夏休み明けの忙しさを乗りきる、高効率&高定着率 暗記術

中2|9月号

サバイバルEX 先輩 2024年度入試で合格

千葉県 国分高校・普通科

トクイ教科:社会  ニガテ教科:数学
部活:サッカー部
志望校合格までの壁:いつも計算につまずき苦労させられてきた数学と、苦しい時に逃げ出したくなる気持ち。

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内申点対策

時間がなくても、出やすいところを
ピンポイント暗記

中3の先輩が引退して、夏からは中2の僕たちがサッカー部の中心学年に。普段、週5~6日ある部活が、2学期以降はより忙しく感じられるようになりました。毎日、宿題や〈チャレンジ〉に取り組んではいましたが、どうしても時間が足りず、たまってしまった〈チャレンジ〉を月末や翌月に消化して、なんとかついていっている状況でした。
そんな時間がない中での定期テスト対策として役立ったのが〈定期テスト暗記BOOK〉。出題されやすい箇所が効率よくまとまっているので、テスト範囲に絞って取り組めば、1回あたりの時間はわずかです。各教科、最低3回以上繰り返しました。そのうえで、数学などの不安な教科は、時間がある限り〈定期テスト予想問題〉や学校のワークなどで問題演習を重ねました。
結果、2学期の期末テストは、それまで30~40点台も珍しくなかった数学が64点。ほかにも英語が85点、社会は98点とうまくいった教科が多く、僕の定期テスト史上でも上位と言える、高得点を取ることができました。

3歩進んで2歩下がる、
繰り返すうちに頭に入る

暗記でも問題演習でも、1回勉強しただけでは頭に残らないのが悩みのタネだったのですが、中2から新たに採り入れた勉強法が対策として効果的でした。
復習しながら少しずつ進んでいくこの勉強法では、例えば1日目に1、2、3ページ目をやったら、2日目は2、3、4ページ目、3日目は3、4、5ページ目…と、日を変えて同じ箇所を3回ずつ繰り返します。次々新しいところに取り組むよりも、1日前、2日前にやったことを思い出しながら進むこの方法が、記憶の定着が課題だった自分には合っていました。
〈定期テスト暗記BOOK〉はもちろん、英単語や漢字の暗記で特に効果を発揮。中2の2学期の期末テストが好成績だったのは、この勉強法のおかげでもあります。

志望校選び

中2の9月に訪れた文化祭が
自分にマッチ

高校生活の中で大事だと思っていたものの一つが、文化祭。中2の9月に、公立の志望校2校の文化祭を訪れました。一方の高校は演劇や演奏など舞台での出し物がメインでしたが、国分高校はそれだけでなく、喫茶店やお化け屋敷などの出店も豊富。発表よりも、お客さんが体験できる企画に携わりたかったので、自分に合っていると感じたのは国分高校でした。学力や内申点の面からも合格圏内に入っていたので、最終的に中3の夏に志望校に決めました。

受験勉強

判定急降下、
「みんなの本気」の怖さを知る中3秋

中3の春に模試でA判定を取り、夏まで好調を維持していたのですが、10月の模試で急にC判定まで下がってしまいました。それまでと変わらず頑張っていたつもりだったのですが、入試本番が近づいてきて、自分以上に頑張る人が増えてきたのかもしれません。
何かを変えなければ。そう考えて、数学の演習量を増やしました。苦手なので最も伸びしろがあり、勉強すればするほど力がつく教科だと考えたからです。帰宅後18時から3~4時間の勉強時間の、8割ほどを数学にあてました。

過去の教材を解き直し、
できる問題を確実に

努力が実ったのか、1月の模試はAに近いB判定。それでも合格可能性は60%で、油断はできません。新しい問題を解いてわからなかったら不安になってしまうので、過去に解いた〈チャレンジ〉や〈合格への予想問題100〉を何度も解き直しました。
同じ問題を繰り返すということは、入試本番で、解いたことがない問題が出るリスクも高まります。でも、「どうしてもわからない問題が出たら飛ばせばいい」と覚悟を決めて、わかる問題が出た時に確実に解ける力を優先することにしました。

入試本番

努力も我慢も、すべてはこの日のために

お守りと〈入試会場必携本番直前チェック〉を持って会場へ。不安はありましたが、みんなも不安なはず。自信に変えられればその分、有利になると考え、「自分はこの日のために準備してきたんだ」と心の中で唱えて、士気を高めます。
千葉県の公立高校入試は2日間に分かれていて、課題の数学は1日目。この年から全問マークシート方式に変わったため、マークの濃さが基準を満たしているかちょっと気がかりでしたが、問題そのものは順調に解答。2日目午後の面接までどれも比較的スムーズに進み、今の自分にできることはすべてできたと思えました。

合格の秘訣

続けること。
それができるのはほんの一握り

苦しくても、続けることです。勉強がきついときは、ガムやラムネを口に入れたり、好きなアーティストの応援ソングを聴いたりして力を出していましたが、それらと共に、名言や格言にもよく励まされました。
中でも、「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人」という言葉は、継続の大切さを教えてくれました。続けるって、誰にでもできることではないんだ。続けていないと、最後の1人にはなれないんだ。逃げたくなることも、成果が出ないこともありましたが、そう考えると、もう少し机に向かおうと思えました。

(お父様から)狭くなりがちな視野を、言葉で広げる

子どもはどうしても目の前の成績に目が行きますから、それによってモチベーションも上下してしまいます。「これから部活を引退した人たちが真剣になりだすよ。きっと今までどおりにはならないぞ」「頑張ったからといってすぐに成績が上がるわけじゃない。続けることによって上がっていくんだ」。調子がいい時も、落ち込んでいるときも、なるべく客観的、長期的に自分を見られるようなアドバイスを心がけました。
周りの人たちも努力している。その中で希望をかなえるにはどれくらいの努力が必要なのか、受験を通して理解できたのではないかと思います。結果的に合格できて、それは親としてもうれしい限りですが、もし失敗していたとしても、大きな糧を得ていたのではないでしょうか。

※体験談は2024年度の入試情報です。

「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中2の9月号おすすめ活用法

夏休み明けの 学習リズム回復法

暗記で立て直し、小テストも成功へ

夏休み明けに学習リズムや気持ちの切り替えがなかなかできないとき、手軽にできる「暗記」は学習リズムの立て直しにぴったりです。

とくに中2の2学期は、入試につながる難単元を学習する時期。普段から少しずつ暗記を進めておくことや、小テストで得点を積み重ねることが、成功の秘訣です。
こまめに知識を定着させることで、小テストでも高得点。「暗記」によって学習理解が深まり、定期テスト対策もスムーズに進みます。

暗記とやる気アップで新学期スタートダッシュ

進研ゼミなら、暗記教材が単元ごとに分かれているので、授業の復習ついでに少しずつ、テストによく出る重要事項を覚えられます。

リビングにタブレットや教材を置いておき、5分程度のスキマ時間にも、〈暗記アプリ〉や〈定期テスト暗記BOOK〉に取り組んでみましょう。

9月1日(日)には、新学期のやる気を上げる「秋のスタートダッシュ会」を開催。定期テストがしばらくない方も、このイベントをきっかけに学習の波に乗りましょう。

成績を上げたい方必見!通知表アップ術

9月7日(土)には進路セミナー「これが正解!寄り道なしの通知表アップ術」を開催。内申点のしくみや観点別評価について、わかりやすく解説します。
成績に影響するのは、定期テストだけではありません。授業中の取り組みや提出物で差がつくポイントを、「ゼミ」の先輩の実例とともにご紹介します。高校入試までつながる、「寄り道なしの通知表アップ術」とは? ぜひ、ご家族でご視聴ください。

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さあ!次はキミの番だ。
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