『第一印象は何秒で決まる? コントロールしよう!』
4月からスタートした新学年も、そろそろ折り返し地点。
初めて同じクラスになった人とも仲良くなったかな?
なかには「第一印象とずいぶん違う!」ということもあったんじゃないかな。
人の第一印象ってどこで決まるんだろう?いい印象を残すにはどうしたらいいのか、も気になるよね。
目次
第一印象は3~5秒で決まる その間にできること(外見編)
人の第一印象って、一瞬で決まるといわれていて、その時間はおよそ3~5秒という説がある!
たとえば「あ、この子は同じクラスの●●ちゃんだよ」と紹介されているあいだにたってしまうくらいの時間だ。
そんな一瞬で取りつくろうのは無理な話。外見についてはふだんから気を付けておくことが重要だ!
清潔感のある外見
まずできるのは清潔にすること!寝ぐせがついたままの髪、伸びた爪、シワしわのシャツ...そんな姿だと、初対面の印象は残念なものになってしまうよ。
「ピシッ」「パリッ」という言葉が似合うような、清潔感のある外見を目指そう。
笑顔が大切
多少のあらをもかくしてしまうのが笑顔の力。
パッとさいたひまわりのような笑顔とはいかなくても、せめてほほえむことを心がけてみよう。
仕草や態度
ちょっとした仕草や態度でも人の印象は変わる。
初対面など、相手のことを判断する情報が少ない状況では、目に入ってくる情報や態度などでほとんどの印象が決まるといわれるから、良い印象を残せるように気を付けよう。
共感の姿勢
「あ、この人はきちんと話を聞いてくれそうだな」そんな印象をもってもらうには、共感の姿勢をとる、つまりきちんと目を見て話に耳をかたむけることが重要だ。
第一印象は3~5秒で決まる その間にできること(話し方編)
続いて、自分が話すときにできることを紹介しよう。
話し始めの3~5秒、つまり第一声がとても重要だということだよね。
緊張していると、出せるのは実力の7割程度だと考えたら、ふだんから心がけておくといいポイント!
話すスピード
緊張すると話すスピードはアップしがち。
第一声から怒涛(どとう)のようなトークが始まったら相手はビックリしちゃうから、落ち着いて話し始めるように気をつけよう。
声の大きさ トーン
ボソボソと口のなかでつぶやくように話して「...え?」と聞き返されるような話し方はNGだ。
いつもよりも少し大きめに、高めのトーンを意識するといい。
ていねいな言葉づかい
言葉づかいも最初はていねいにするのがオススメ。相手との距離が縮まってきたら、くだけた言葉づかいにしていけばOK。
ジェスチャーを交える
「楽しく話している」「こんなことを伝えたい」という、キミの気持ちを伝えるにはジェスチャーも有効。
棒(ぼう)立ちや、うで組みをした防御(ぼうぎょ)姿勢で話すよりも、肩の力を抜いてリラックスして、わざとらしくない程度にジェスチャーを交えてみよう。
第一印象が悪い人の特徴
気をつけるべきことは、キミが「うわ...第一印象最悪だ」と感じた相手のことを思い出して反面教師にすると分かりやすいかもしれない。
印象が悪かったのはどうしてなのか分析してみよう。
話がはずまない
第一印象が悪かった相手とは、話がはずまないことが多いんじゃないかな。
なんだかノリが悪い、なにか話しかけても一言で終わる、相手からの話題が無い...とかね。
とにかく口下手なのかもしれないし、極度の人見知りなのかもしれないけれど、そんなときは「でも楽しいし、話ができてうれしい」という気持ちを表情で伝えることが大切だよ!
目線が合わない
人見知りの場合、とくにさけてしまいがちなのが、目線を合わせること。
どうしても相手の目を見るのがニガテなら、相手の鼻やまゆ毛あたりを見るという方法に挑戦してみよう。
なれなれしい
印象が悪い例として、「妙になれなれしい」ということもあるかもしれない。
言葉づかいが最初からくだけすぎている、どんどん近づいてきて妙に至近(しきん)距離で話をしてくる、いきなり肩を組まれて驚いた...とかね。
相手のようすをきちんとうかがいながらコミュニケーションを深めることが重要だよね。
まとめ
第一印象は、ある程度自分でコントロールができることがわかったかな?
第一印象が大切にされるのは、その印象をくずすのは意外に大変だから。
悪い印象をうえつけてしまうと、その後はマイナスをゼロに戻して、プラスに変えるという努力が必要になる。
最初にプラスの印象を与えられれば、あとはそこから積み上げていくだけ!次の「初めまして」に備えて今日から気をつけてみてね。