ニガテは絶対に残さない!中1から積み上げた習慣で合格!
中1|9月号ゆきタロウ 先輩 2024年度入試で合格
トクイ教科:英語 ニガテ教科:数学
部活:バドミントン部、生徒会
志望校合格までの壁:得意だった数学がニガテに。塾に通わず、「ゼミ」で勝負した
内申点対策
忙しい平日…。それでも暗記はコツコツ進める
私はどちらかというと、定期テスト期間にがっつり勉強するタイプ。バドミントン部と生徒会の両方に入っていて忙しかったし、宿題もあったので、普段は「ゼミ」に全然触れていませんでした。
代わりに、その宿題は真面目に取り組もうと決めていました。宿題で課されるのは「ノート1ページの自学」というものでした。作業的に取り組むこともできたと思いますが、「どうせやらなきゃいけないなら、無駄にしないようにしよう」と思ったんです。覚えなければいけない単語や用語は、ワークの問題を解いたり、書き取ったりと、なるべく手を動かして覚えるように。専用のノートもつくり、チャンスだと思って暗記を毎日コツコツ進めていました。
暗記をするときのポイントはテスト形式で覚えているか確認し、覚えていないところを重点的に練習することでした。「覚える」ことも大切ですが「思い出す」練習を心がけたことが良かったと思います。おかげで中3に入ってからの総復習も楽でした。小さなことかもしれないですが、真面目に暗記に取り組んでよかったなと思います。
テスト期間に入ったら、計画立てから
「ゼミ」をフル活用!
部活や生徒会のないテスト2週間前からが、私にとっての勉強の本番。「ゼミ」が存分に活躍するときです。
とは言っても、ほとんどの教科は教科書を読む時間やワークに取り組む時間も必要なので、「ゼミ」のすべての教材には触れられません。そこで、私は教科によって「ゼミ」の使い方を変えていました。
例えば私の場合、英語や数学の場合、ワークを解くだけでも問題の演習量は確保できました。だから〈チャレンジ〉は優先度が高くなかったです。逆に理科と社会は〈チャレンジ〉が大活躍でした。〈暗記アプリ〉で暗記したあと〈定期テスト予想問題〉の問題もどんどん解くことで得点を伸ばせたと思います。このように、やるべき勉強や教材をよく考え、効率よく勉強するよう心がけていました。
志望校選び
母と同じ高校に進学したい!
熊本高校は母の母校。そして県内でも有数の進学校です。漠然とではありますが、小さなころから「熊本高校って、いいな」とあこがれを抱いていました。
中学生に上がり、高校について調べ始めてからも、目を引かれるのは熊本高校だけ。特に熊本高校が持つ、自由でありながら、一人ひとりの生徒が自律している校風に興味を持ちました。
受験勉強
原因を分析して、
ニガテ克服に臨む
受験生になって、長い間私が力を入れていたのが、数学の勉強です。自分ではトクイだと思っていたのですが、夏頃から「解けない…」と感じる問題ばかり目にするようになり、模試でも悪い成績がめだち始めたからです。
「基礎はどの単元も理解できている。なら、演習量が不足しているのがダメなんだ」。そう考えた私は、数学の問題を解く量をぐっと増やしました。使ったのは〈受験チャレンジ〉。ニガテな社会もあわせて、〈受験チャレンジ〉に載っている問題はすべて解くことを習慣づけて、残りの受験期間に臨みました。
ほかにも社会では、歴史の並べ替え問題にいつも時間をとられていました。歴史上の出来事の流れをおさえるのはもちろんですが、それでは太刀打ちできない問題もあったので、並べ替え問題で点を落とさないために、単語帳に出来事と年号を書いて暗記をがんばりました。
受験直前、まさかのD判定で…?
冬休みに、ある模試の結果が返ってきました。判定はD。直前の模試はA判定だっただけに、ショックは大きかったです…。何をすればいいのかもわからなくなってしまいました。
今からでも塾に通うべきかと本気で悩みました。でも、結局通いませんでした。気持ちが落ち着いてから改めて考えると、それがベストな解決方法だとは思わなかったからです。
D判定になったのは、塾通いの子たちに問題を解く量で抜かされたから。なら、また抜き返せばいい。〈受験チャレンジ〉はもちろん、過去の模試の問題など、解ける問題を一心不乱に演習して、ライバルたちに追いつこう、追い抜かそうとがんばりました。
気持ちを落ち着けられたのは、母が話を聞いてくれたからです。あれをしろ、これをしろと言わずに、ただゆっくり話を聞いて、私の感情を整理してくれました。本当に感謝しています。
入試本番
前向きに臨み、後悔せずに終えられた
最後の模試の判定はB。Aではありませんでしたが、合格が見えるところまで戻れました。あとは本番でやるしかない!そんな前向きな気持ちでいたので、本番もあまり緊張せずに終えられました。
帰り道は、やりきった気持ちでいっぱいでした。全然解けなかった問題はなかった。時間配分も失敗しなかった。最後の最後で、後悔のない受験ができたと感じられました。
合格の秘訣
中1からの積み重ねが、
合格への近道になった
一番の合格の秘訣は、中1から、その場その場でできることを考えて勉強に向かったことです。授業はなるべく集中して先生の話を聞くようにしたし、暗記にも取り組みました。分からないところは調べたり、質問したりしてとことん解決できるように心がけて、絶対にそのままにしない、と決めていました。もちろん定期テスト対策も。
そうした積み重ねの成果は、中3に上がってすぐに感じられました。中1・2の範囲の復習や、基礎の覚え直しに時間をかけずにすんだからです。どんどん問題を解いて実力を伸ばしていけました。日々の勉強に真面目に取り組むことが、合格への近道です。
(お母様から)気持ちを吐き出させて、受け止める
娘は何ごとも自分で決められるタイプで、相談するにしても「こうしたい」「ああしたい」と、希望を伝えてきます。なので、模試の成績がふるわなかった冬休みに、「どうしたらいいかわからない…」と話してきたときは、私としても驚きでした。
予想外の事態に困りましたが、とにかく落ち込んでいる様子でしたから、まずは話を聞こうと、じっくり時間をかけて気持ちや考えていることを話してもらいました。
私の時代とは受験も変わっていて、勉強のことはあまりわかりませんでした。だからこそ、娘のがんばりを見ながら、その都度その都度不安や焦りを受け止めてあげることは意識していましたね。
※体験談は2024年度の入試情報です。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中1の9月号おすすめ活用法
テストの点数が上がる スキマ暗記
時間の使い方を変える!ねらうのはスキマ時間
長期休み明け、学習モードに戻れないまま「定期テストの対策が間に合わない」という事態に陥ることも少なくないようです。
そこで、今こそ必要なのが、時間の使い方を変えること。とくにスキマ時間を有効活用して暗記をし、テストの点数アップをめざしましょう。
いつ・何をやるかを約束しておく
ご家庭でのスキマ時間を見つけて、「いつ・何をやるか」を約束すれば、第一歩を踏み出しやすくなり、習慣化につながります。
「寝る前に10分間、〈暗記BOOK〉をやる」など、できるだけ具体的に決めるのがおすすめです。
食事の前後や歯磨きのときなど、毎日のルーティーンと「スキマ時間暗記」を組み合わせるのもよいですね。
時間は5~10分で構いません。短時間でも集中して取り組むことを優先しましょう。毎日の積み重ねで大きな効果を発揮しますので、スキマ時間をうまく使えるよう取り組みを見守ってあげてください。
成績を上げたい方必見!通知表アップ術
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さらに、9月7日(土)には進路セミナー「これが正解!寄り道なしの通知表アップ術」を開催。内申点のしくみや観点別評価について、わかりやすく解説します。
成績に影響するのは、定期テストだけではありません。授業中の取り組み方や提出物で差がつくポイントを、「ゼミ」の先輩の実例とともにご紹介します。高校入試までつながる、「寄り道なしの通知表アップ術」とは? ぜひ、ご家族でご視聴ください。
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