『修学旅行 この表紙絵でしおりはキマリ!』
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- 2024.02.23
中学生活でもっとも盛り上がる行事といえば修学旅行!
旅行前には修学旅行のしおりを作るけど、しおりの表紙って、どんな絵やデザインがいいのか迷っちゃうよね~。
だって修学旅行のしおりの表紙は、先生たちや学年全員が見るものだし、記念に残るものだしね。
この記事を読んでいるキミは、修学旅行のしおりをつくるメンバーかな?
それとも「表紙の絵を描いて」って頼まれたりした?
今回は、旅行気分が盛り上がる「修学旅行の表紙絵」について考えていこう。
目次
修学旅行の表紙絵は思い出のかたまり
どんな表紙にするか考える前に、まずは修学旅行の表紙の役割を知ろう!
表紙の役割を知れば、どんな絵を描けばいいのか大切なヒントをゲットできる。
修学旅行のしおりと表紙の役割は?
修学旅行のしおりには、旅行中の持ち物や、集合場所、スケジュール、宿泊先、連絡先、約束ごとなどの情報がまとまっている。
学年のみんなが楽しく安全に旅行をして、探究活動を深められるようにする目的があるんだ。
そして表紙には、キミたちの大切な中学の思い出をいろどるスペシャルな役割が期待されているよ。
表紙絵は思い出をいろどる大切なアイコン
期待されているスペシャルな役割とは......⁉
1 旅への期待をわくわく盛り上げること
表紙のイラストや写真をみただけで、「楽しみだな~」「早く行きたい!」という気分を盛り上げるようなものであるといいね!
2 旅が終わったあと中学の修学旅行を思い出す
たとえば、何年かたったある日、キミが修学旅行のしおりを発見したとするよね。
表紙の絵を見たとたん、キミのなかで中学の修学旅行のいろんな思い出が一瞬(いっしゅん)でよみがえってくるんだ。
「みんなで〇〇に行ったな~」「あそこで名物の〇〇食べたな~」「朝方まで恋バナで盛り上がったよな」「はしゃぎすぎて先生に苦労かけたな~」とか。
だから表紙をみただけでいろんな旅の思い出がよみがえってワクワクするようなものであるといいね!
すてきな表紙絵で修学旅行をもっと盛り上げよう!
そう、だから修学旅行のしおりの表紙絵ってけっこう大事。
せっかく作るなら超すてきな表紙絵を考えて、みんなの修学旅行をもりもり盛り上げていこう!
そしてみんながそのしおりをず~っと大事にしまっておきたくなるような自慢の表紙絵を作っちゃおう!
修学旅行の表紙絵のイメージを考える
ということで、ここからは表紙絵のイメージを考えよう!
どんな表紙絵だと、みんなの旅へのわくわく期待感を盛り上げられるかな?
どんな表紙絵だと、あとで旅の行き先や出来事を思い出しやすいだろう?
表紙絵のデザインを考える
表紙絵のデザインにはいろいろなパターンが考えられる。
たとえば、修学旅行を楽しむ中学生のイラストがメインで、その背景に観光地の写真がいくつかあるパターン。
「修学旅行」の文字がセンターにタテ書きに入っていて、旅の行き先の観光地のイラストがそのまわりにあるパターン。
旅行先の有名な建造物がドドーンと大きく入っていて迫力満点のパターン。
たくさんの名物の写真がちりばめられているパターン。
などなど。
キミは、どんなデザインのパターンが思い浮かぶかな。
いろいろな表紙絵やイラストをリサーチしてみる
「えっ、パターン? 急にそういわれてもイメージがあんまりわかないよ~」
そんなときは迷わずリサーチ。
修学旅行のしおりの表紙絵や、修学旅行のイラストを、ネットで検索して、参考にしてみよう。
表紙絵をリサーチしよう!
ネットで「修学旅行 表紙絵」で検索すると、いろいろな中学校のしおりの表紙絵を見ることができる。
全国の中学生が作った実際のいろいろな表紙絵をみれば、どんなデザインのパターンがいいか、考えやすくなるよ。
リサーチのコツは、ただ「これいいな」「好き!」と思うだけでなく、「どこが魅力なのか」「どこが工夫のポイントか」と、魅力のポイントをチェックすること。
そうすればきっとキミの作る表紙絵の参考になるよ。
たとえば...
・この表紙絵は中学生のオリジナルキャラがかわいくて魅力的だな。
・この表紙絵は城の絵の構図がド迫力だ!
・この表紙絵は「修学旅行」という文字の書体がオシャレだな。
・この表紙絵は有名なお土産を巨大に描いていてインパクトあるな。
・この表紙絵は新幹線など乗り物が描いてあるのもわくわくするな。
など。
そのほか表紙絵のふんいきも、どんなものがいいか考えながらチェックしてみよう。
・ほんわか
・おもしろい(笑える)
・カッコイイ
・芸術的
・楽しそう!
・おいしそう!
・個性的!
など。
修学旅行のイラストをリサーチしてみよう!
次は「修学旅行 イラスト」というキーワードでイラストを検索してみよう。
わいわい楽しそうに見学しているシーンのイラストがたくさん出てくる。
ひとつの観光シーンでも別の角度から描いたり、別のポーズで描いたりすることで、ずいぶん印象が変わることに気づくだろう。
表紙絵の素材を考える
いろいろリサーチし終わったら、キミの気に入ったものを参考に、表紙絵にはなにを描くかを具体的に考えよう。
表紙に入れるアイテムはなににする?
表紙に入れるアイテムはなにがいいだろう?
旅行先で有名なものを入れる?
旅行中のみんなのシーンを中心にいれる?
飛行機や新幹線などの乗り物もどこかに入れてみる?
どんなシーンを入れようかな?
みんなの旅への期待がワクワク高まりそうなアイテムやシーンを考えよう!
表紙に入れる文字を考える
イラストだけでなく、表紙に入れる文字も考えよう。
・しおりタイトル...「修学旅行」など
・中学の名前...「〇〇中学校」
・旅の日程...「〇〇年〇月〇日(○曜日)~〇月〇日(○曜日)」
・旅の行き先...「京都・奈良」「沖縄」
などの文字があると、思い出をパッと振り返りやすいね。
修学旅行の表紙絵づくりの方法は?
表紙絵に入れるアイテムが決まったら、いよいよ実際の表紙絵づくりを始めよう!
表紙絵づくりの方法はいくつかある。
学年のイラスト自慢に依頼する
1つ目は表紙絵のイラストを学年のなかで、イラスト自慢の人に頼む方法。
(もちろんキミがイラストを頼まれているならキミが描こう!)
しおりのなかに小さくでも、「表紙イラスト/〇組 〇〇〇〇さん」など表示を入れておくと本格的だし記念に残る。
学年にイラスト自慢の人が多いときは、表紙絵の人、なかのページのカットイラストを描く人、裏表紙を描く人など、何人かで役割分担(ぶんたん)をお願いするのもいいかも。
写真を使って構成する
2つ目は、旅行先の有名な建物や食べ物、動物などの写真を何枚か組み合わせてつくる方法。
でもちょうどいい感じで撮れている旅先の名物の写真を入手するのはむずかしいかも?
そういうときは次に紹介するフリー素材を使うという方法がおすすめ。
フリー素材を使ってみる
有名な観光地に関する写真やイラストは、インターネットでフリー素材を探すといろいろ見つかるよ。
うれしいことに修学旅行の代表的な行き先に関するフリー素材の写真やイラストは、比較的充実している。
ただしフリー素材を使うときは、先生に使いたいサイトの著作権のことを確認してもらってからにしよう。
フリー素材は「フリー」と書いてあっても、著作権のルールがあったり、有料のことがあったりするので、扱いには注意が必要なんだ。
また(言うまでもないことだけど)、ほかの人や旅行会社などがSNSやHPでアップしている写真やイラストを無断で使うのは法律で禁止されているのでやめよう。
そのほか
あまりにも学年にイラスト自慢の絵師やマンガ家志望者や美術部員がいっぱいいて、だれに頼むか選べない場合は、いっそ表紙絵のコンテストを開くのもいいかも。
みんなで投票して、1位の人の絵を表紙に、2位の人のイラストを裏表紙に、3位の人にはなかの情報ページのカットイラストをお願いしてみてはどうだろう?
修学旅行のしおり そのほかの工夫は?
修学旅行のしおりの表紙絵を作るとき、ほかにどんな工夫が考えられるかな?
しおりの中身と表紙絵を関連づけるアイデア、先輩の思い出をリサーチするアイデア、修学旅行の旅行先別のアイデアを紹介しよう。
しおりの内容と表紙絵の関連を考える
まずはしおりの内容と表紙絵を連動させるアイデアから!
・表紙絵を旅の日程表に連動させる。具体的には、表紙のスペースを3分割して、「1日目」「2日目」「3日目」とそれぞれ大きな見出しをつけ、その日に行く場所ややることを描く。
・しおりに旅のスローガンが出てくるなら、表紙のイラストの奈良の大仏とか舞妓(まいこ)さんとかにふきだしをつけて、そのスローガンを言う絵にする(京都・奈良の場合)。
※北海道なら熊に、沖縄ならシーサーにスローガンを言わせてみるとか!
・表紙に出てきた人物イラストを、しおりのなかにも小さなカットで何点か登場させる。
その場合は、歩いているポーズや、学んでいるポーズ、宿で寝るポーズなどの小さなカットもセットで描いてもらおう。
・表紙に修学旅行にちなんだクイズやパズルの問題を書いておき、中面に小さくヒントをちりばめて、最後のページで答えがわかるしかけにする。
・表紙と裏表紙を連動させ、ストーリー性を持たせる。
たとえば表紙は中学生の日中の観光の様子、裏面は夜に宿泊先の部屋でみんなで枕を並べて話している様子など。
表紙のイラストをコマ漫画風にかいて、その続きを中面でもコマ漫画で横に小さく流していって、裏表紙のコマ漫画でストーリーが完結するのもおもしろいかも。
先輩たちの体験談や思い出をリサーチする
修学旅行のしおりの絵を考える前に、先輩たちの修学旅行の思い出をリサーチして、イメージを広げて深めるのもおすすめ。
なんたって表紙の絵をかくときは旅に行く前。
行く前に旅の思い出をイメージするのって実際ムズカシイかも。
もしかすると「ありきたりな平凡な感じ」になる可能性も⁉
イメージ力不足を解消するには、実際に修学旅行に行った先輩の楽しかった話を聞いたり、現地で撮った写真を見せてもらったりするのがイチバン!
実際に体験した話を聞くと急に旅の様子がイキイキと想像できるようになるかもしれない。
また可能であれば、先輩の撮影した、映える写真をデータでお借りするのもいいかも⁉(もちろん、先輩に修学旅行のしおりにのせてもいいか確認してOKをもらったうえでお借りしよう)
ただしここで注意! しおりにのせる写真は、先輩たちやほかの知らない人など、だれも人物が写っていないものだけにしよう。
同じ学年ではない先輩たちが、キミの学年のしおりに写真がのっては変だし、道行く知らない人々の写真にも「個人情報」や「肖像権」があり、許可なく使うことは禁止されている。
表紙絵に写真をつかわない場合も、イラストを描くイメージの参考としてお借りするのもおすすめだよ。
修学旅行の行き先別の工夫
さて表紙のイラストには、修学旅行先にちなんだ名物の景色や食べ物などを描くと、どこへ旅行に行ったのかひと目でわかるようになるよね。
旅先の有名なものを表紙に描いたり写真を入れたりするなら、キミの修学旅行の行き先に、どんな観光名所や有名なものがあるのか、事前にリサーチしよう。
表紙にのせるのは、個人的に知っているレアなものより、みんなの知っている目玉観光地とか名物のほうが、みんなの旅気分が盛り上がる。
どれを選べばいいのか迷ったら、周りの友達に「沖縄といえば?」とか「京都・奈良といえば?」など聞いて、人気度・知名度をリサーチしてみるのも役立つね。
次に、旅行の行き先別の有名なものをあげてみるので参考にしてみて!
〇北海道に行くなら
旭山動物園 小樽運河 札幌時計台 毛ガニ 夕張メロン クラーク像 ラベンダー畑 羊 牛 函館の百万ドルの夜景 など
※北海道は非常に広いので、札幌、函館、旭山動物園などは、それぞれとても離れたエリアにある。今回の修学旅行で行くエリアに関係するものだけ描こう。
〇東京に行くなら
東京スカイツリー 東京タワー 上野アメ横商店街 浅草寺の雷門 ハチ公 人形焼 アサヒビールのビル フジテレビ本社ビル など
〇京都・奈良に行くなら
舞妓さん 清水寺 二条城 伏見稲荷 八ツ橋 奈良の大仏 奈良公園の鹿 など
〇広島に行くなら
原爆ドーム 広島風おこのみ焼き もみじまんじゅう 厳島神社(いつくしまじんじゃ) 広島東洋カープ など
〇沖縄に行くなら
海 シーサー 美ら海水族館 パイナップル サーターアンダギー 沖縄そば ちんすこう 三線(さんしん) など
※沖縄本島に行く場合は、離島の有名なもの、たとえば西表島(いりおもてじま)にしかいない「イリオモテヤマネコ」などは描かないでおこう。
まとめ
修学旅行のしおりの表紙は、みんなの思い出がぎゅっとつまった大事なアイコン。
みんなの旅の期待を盛り上げたり、記憶に残ったりするものだから、ステキな表紙絵を作って盛り上げよう!
表紙絵を考えるときには、実際の修学旅行のしおりの表紙絵をネットでリサーチしたり、同じ中学の先輩たちの体験談を聞いたりすると、アイデアやイメージがたくさんわきやすいよ。
修学旅行の宿泊先や交通手段の手配がすごく楽しそう! と思うキミは、旅行代理店の仕事について調べてみては?
旅行会社にはさまざまな形態がある
旅行代理店は、パッケージツアーなどの旅行商品を企画したり、手配したり、ほかの旅行業者が企画したツアーを仲介して、販売する会社のことです。
日本全国・世界各地を対象に多彩なパッケージツアーをそろえ、旅行に関する業務のすべてを自社で取り扱う会社や、「インド旅行専門」「韓国ツアー専門」「沖縄離島ツアー専門」のように、特定の国やエリア、アクティビティーを専門に扱う会社など、さまざまな会社があります。
また、実際の店舗をもって営業する会社と、店舗をもたずにオンラインのみで営業する会社もあります。
旅行代理店社員の仕事もさまざま
旅行代理店の就職は、新卒の採用で、大学や専門学校の学部・学科を問われることはないですが、大学や短大、専門学校などで観光学の基礎知識を修得したり、語学系の学部・学科で語学を習得したりして、旅行業界への就職を目指す人も増えています。
旅行代理店の仕事は、カウンターで接客を行う業務から、社員旅行や修学旅行などの団体旅行を企業や学校に提案する法人営業、パッケージツアーでお客さまに同行する添乗業務(ツアーコンダクター)や旅行商品そのものをプランニングする仕事(ツアープランナー)など、多くの仕事があります。
修学旅行でどこに行くかなどのプランニングにめちゃくちゃ力を入れているキミは、ツアープランナーという仕事に向いているかも?
旅行業界をめざす多くの人のあこがれの職種
パッケージツアーなど魅力的な旅のプランを考えて商品化するのがツアープランナーの仕事です。
旅行業の幅広い知識と十分な実務経験が必要な職種ですが、旅行業界をめざす多くの人のあこがれの職種といえます。
人気の出るパッケージツアーを企画するには、旅行者のニーズやトレンドなどの情報収集が欠かせません。
ツアープランナーは、実際に現地に足を運び、プランに盛り込む施設や場所の視察・調査を行って情報収集することも多くあります。
旅の企画をするだけではなく、自分の企画したツアーの宿泊施設や交通機関の予約手配をしたり、旅に同行して添乗の仕事をしたりする人も多くいます。
旅行代理店に就職して実務経験を積む
ツアープランナーの就職先は、旅行代理店(旅行会社)です。
実務経験を積んだスキルの高い人が正社員で働いていることが多いです。
繁忙期は残業が増えて休みが取りづらい職種ともいわれます。
自分の経験や知識、アイデアを結集し、これは絶対ヒットする!という会心のツアープランが実現したときや、それが実際に多くのお客さまに喜んでもらえたときに、やりがいを感じるプランナーが多いようです。
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