『制服の着こなし セーラー服やブレザーはキチンと感がオシャレ』
目次
一方、まったく一緒じゃつまらないという意見もあって、校則の範囲でどうやって個性を出すか、制服をどう着こなすかには、キミも興味津々じゃないかな?
校則でもOKなのにオシャレさん!
「それじゃかわいくないよ」? そんなことないんだなあ。
スクールスカートの長さはどこまで?
おしゃれな先ぱいはこれくらい、同じクラスのかっこいいあの子はこれくらい...気になり始めると、みんなのスカート丈ばかりに目がいくんだよね。
スカートの長さは、どこまで短くしていいんだろう? それはやっぱり、中学校によってさまざまだ。
厳しく長さが決まっている学校もあれば、特にルールが決められていない学校もある。
スカートを丈詰めしている...なんていう先ぱいがいる学校は、ルールがゆるいのかもしれない。ゴムベルトなどを使って、切らずに長さを調節しているのならば、たまに服装チェックがあるのかもしれない。 キミはスカートの長さをどうするか? これは案外に深い問題で、慎重に決めることをオススメするよ。勢いで短く切ってしまうと後悔するからね。
まず、スカートの長さは、パッと見てわかる。だから「この子はルールにどれくらい従うのか?」が先生たちからしたらすぐわかる。
キミが思った以上に先生たちは生徒のことをよく見ているから、短くしたらすぐに気づくはずだ。そんな覚悟でスカートの長さは考えたほうがいい。 それから、そのときの流行によって「おしゃれ」と感じられる長さは変わるんだよね。今は短いのがかっこいい、と思って切ってもらったら、1年後にはちょっと落ち着きのある長めがおしゃれ...なんてことも起こりえるから、短く切るのは要注意だよ。
スカート丈とソックスのバランスは?
スカートの長さほどはルールとして細かく決まっていないかもしれないから、工夫のしどころはソックスかもしれない!?
たとえば、足首くらいまでのショート丈のソックスだと、スカートの長さが多少長くても、足が長く見えてバランスが良く見えるみたい。逆にハイソックスだと、清らかで上品な印象になる。 そして色によっても印象は大きく変わるよ。
白だと元気で清潔なイメージ、紺や黒は落ち着いて上品なイメージ...とかね。 スカートの長さもそうだけど、ソックスにも流行があるよね。でも、それほど値段の高いものでもないし、なくてはならない必需品だから、おうちの人へのお願いはしやすいかも!?
※くわしくは「制服のコーディネート ここまでなら怒られない!」
スニーカーは足にピッタリする履き方をすればかっこいいし、ラクだ
学校指定のローファーなど、革靴(かわぐつ)をはいているというキミも、休みの日用や体育の授業用として、1足はスニーカーを持っているんじゃないかな?
そこで、スニーカーのはき心地(ごこち)がぐんとアップする、ひもの結び方を紹介(しょうかい)するよ!
ひもをゆるめず、ずぼっと足を入れるのはNG
「朝は急いでかけ出さなきゃならないし、ていねいにひもを結んでいるヒマなんてない!どうせ、学校についたらすぐにはき替(か)えるしね」
「ちょっとゆるめに結んだほうが、カッコイイと思う」
そんなキミ、ちょっと待って!
スニーカーは、長く歩いたり運動したりするときにはくために作られているものが多いよね。
だから、ちゃんとはいたらものすごく快適で、どこまでも、いつまでも歩いていられそうな気持ちにだってなれる、そんな実力の持ち主なんだ。
その力を生かしきれない、「ずぼっとはき」は残念ながらNGだ。
はくまえにひも全体をゆるめる
足首部分だけじゃなくて、つま先の方もふくめて全体をゆるめるんだ。
目安としては、するっと足を入れられるくらいかな。
ほら、お店でサイズを合わせるときに、お店の人がゆるめてくれたことはない? あれくらいだね。
※くわしくは「スニーカーの履き方 紐を結び直すのが吉!」
制服の着こなしの基本は清潔感!
そんなとき、どうしても「スカートの丈」「ソックスの色」みたいなところに目が行きがち。
でも実は一番大切なのは「清潔感」なんだ。
たしかに以前はルーズソックスやパンツの腰履きなど、「だらしない」着方がかっこいいって時代もあった。でもそれは遠い昔。まだ恐竜が生きていたころの話(笑)。
いまは清潔感こそがかっこいい。ではそのために注意するポイントは?
ブレザーはジャストサイズがキチンと感につながる
① 肩先の確認
ブレザーなどのジャケットの場合、自分の肩から1、2㎝大きいくらいがジャストサイズ。
② 袖丈の確認
ブレザーでは袖が手首に掛かるくらいがちょうどいい。手の甲まで隠れてしまったり、手首が出ているとジャストサイズに見えないんだ。
③ 胸囲の確認
ブレザーの場合、ボタンを閉めているほうがキチンと感がある。そのためにはボタンを閉めた状態で余裕がないとキツく感じてしまう。服を着用していない状態のバスト+16㎝程度のゆとりがあるサイズを選ぼう。
④ 着丈
お尻が半分くらい隠れる丈が制服のブレザーではちょうどいい。この着丈なら、なかにニットを着てもカッコよく見えるはず。
セーラー服の場合は肩先、袖丈、胸囲の考え方は一緒。着丈はブレザーより短くなるよ。
制服は定期的に洗たくしよう
●家庭では洗えないもの
クリーニング店に出してくださいね。
●洗濯機で洗えるもの
●手洗いで洗えるもの
シャツの洗い方
皮脂やタンパク質汚れが目立つ襟・袖口は、酵素入りの洗剤を使う。汗じみ、食べこぼしには、漂白成分の入った洗剤が最適だよ。
アイロンをかける
そして左から2番目のように、低・中・高のマークの下に波線が付いている場合、「アイロンをしてもだいじょうぶだが当て布が必要」という意味なんだ。
生地によってはアイロンの熱で傷んだり、テカリが出たりする。それを防ぐために布を1枚挟んで、熱が直接当たらないようにするのだけど、その布を当て布というよ。
素材は「綿」で、薄いものがいいよ。
形状記憶のシャツだとしても、アイロンをかけるとかけないでは決まりかたが違う。校内のおしゃれさんを目指すならアイロンがけはしっかり覚えたい。
●えり
寄りジワを防ぐため、えり先から中心へ向かってアイロンをかける。アイロンを持ち替えて反対側からもかけよう。
●肩
アイロン台の端に掛けると、肩部分が平らになりアイロンがかけやすくなるよ。えりを立て、平らに広げた部分にアイロンがけしていこう。
●そで口
そで口を広げ、シワが寄らないように両端から中央に向かってアイロンをかける。
裏を処理したあと、表からもアイロンをかけることでキレイに仕上がるよ。アキ部分はそろえてしっかりと、タックは上から押さえるようにかけます。
●そで
そで下の脇の縫い目をにそってそで山を作り、そで下の縫い目を元に、手で全体を平らにしてから、脇の方に向かってアイロンがけする。
そでぐり、そで山の順にかけたら、そで全体にアイロンをかける。ひっくり返して同じようにかける。
●身ごろ
右前身ごろ→後ろ身ごろ→左前身ごろの順にアイロンがけをすると、アイロンがけをした布地が手元にたまらず、かけたところがシワになりにくい。
一番目立つ「前立て」をしっかりとかけていこう。
出かける前にホコリをチェック
不毛の原因はいろいろあるけど、まずは毎日の洗髪が大切。
それでもフケがでてしまうなら、次の原因を疑ってみよう。
●頭皮の洗い過ぎ
保湿のために必要な皮脂まで落ちてしまい乾燥の原因となるよ。
●シャンプーの強い洗浄力
シャンプーの洗浄力が強すぎて皮膚のバリア機能が弱まっている。
●洗髪後のすすぎ洗いが足りない
頭皮に残ったシャンプーやリンス、整髪剤が刺激となり頭皮へ刺激となって炎症をおこしている。
●空気の乾燥
冬は他の季節に比べて湿度が低くなりがち。さらに暖房などで乾燥状態が続き、頭皮の表面も乾燥してしまう。
●ドライヤーの熱風
高温の風を出すドライヤーを頭皮に当てることで頭皮が乾燥。ドライヤーはなるべく頭皮から離して、直接頭皮に風を当てないようにしよう。
●強い紫外線
頭皮が紫外線を浴びて皮脂が酸化、酸化した皮脂が頭皮を刺激してしまう。
●偏った食生活
タンパク質やビタミン、ミネラルなど皮膚形成や保湿に必要な成分が足りておらず、頭皮が乾燥している。
●血行不良
血行不良が原因で頭皮の健康に必要な栄養素が十分に頭皮に行き届いてない。
●過度なストレス
人間関係のストレスによるホルモンバランスの乱れ、血行不良。
毎日のお手入れでおしゃれに着る
制服は一日中着ていてダメージを受けているし、長く着るものだから着たあとのメンテナンスが大切なんだ。
ほんの少しの気遣いで明日もピカピカの制服で学校に行ける。意識してみよう!
学校から帰ったら
座りじわを取るには
雨に濡れてしまったら
泥はねを取るには
落ちにくい場合は、中性洗剤を薄く溶かしたぬるま湯にタオルを浸けて、固く絞って拭き取ろう。それでも汚れがとれない場合は、クリーニングに出してね。
革靴が雨に濡れてしまったら
だからまず新品の靴を履き出すときに防水スプレーをしておこう。防水スプレーをしておけば多少の雨にあたってもだいじょうぶ。水がついたらティッシュペーパー等でなるべく早くふき取ろう。
靴の型を整えながら新聞紙つめて、新聞紙に水分をしみこませて乾かそう。新聞紙は濡れたらマメに取り替えよう。ドライヤーで乾かすと形を崩してしまうのでやめておこう。
どうだったかな? 制服はキチンと感がカッコよく見えることわかってもらえたかな?
この記事を読んでファッションに興味を持ったキミは、ファッションデザイナーの仕事を調べてみるといいかも。