『癖を一覧してみたらこんなにあったんだが。なくて七癖!』
キミは、気づかないうちにやってしまう癖(くせ)ってあるかな? 一般的に癖にはどんなものがあるんだろう? 調べてみたら、出てくること出てくること......!
自分では気づかないけど、まわりは気づいている それが癖
「癖? とくに思い浮かばないけどな......」そう思ったキミ!自分では気づかないのが癖なんだよ。
試しに、仲良しの友だちやおうちの人に聞いてみよう。
まず癖(くせ)を正確に定義しよう!
癖は、個人の習慣や行動パターンの一種で、通常、無意識のうちに行われる習慣的な行動や傾向をいうよ。
癖は個人の性格や環境によって形成され、繰り返し行われることで強化されることがあるとされている。
癖はさまざまな種類があり、以下にいくつか例を挙げてみると・・・
身体的な癖:爪をかむ、髪をくしゃくしゃにする、髪を引っ張るなど。
言葉の癖: 特定の言葉やフレーズをひんぱんに使う、くだけた言葉遣いをする、くどい表現を使うなど。
食事の癖: 特定の食べ物ばかり食べる、ストレス時に過食する、食事中に特定の習慣を持つなど。
社会的な癖: 他人とのコミュニケーションで特定の行動を繰り返す、無意識のうちに特定のジェスチャーやしぐさを行うなど。
癖はしばしば自分では気づかないことがあるので、他人から指摘されることがあるよね。
健康や社会的関係に悪影響を及ぼす癖については、自分で気を付けていくことが必要なんだ。
その癖はこんな意味かも 顔のパーツ編
じゃあ、さっそくどんな癖があるのか見てみよう。癖は、その人の心理状況が表れとも言われているんだ。まずは顔にまつわるものから紹介!
眉を動かす
眉(まゆ)は感情をよく表すんだ。困ったとき、嫌なときは眉をひそめる、うれしいときはパッと開く、といった具合だよ。
眉を動かす癖がある人は「感情豊か」な人だと言われているよ。ちょっとさびしがり屋で、人にかまってもらいたがっているのかも。
鼻を触る
鼻を触るのは、表情やうそをかくしたがっているのかもしれないと言われているよ。
眉毛を触る
眉毛を触るのも、かくしごとがあるときに出る仕草(しぐさ)だといわれるんだ。
「好き」という気持ちかもしれないし、「退屈だな」といった気持ちかもしれない。
耳や耳たぶを触る
声や話を聞く耳を触るのは、会話に不満があるときだと言われているよ。ほかにも、話している相手のことが苦手だ......というときにも出やすい癖なんだそうだ。
唇を舐める
緊張したときに唇は渇(かわ)きやすいよね。ついペロペロっと唇をなめてしまう人は、いつも緊張しているのかも!
唇を噛(か)む
言いたいことが言えない、グッと飲みこみがちな人にこの癖が出やすいそうだよ。ふだんからストレスを感じているのかもしれない。
口をかくす
口をかくすのは、なにかをかくしたいという気持ちの表れだと言われるよ。自分の発言に自信がない、自分の気持ちをかくしたい、それが行動にでているらしい。
目をこする
目をこするのは否定の気持ち。
ついつい、なんでも否定的に受け止めがちなタイプっているよね。
相手のことが好きではないときや、相手の話に賛成できないときに出やすいんだって。
顎(あご)を触る
自分に自信があることの表れだとも、深く考えていることを表す仕草だともいわれるよ。
その癖はこんな意味かも 目線編
目の動きの癖もある。「目は口ほどに物を言う」という言葉もあるように、目の動かしかたの癖はこんな気持ちを表している!?
上目遣(うわめづか)い
これは、相手に対して「従います」という気持ちを表す目線の動きだと言われるよ。
瞬きが多い
瞬きは緊張の表れ。これが癖になっている人は、少し緊張しやすいタイプなのかもしれない。
その癖はこんな意味かも 髪の毛編
髪の毛を触る癖も案外多いもの。どんな意味があるのかな?
頭をかく
恥ずかしい、照れているときに頭をかく仕草が出るよ。
髪を触る
これは人からどう見られているのかが気になっていると気に出やすい癖なんだそうだ。好きな人がこっちを見ている......そんな、緊張しているときにもつい髪を触ってしまう!?
髪をかき乱す
グシャグシャっと髪をかき乱すのは、なにかに悩んだりイライラしているとき。癖になっている人はなにか気になることがあるのかも?
髪をかきあげる
ちょっとセクシーに、カッコつけるイメージのこの動作。まわりからの視線に興味がある、アピールしようとしている人の癖だよ。
枝毛を探す
枝毛を探すのは手持ちぶさたなとき。ついついやってしまう人は、なんだか退屈だな......と感じているのかも。
指先に髪の毛を巻き付ける
クルクルと髪の毛を巻き付けるのも退屈だと感じがちな人に出がちな癖なんだそうだよ。
髪を耳にかける
耳にかけるのは、相手の話をしっかり聞きたいという気持ちの表れみたい。
その癖はこんな意味かも そのほかの仕草編
ほかにも「癖といえば」というものがあるよ!
貧乏ゆすり
ガタガタと足を震(ふる)わせる癖は、ストレスや不満を感じやすい人、退屈だと感じている人に多いといわれるよ。
爪を噛む
これは、唇をかむのと同じように、なにかストレスを感じているときに出やすい癖だよ。
腕を組む
相手に対して警戒しているときや、疑いを持っているときに出やすい癖だよ。まわりに対して警戒しやすい人に出やすいんだ。
首を傾(かし)げる
満足していない、自信がない、など心が満たされない気持ちのときに出る癖だよ。
ぜひ治したい癖
癖は相手を嫌な気持ちにさせてしまうことも。とくにこんな癖は直したいもの。
音を立てて食べる
いっしょに食事をする人が不快な気持ちになる癖。食べるときは口を閉じて、飲みこむまで開けないこと!
鼻をかんだティッシュを確認
フーンとかんだあと、ティッシュを開いてなかをチェックしちゃう癖。
家ならまだしも、だれかの目の前でつい出てしまうとちょっと恥ずかしい癖。
くしゃみで大きな音を出す
まるでアピールするかのような大きなくしゃみをする癖。
飛沫(ひまつ)も飛び散るし、まわりにとってははた迷惑な癖!
舌打ち
楽しくない、イライラしている、不満を感じているときなどに出やすい癖だよ。
自分の不満をだれかに伝えたい、抑えきれないから出てしまう癖。
ため息
リラックスするためについ出るのがため息。緊張している、不安を感じている人に出やすい癖だよ。
扉をバタン!と閉める
なにかイライラしているのかな? と思われがちなこの癖。
単に気にしていないだけ、という場合もあれば、まわりの関心を引きたいという場合もある。
口が開けっぱなし
集中したとき、ボーっとしているとき、気づいたら口が開いているというのもありがちな癖。
でも、実はアレルギーなどによる鼻づまりなどの病気が潜んでいる可能性も!
口呼吸が癖になると、虫歯になりやすい、口臭がきつくなりやすい、などのトラブルも起きやすいから気をつけよう。
人を指差す
人を指差すというのは、あまり感じの良い行動ではない。指差された相手も、挑発されている、もしくは威嚇(いかく)されているような印象を受けてしまうかもしれないよ。
まとめ
「なくて七癖」というのは、癖がないと思われる人も、良く見ると7個くらい癖がある、だれだって癖があるのは当たり前、といった意味だ。
癖を気にしすぎると、それがプレッシャーになってしまうなんていうこともあるから、人に迷惑をかけない癖なら、お互いさまと受け止め合えるくらいがいいかもね!