
ちょっとした心づかいやマナーをいつも忘れずにいることで、それがしぐさや言葉づかいにあらわれて、大人っぽさを感じさせる人になれるはず!

見た目から大人っぽさを演出するには?

まずは、見た目から大人っぽさを演出できる工夫について考えてみよう。
ヘアスタイルや服装のコーディネートだったら、おそらく多くの人が、落ち着いた雰囲気のものやシンプルなもの、それに流行に左右されないものに大人っぽさを感じるはず。
派手なものや流行のものも楽しいけれど、どうしても子どもっぽく見えがち。
キレイな姿勢や立ち居ふるまいを意識することでも、大人っぽさを演出できるよ。

大人っぽいヘアスタイルって?

校則があるから、大胆なアレンジをするのは難しいよね。
でも、大胆すぎる髪型は、かえって子どもっぽい印象になってしまうかも。
ここは落ち着いた工夫で、大人っぽいヘアスタイルにチャレンジしてみよう。

まずいちばん重要なのは、基本的な髪のお手入れ。
きちんとブラッシングをして、基本のヘアケアをしよう。
ぼさぼさヘアじゃ、大人っぽさとはかけ離れてしまうよ。

そのうえで、大人っぽいヘアスタイルのポイントは奥行き。
髪をセンター分けにするときなど、頭にぺったりとさせてしまうと、まじめな感じはするけど、ザ・学生という印象になってしまう。
大人っぽさを演出したいなら、髪をなるべくふんわりと根元から立ち上げて、おでこやこめかみとの間にスキマができるようにしよう。
そうすると奥行きができて、エレガントな大人っぽさを演出できる。
髪質によってどうしてもふんわりさせられない! という場合は、思いきり短くしてしまって、ぺったり感を減らすなど、髪質と相談しながら工夫してみよう。

髪の長い人の場合は、まとめ髪でのおくれ毛も大人っぽい雰囲気を作るポイント。
シンプルなポニーテールでも、きっちりとまとめるのではなく、こめかみの髪をほんの少し引き出してふわっとなるようにしてみよう。
ただ、やりすぎるとかえって子どもっぽくなるので、自分の全体の印象と合わせて、鏡の前で工夫してみよう。

落ち着いた色味のコーディネート

服装選びも、大人っぽい見た目を演出するのに重要なポイント。
モノトーンといわれる白黒やグレーのコーディネートや、ベージュやブラウン系のセピア調は落ち着いたオトナっぽい印象になりやすいよ。
また、ダスティーピンク、オリーブ、モスグリーンといった、いわゆるくすみ系カラーもおすすめ。
ストライプやチェック、花柄のものでも、トーンの落ち着いたものならちゃんと大人っぽく見える。
自分の持っているアイテムの中から、落ち着いた色味のアイテムを選んでコーデしてみよう。

シンプルで品のある小物や持ち物

ぱっと見はとくに大人っぽいと思わない子だけど、持っているアイテムで「あれ、けっこう大人っぽい?」なんて思ったことはない?
そんなオトナなアイテムのチョイスのポイントは、シンプルで品のあるもの。
たとえば、ペンケースやノートなどのステーショナリーは、ついつい推しキャラなどで飾りたくなるところだけど、大人っぽさを演出したいなら、そういうものは避けてシックなカラーで統一。
バッグにつけるチャームやキーホルダーは、じゃらじゃらつけるのではなく、マットなシルバーやゴールド、単色くすみカラーの小物をワンポイントで。
そんなふうに、シンプルで品のある小物使いでオトナを演出できるよ。

キレイな姿勢、落ち着いた立ち居ふるまいで大人ぶる!

俳優さんやモデルさんは、同い年でも大人っぽく見えることが多い。
キレイにかっこよく映るために、ふだんから正しい姿勢を意識していて、そのための体幹トレーニングもしているはず。
そのうえで俳優さんは、若い役も年を取った役もこなすよね。
これは顔立ちや体形、メイクや服装といった見た目だけじゃなくて、姿勢や立ち居ふるまい、しぐさなど、カラダ全体でその役を表現しているからなんだ。
そわそわバタバタした人は大人っぽくは見えない。
しっとり、ゆっくり、落ち着いた立ち居ふるまいをする人は大人っぽく見える。
ちょっと深呼吸をして、すっと背筋を伸ばせば、気持ちもすっとする。
キレイな姿勢と落ち着いたふるまいで、大人ぶってみよう。

大人っぽい人になるには内面をみがくべし!

見た目も大事だけど、大人ぶるならやっぱり内面が大事。
その人がもつ内面が、表情や雰囲気として見た目にも表れるものだからね。
キレイな姿勢や落ち着いた立ちいふるまいも、そうしようと意識する内面の表れ。
大人っぽくなりたいなら、内面をみがくべし!

文化の香りを取り入れて大人っぽさを演出

大人っぽくなる内面みがきに取り入れてほしいのが、文化的なものにふれること。
たとえば、芸術、文化財や文化遺産、美術館・博物館に図書館といった文化施設。
このほかにも、科学技術や学術、歴史的建造物、都市の景観などもいい。
「文化系の部活」とか、高校や大学で開催される一大イベントも「文化祭」というよね。
秋はそうした文化的なイベントがたくさん行われている。
ぜひ見たり参加したりして、豊かな感性をみがこう。
文化の香りがキミの大人っぽさにみがきをかけてくれるよ。

読書で多様な視点をもつ

秋は読書の季節でもある。
しっとり静かに読書している姿や、おしゃれっぽい本を持っているだけでも大人っぽく見えるよね。
それに、読書をすることで新しい知識を得るだけじゃなく、多様な視点を持つことができるんだ。
そして、それは小説や詩だけじゃなくて、図鑑や事典でも同じ。
その本を作った人が、どんな気持ちでその本を作ったのか考えるのもおもしろいよ。
そんなふうに狭い視野ではなく、多様な視点でものを見ることができることこそが、オトナの証し。
知識と教養で大人っぽくなることを目指そう。

さまざまなことに興味をもって学ぶ姿勢をもつ

社会で起きていることや歴史のこと、文学作品や科学のこと、さまざまなことに興味をもって学ぶ姿勢をもつことも、内面をみがくのに大切なこと。
学校の勉強をしっかりやるだけじゃなく、「知ってみたらおもしろかったから、もうちょっと詳しく知りたい」という知的好奇心が、キミの内面をみがいてくれる。
さまざまなことに興味をもって学び続けている人は、たくさんのことを知っているけど、そういう人ほど「自分は知らないことが多い」と自覚していたりする。
学べば学ぶほど、知りたいことが増えて、豊かで楽しい、オトナな自分に近づけるはず。

美術館や博物館、クラシック音楽などで大人ぶる!

芸術や文化といえば、美術館や博物館。
美術館巡りをしている中学生・・・なんだかすっごく大人っぽいよね。
芸術作品はよくわからない、なんてことはおいておいて、まずは試しに美術館に行ってみたらどうかな。
行ってみると、意外なおもしろさを感じられるかもしれない。
博物館は、博物というだけあって、いろいろな種類があるよ。
最新の科学や技術、地元の歴史などに特化した博物館や、衣服やカバンの博物館などもある。
自分が興味のあるものの博物館もあるかもしれないね。
芸術といえば外せないのが音楽。
音楽の中でもクラシック音楽を聴くなんて、ダントツに大人っぽい印象だよね。
ちょっと名前を知っている音楽家で選んだり、チェロやクラリネットといった知っている楽器で選んだり、クラシック音楽に触れてオトナぶってみよう。

 落ち着いた会話と態度で大人っぽい人になる!

話しかたが大人っぽいなあ、という子が、クラスに一人や二人はいるんじゃない?
そういう子を観察してみると、話しかたや声の調子が落ち着いているはず。
落ち着いた会話と態度を心がけて、オトナっぽい人になろう。

大人っぽい人は聞き上手!

じつは大人っぽい人は聞き上手な人が多い。
小さい子は、幼稚園や小学校から帰ってくると「ねぇ、ママ聞いて聞いて!」っていつも言っているよね。
それを「うんうん、そうだね」って聞いてあげるのは大人の役目。
大人っぽい会話をできるようになりたいなと思ったら、まずは相手の話を聞くことを意識してみよう。
あいづちは声に出さなくても、相手の顔を見てうなずいて「聞いてるよ」って伝えるだけでもいい。
話の途中で気になることがあっても、相手が話し終えるまで聞いてから話そう。
相手はなにを伝えたいのか、何を感じたのか、落ち着いてしっかり話を聞くことを心がければ、オトナな聞き上手になれるよ。

自分の意見はしっかりもつ

人の話を聞いて、ただうんうんうなずくだけでは大人っぽい人にはまだ今一歩だ。
友だちと意見が違うときに、「あなたもそう思うでしょ?」って言われたり、そんな空気になったりすることがあるよね。
キミが感じたこと、キミの意見はとっても大事。
同じように、友だちが感じたこと、友だちの意見もとっても大事。
周りがみんな自分とは違う意見でも、「そっか、そういう感じかたもあるんだ」ぐらいに考えて、自分の意見をしっかり持って、大事にできるのが大人だ。
だから、「でしょ?」といわれても、無理にうなずく必要はない。
自分の意見をしっかり持って、お互いの意見を大事にしあえる、大人でも難しいことだけど、心がけているだけで、しっかりオトナだよ。

言葉づかいやマナーで大人ぶる!

なにごともていねいにすることを心がけると、大人っぽく見える。
たとえば、言葉づかい。
インタビューを受けるスポーツ選手や芸能人で大人っぽい好印象な人は、しっかりした言葉づかいで受け答えしているよね。
略語やその場のノリのような話しかたではなく、きちんとした言葉づかいをしているはず。
それに、マナーがきちんとしている人も大人っぽいよね。
マナーって? と思ったら、まずは食事のマナーを見直してみよう。
お箸の持ちかた、ひじをつかないといった姿勢や音。
いっしょに食べている人がいやな気持ちにならないようにという思いやりがマナー。
キレイに食べたら、作ってくれた人もうれしいはず。
歩いているとき、さっと道を譲ったりできるのもステキだよね。
気づいたところから、少しずつ「いいな」と思う態度をマネしてみよう。

まとめ

ちょっとオトナっぽくなってみたいと思ったキミ。
オトナへの一歩をふみだすヒントは見つかったかな?
季節は文化芸術の秋。
文化の香りをまとわせて、見た目も中身もちょっとだけオトナぶってみよう!

美しい所作や礼儀正しいふるまいを身に付けたい! と思ったキミは、マナー講師という仕事に向いているかも?

さまざまな場に即したマナーを教える先生

マナー講師とはマナーを教える先生です。
マナー講師と一口にいっても、教えるマナーの分野や、教える対象には種類があります。
たとえば、会社の新人向けに、社会人として成果が出せるようにビジネスマナーを教える講師、サービス業や医療現場で働く人への接遇(せつぐう)※、マナーを教える講師、就活支援や面接のマナーを教える講師、テーブルマナーを教える講師、冠婚葬祭(かんこんそうさい)のマナーを教える講師、子どもを対象に公共の場やよその家でのマナーを教える講師など、さまざまです。

そもそもマナーとは?

 マナーというのは、「これが正解」と明確に決まっているものではありませんが、周囲の人を思いやり、お互いに気持ちよく過ごすための技術です。
気持ちの良いマナーを実践することで、対人関係や仕事などがスムーズに運び、その人本来の実力が発揮できたり、目標がかなったりすることが多々あります。
マナー講師は、マナーを教えることを通して、受講生が自信を持って振る舞えるようになったり、自分の目標を達成するために前向きな気持ちに変わったりなどの成長を促す仕事です。
※接遇とは、お客様や相手をもてなす、思いやる気持ちを持って応対することです。

大人っぽさや美しさにさらに磨きをかけたいと思うキミは、モデルという仕事に興味がもてるかも?

モデルの代表格は、ファッションモデル

ファッションモデルの仕事は、ファッションショーや雑誌、テレビなどでオリジナルの、あるいは最も新しい流行の服を着こなし、世の中に広く紹介することです。
しかし、歩き方や着こなし、ファッションセンス、プロポーションのよさが求められるほか、衣装の仮縫いの時にはデザイナーのOKが出るまで何時間も立ったままでいたり、ショーでは長時間気を引きしめていなくてはならなかったりと、体力や忍耐力も欠かせない厳しい仕事です。
長く続けるために、体型を保つための肉体的な自己管理を行うなど、華やかに見える一方でたいへんな努力が必要になります。

プロダクションに所属することがキャリアの第一歩

モデルに学歴や資格はいりません。
容姿、センス、チャームポイントなど、自分自身がもっている性質や才能が資本です。
キャリアの第一歩は、モデルプロダクションに入ることです。
ファッションショーのモデルなら、高身長が有利です。
ただ、必ずしも高身長でなくても、テレビのコマーシャルや雑誌などのモデルの仕事があります。
収入はモデルのランクや仕事の内容によって変わる歩合制であることが多く、世界をまたにかけて活躍するスーパーモデルともなると、ワンステージが数百万円に及ぶこともあります。
名前が売れて人気が出ればマスコミに登場する機会も多くなり、仕事の量や収入も増えるでしょう。

伝統やマナーを知って人をおもてなしする仕事の代表格がホテルマンだ。どんな仕事なんだろう?

『オトナの本音インタビュー』渡辺 零さん(ホテルマン)

どんな仕事かな? と思ったら「おしごと事典」を見てみよう!

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