『中学生 私服はどうする? 男子編』
キミは洋服や帽子、スニーカーなどの小物を探したりコーディネートを考えたりするのは好き?「大好き。服は全部自分で選ぶ」という人もいれば「着やすいことが優先順位ナンバーワン。デザインはなんでもいいです」という人もいるかも。
「オレはこんなスタイルが好き」というのをファッションで表現することは、ハマるととっても奥が深くて歴史もあって楽しいんだ。今まで興味ゼロだったという人も、一歩踏み込んでみるとハマるかも!?
「オレはこんなスタイルが好き」というのをファッションで表現することは、ハマるととっても奥が深くて歴史もあって楽しいんだ。今まで興味ゼロだったという人も、一歩踏み込んでみるとハマるかも!?
着こなしにはルールがある
服を選ぶとき、コーディネートを考えるときには、オシャレに見せるポイントやルールがある。その基本的なものが「シルエット」と「色の組み合わせ」だよ。
「ルール」といってもスポーツみたいに破ったらペナルティということはないけれど、「あえてルールを破る」というカッコよさをねらうのはおしゃれ上級者のワザ。ファッション初心者です...というキミは、ルールに沿ったコーディネートを考えてみるところから始めるのがオススメ。
「ルール」といってもスポーツみたいに破ったらペナルティということはないけれど、「あえてルールを破る」というカッコよさをねらうのはおしゃれ上級者のワザ。ファッション初心者です...というキミは、ルールに沿ったコーディネートを考えてみるところから始めるのがオススメ。
自分に合うシルエットを見つける
最初は「シルエット」のルールを紹介しよう!服を着たときに全身がどんな形になるか、というのが「シルエット」。その形をアルファベットの形になぞらえるんだけど、中でも「A・Y・I」ラインが押さえておくべき代表的なラインだ。シルエットのルールに沿ってコーディネートを考えると、実際よりも背が高く見えたりスッキリまとまって見えたり...といいことづくめだよ。
Aライン
Aの形の通り、三角形のような形を作るパターンだよ。トップスはジャストフィット、もしくは少しピッタリめのものを選んで細めにし、ボトムスはダボっとした形のものを合わせて、上より下が太めという組み合わせが'A'ライン。
ちょっと難易度が高いのが太めのパンツ。長すぎるとまるで「袴」に見えてしまうから、丈はくるぶし前後にまで曲げて調節するといい!
ちょっと難易度が高いのが太めのパンツ。長すぎるとまるで「袴」に見えてしまうから、丈はくるぶし前後にまで曲げて調節するといい!
Yライン
Aラインとは逆のシルエット。大き目のトップスにスリムなボトムスを合わせてた場合が'Y'ラインだ。
このシルエットを作るときは、トップスサイズは思い切って上げること!普段着ているサイズの2,3サイズ上のものも合わせてみると「お、これなんかいいじゃん!」というシルエットに出会えるはず。
このシルエットを作るときは、トップスサイズは思い切って上げること!普段着ているサイズの2,3サイズ上のものも合わせてみると「お、これなんかいいじゃん!」というシルエットに出会えるはず。
Iライン
一番ベーシックなのがIライン。'I'の文字の形の通り、上半身と下半身が同じくらいの太さになる組み合わせをこう呼ぶんだ。
たとえば、少しスリム~ピッタリサイズの綿のパンツやデニムとTシャツの組み合わせとか。ベーシックなだけあって、比較的きちんとした場所に行くときはこのシルエットを意識するといいかも。
たとえば、少しスリム~ピッタリサイズの綿のパンツやデニムとTシャツの組み合わせとか。ベーシックなだけあって、比較的きちんとした場所に行くときはこのシルエットを意識するといいかも。
色の組み合わせのルール
続いて色のルールを紹介しよう。最近では、Tシャツひとつとっても同じシルエットでカラーバリエーションがあるのは当たり前。
「好きな色を選んでいいよ!」といわれても、はて何色を選んだらいいのかさっぱりわからない!そんなキミはまずこのルールを覚えよう。
「好きな色を選んでいいよ!」といわれても、はて何色を選んだらいいのかさっぱりわからない!そんなキミはまずこのルールを覚えよう。
無彩色と有彩色
色には「無彩色」と「有彩色」があるのは知っているかな?「無彩色」というのはその字の通り「彩(いろどり)」のない色で「ホワイト・グレー・ブラック」などがある。「濃いグレー」と「薄いグレー」の違いはあるけれど、これは「明るさ」の違いで色の違いじゃない。
この3色はファッションアイテムの基本で、どの組み合わせをしても大抵問題なくまとまる便利な色だ。
ただし、要注意なのは「全身黒」は「喪服」としても使われるように、重たいイメージを持たれやすく、反対に「全身白」は「結婚式」のような華やかな礼装のイメージを持たれやすいということ。
「有彩色」というのは、「無彩色」以外の色で色味のあるモノはすべてこっち。「紺」や「カーキ」はベーシックカラーと呼ばれるけれど、色味があるから「有彩色」だ。そしてオシャレをみがこうと思ったら「有彩色」の使い方をマスターする必要がある!
この3色はファッションアイテムの基本で、どの組み合わせをしても大抵問題なくまとまる便利な色だ。
ただし、要注意なのは「全身黒」は「喪服」としても使われるように、重たいイメージを持たれやすく、反対に「全身白」は「結婚式」のような華やかな礼装のイメージを持たれやすいということ。
「有彩色」というのは、「無彩色」以外の色で色味のあるモノはすべてこっち。「紺」や「カーキ」はベーシックカラーと呼ばれるけれど、色味があるから「有彩色」だ。そしてオシャレをみがこうと思ったら「有彩色」の使い方をマスターする必要がある!
有彩色は一色まで
ファッション初心者だと自覚があるキミは、まずは「有彩色は一色まで」というルールでコーディネートを考えてみよう!たとえばブルーのデニムをボトムに持ってきたら、トップスは無彩色を合わせる。ブラックのパンツをはくならば、トップスには明るめの有彩色を持ってくる...とかね。
成長期には少し余裕を持って
中学生って、1年間に10cm身長が伸びた...なんていうこともざらにある。春先に買ってもらったジャストサイズの服が初夏にはサイズアウト、気に入っていたのに秋にはもう着られないっていうことも。だから今は、サイズピッタリのものよりもあえて余裕のあるものを選んで着るのもオススメ。
さあ、ファッションに興味がわいたら、まずは手持ちの服の中でいろいろなコーディネートに挑戦してみよう!
さあ、ファッションに興味がわいたら、まずは手持ちの服の中でいろいろなコーディネートに挑戦してみよう!
ファッションに興味を持ったキミにぴったりな仕事
オシャレを考えるうえでは髪型も外せない!髪型にもこだわりを持ちたいキミは「美容師」について調べてみよう。
みんなのオシャレの見本になりたい、というキミは「アイドル」を目指してみてほしい!コーディネートを考えるのがとにかく大好き、というキミは「ファッションコーディネーター」がオススメだ。
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!(職業名をクリックしたら見られるよ!)
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