『汗が目立たない服はこれ!』
暑くなってくると、だんだん気になるのが汗のこと。
登下校だけでも汗だくになるし、体育や部活動の後はもうべたべた......。
遊びに行くときも、おしゃれな服を選んだはいいものの、汗が気になって思い切り遊べなかったらもったいない!
目次
汗は悪者?
「汗なんてかかなきゃいいのに」そんなふうに思うこともあるかもしれないけれど、汗はそもそも悪者なの?
良い汗と悪い汗
体から出る汗は必要があって出ているもの。
でも、じつは汗にも種類がある。さらりとしていて、ほぼ水と同じで、においの少ない良い汗と、べっとりとしてにおいも残りやすい悪い汗だ。
良い汗は、かいたら蒸発しやすく体温調節にも役立つ。
その一方で悪い汗は、蒸発しにくいから体温調節に向かず、熱中症の原因になることもあるんだ。
汗くさくなる
汗くさくなる原因になりやすいのは、悪い汗のほうだ。
そして、汗をかいたらなるべく早めにふくことも重要。
乾いたタオルよりも、濡れタオルを使ったほうが効果的だよ。
見た目が悪い
汗だくな状態って見た目が悪いのも気になっちゃう!
せっかくセットした前髪も、べったりおでこに張り付いて、残念でしかない。
服が白くなってしまう
汗をかきすぎて、涼しい部屋に入って汗が引いたと思ったら、なんと汗の染みがくっきり!とくに黒など色の濃い服は、汗からできた塩の結晶が目立ちやすいんだよね。
汗染みが目立たない服とは?
背中に脇に、汗染みが気になる人は、なるべく染みが目立たない服を選んでみてはどうかな?
素材は速乾性の高いもの
最近では、濡れても乾きやすい、速乾性の高い繊維でできた服がたくさん登場しているよね。そういう素材を選んでみると染みができにくい。
色は黒や白
汗染みは、グレーや茶色など、濡れると色が変わりやすい服だと目立ちやすい。
黒や白など、色の変化が少ない服を選ぶのもいい手だよ。
ゆとりがあるサイズ感で
ピタッと体のラインに沿った服よりも、ダボっとゆとりがあるほうがやっぱり汗染みになりづらい。風も通って涼しいから一石二鳥!
インナーを使う
暑いから、とインナーを省略している人は、汗を吸ってくれるインナーを使うのをお勧めするよ。
汗が服に染みる前に、インナーが吸収してくれることで汗染みはずいぶん減るはず。
汗をかいた服を洗濯する方法
どんなに汗染みが目立たない服を選んでも、汗をかかずに過ごすのは無理。
汗をかいた服はどうやって手入れをすればいいのか、それも知っていれば役立つはず!
服のにおいの原因は?
汗をかいてしっかり洗濯したはずの服が、しばらくすると臭いがするなんてこと、あるよね。これは、洗いきれずに服に残った汗や皮脂が原因だ。
洗い残しがあると、そこに細菌が繁殖して、においが発生してしまう!
その日のうちに洗濯する
じゃあ、洗い残しをできる限り無くせばいい!
そのためには、汗をかいたらその日のうちに洗濯することが重要だよ。
でも、翌日の朝に洗濯機を回すというお家も多いはず。
どうしてもにおいが気になるなら、洗濯する前にできるケアも知っておこう。
つけおき
漂白剤を使える素材の服なら、40~50℃のお湯に酸素系漂白剤を溶かして、1時間ほどつけおきをしてみよう。
汗のにおいがスッキリするはず!
お湯で洗濯
冷たい水で洗濯するよりも、お湯を使ったほうが皮脂などは落ちやすいよ。
だから、いつもの洗剤を使う場合もお湯で洗濯をしてみよう。
煮沸
汗や皮脂にわいた菌は、高温で熱すれば一撃!
だから、大きめの鍋を使ってグツグツと煮沸してみよう。
コインランドリーを活用
コインランドリーには、家庭用の洗濯機よりも高性能のものが置いてあることが多いよ。
お湯での洗濯が手軽にできたり、乾燥機を使って高温で殺菌したり、といった手段をとることができる。
どうしても消せないときは捨てることも考える
それでも臭いが消えないとき、その服には申し訳ないけれど、お別れすることも検討しよう。着ていて毎回嫌なにおいがしていたら、やっぱり手にはとりたくなくなるよね。
今すぐにおいを消したいときは
お気に入りの服を着て出かけよう! と、出かける直前になって服を手に取ったら、なんだかにおう......そんなときは、すぐににおいを消す方法を試してみよう。
高温の蒸気を当てる
アイロンのスチーム機能や、スチーマーを使って高温の蒸気を当てる方法は、においをすぐに消したいときに効果あり! くれぐれもやけどには気をつけてね。
消臭スプレーを使う
スチームを当てる時間すらない、なんていうときは、消臭スプレーをかけちゃおう!
外出先なら除菌シートを使う
「いいや!」と着て出てみたけれど、やっぱり気になる......そういうときは、除菌シートでふいてみよう。とにかく、繁殖した菌を取り除くんだ!
まとめ
暑い季節は、おしゃれと清潔感キープのために汗との戦いは避けられない!
においを残さないためには、汗をかいたらすぐにふく、洗うが基本と覚えておいてね。