『クリスマス ぼっちはどこ行く?』

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#季節の行事#放課後
2023.12.22
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今年もサンタはこないのにクリスマスだけはやってくる。
ロマンチックにライトアップされた街並み。
クリスマスイルミネーション。
手をつないで歩く恋人たち。
ぼっちにとってクリスマスイブなんかいっそ来ないほうがマシ⁉
いやいやそんなことはない。
クリボッチにはクリボッチの楽しみかたがあるはず。
今回はむしろ、クリボッチがほこらしくなるようなクリボッチの楽しみかたを紹介!

そもそも「クリボッチ」の意味は?

それにしても「クリボッチ」という言葉ときたら!
こいつのせいでなんとなくクリスマスが居心地の悪い日になっている気がする。
でもクリボッチの本当の意味を誤解している人もかなりいる。
クリボッチとはどういう意味なのか?
どんな背景から生まれた言葉なのか?
そこからちょっと解説していこう!

ひとりで過ごすクリスマス、それが「クリボッチ」?

「クリボッチ」とはひとりで過ごすクリスマスのこと、ではないよ。
「クリボッチ」のそもそもの意味は、恋人と過ごさないクリスマスのこと。
だから仲間と過ごしても家族と過ごしても、恋人といっしょに過ごさなければクリボッチなのだ。みんな、知ってた~?
「クリボッチ」という言葉は今から10年以上前、2012年から2013年ごろに若者を中心に使われ出した言葉らしい。
当時「クリスマスイブは恋人と過ごすもの」というイメージが定着し、そう望む人も多かった。
そんな時代背景から、「クリボッチ」は「クリスマスなのに恋人がいない」という意味で使われるようになったのだ!
でも今は時代が変わり、「クリスマスに恋人と過ごしたい」と考える人も減少傾向にあるようだ。
クリスマスはいつもどおりに過ごしました、という人も増えているらしい。

クリスマスにひとりでなにが悪い?

こうして時代が変わってきた今、「クリスマスは恋人と過ごすもの」という定番イメージはそろそろ卒業していいころかもしれない。
コンビニには、ひとり用サイズのクリスマスケーキやおひとりさま用クリスマスチキンなども置いてあるし、クリスマスをひとりで過ごすアイテムやごほうびグッズが街に増えてきている。
もはや「クリスマスにひとりでなにが悪い?」と言い切ってもいいんじゃない?

「クリボッチ」は恥ずかしいことじゃない!

実際、クリボッチは恥ずかしいコトではない。
多くの人々が「クリスマスイブは恋人と過ごしたいな~♡」と考えていた時代でさえも、実際に恋人とクリスマスを過ごすのは全体の3割程度と言われていたよ。
つまり、クリスマスを恋人と過ごす人々はもともと少数派で、恋人と過ごさないクリボッチのほうが多数派と言えるんだ。

ひとりだからこそできるクリスマスを楽しもう

だったらもう恋人と過ごすクリスマスの幻想は捨てて、ぼっちだからこそ楽しめるクリスマスを存分に楽しもうじゃないの!

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クリスマスぼっちは怖くない! おすすめの過ごしかた

というわけでここから「クリスマスぼっち」だからできるおすすめの過ごしかたを紹介。
これを読むと「クリスマスぼっちのほうがむしろイイのかも......」とか思う人も続出するだろう。
今あせってクリスマスデートの約束をとりつけようとしているキミは、まあいったん落ち着こう。

おうちでゆったりじっくり家族と過ごす

家族といっしょにゆったり過ごすクリスマス。
これもなかなかいいものなんじゃない?
ヨーロッパやアメリカでは、クリスマスは家族と過ごすのが定番だしね。
家のなかにツリーを飾ってクリスマスケーキを囲んだりしながら、たまには家族とゆったり話して過ごしてみよう。
家族に日頃の感謝をこめて自分からささやかなプレゼントやメッセージカードをおくるのもいいんじゃない?
いつもより新鮮なクリスマスを過ごせるかもしれない。

おいしいクリスマス料理をつくる・食べる

クリスマスにおいしい料理を作って食べちゃうのはどう?
クリスマスの料理といえば、クリスマスケーキ。
手づくりなら自分好みのクリームやくだものを使って、オリジナルのデコレーションもできる。
作っている最中からクリスマス気分もモリモリに盛り上がるよ。
家族と一緒に作業を分担してつくるのもおすすめ。
クリスマスケーキは市販のスポンジケーキを使うと、生地をつくる手間がかからず、本格的なケーキが低コストで短時間にできちゃうよ。
今からレシピを検索して、キミの創作意欲のわくレシピを手にいれておこう。

クリスマス映画やドラマを一気見・ゲームざんまい

映画館に出かけて、好きな作品をひとりでじ~っくり鑑賞するのもオツなもの。
見終わったあとも、だれにもじゃまされずに映画をふりかえられるのもぼっちならでは。
あのシーンはよかった、もう1回みたい、など頭のなかで回想しつつ、映画館で関連グッズをみたり、あとでレビューを読み込んだりするのもいいかもね。
また、動画配信サービスのドラマやアニメを自宅で一気見するのもおすすめ。
1話から最終話までのイッキ見は、チョー頭がくらくらするけど、それでも達成感と感動があふれてくる。
クリスマスはゲームにあけくれるのも自分へのクリスマスプレゼントになりそう。
オンラインゲームを楽しむなら、クリスマス期間限定の特別アイテムやキャラ、あるいは特典を手に入れられるかも。
この1年に一度の機会を逃さず、エンジョイしまくろう!

仲間とワイワイ過ごす

クリボッチの仲間で集まって、ワイワイ過ごすクリスマスパーティも楽しそう。
みんなでサンタ帽やトナカイ帽をかぶって写真をとればSNS映えもバッチリ。
プレゼント交換やゲームをしたり、お菓子を持ち寄りにしたり、もうめちゃくちゃ盛り上がりそうだよね。

イベントに参加する

この時期は、さまざまなクリスマスイベントが各地で開催されているよ!
最新のイベント情報をネットで探してみよう。
たとえばクリスマスコンサートやライブ、クリスマス映画特集、クリスマスマーケット、クリスマススポーツイベント、クリスマスキャンドルイベント、クリスマスツリーやリース、スノードームなどの手芸イベント、そのほか穴場的なアート展や写真展、読書会なども開催されているかも。
こうしたイベントに家族や友だちと参加してみるのもよし、ひとりで行くのもよしだ。

クリスマスらしい場所に出かける

せっかくだからキラキラしたクリスマスらしい華やかな場所に、クリボッチ仲間と出かけるのもいいよね。
クリスマスイルミネーションが輝く並木道や、幻想的なプロジェクションマッピングで盛り上がるテーマパーク、クリスマスツリーやオーナメントで飾り付けられたショッピングモール、大きなクリスマスツリーのある公園などがあれば、散策するだけでクリスマス気分を存分に味わえる。
またこの時期、おしゃれなカフェではクリスマスドリンクやケーキなど特別メニューが味わえるかも。
ただし、夜景の見える展望台や観覧車など、いかにもロマンチックなお出かけスポットは、恋人たちで混雑しそう。
のびのびと仲間で過ごすにはそういう場所を避けるのが吉かもね!

クリスマスらしいことは何もしなくてもOK!

クリスマスをふだん通りやりたいことをやって、充実して過ごす。
そういう過ごし方のほうが、むしろ落ち着いて楽しめる人もいるかも。
考えてみると、「クリスマスだからお出かけしなくては」とか「なんか華やかなことがしたい」というのは、単なる思い込みや習慣かも。
今年のクリスマスは世間に流されず、自分の時間を大切に過ごすのもありだね!

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それでもまだあきらめたくない? クリボッチ脱出への道

それでもやっぱり恋人と過ごすクリスマスにあこがれちゃう!
そういうキミは、来年こそクリボッチを脱出することをちょっと考えてみよう。

来年のクリボッチ回避を目指す

来年こそはクリボッチを卒業する。
そのために来年のいつまでに何をすべきか、恋のスケジュールをざっくりと考えてみよう。
まず遅くともクリスマスの1か月前までには、好きな人とクリスマスデートの約束をとりつけたい。
そうじゃないと相手にほかの約束がはいってしまうから。
でもここで相手に約束を断られたら元も子もない。
だからその前の秋には、もう好きな人と両思いになっているのが理想のスケジュールかも。
もしまだ好きな人がいないなら、好きな人をみつけるところから始めなくちゃ。
ミライのステキな彼女・彼氏と出会うために、新しいコミュニテイに参加したり、教養やおしゃれセンスをみがいたりなど、できる対策はいろいろありそう。

クリボッチ卒業だけを目的にしない

来年はクリボッチ卒業をめざすのはいいけど、クリボッチ卒業だけが目的になるのはちょっとおかしな話になるかも。
大好きな人ができて両想いになって、その結果クリスマスにデートすることになった。
それが自然の流れのはずだから。

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あえてのクリボッチで自分をみがく

最後に、自分は恋人ができないからクリボッチなのではなく、あえてクリボッチしちゃうぜ! っていう考え方も紹介しよう。
まじめな話、あえて自分からクリボッチを選択することは、意外とおすすめなんだ。

ひとりでもさびしくない過ごしかたは無限大

今の世の中、ひとりでもさびしくない過ごし方は無限大にある。
映画も楽しめるしゲームも読書もマンガも楽しめる。
SNSで会話も楽しめるし、表現を発表することもできる。
ひとりでもさびしくないってことは、ひとりでもジュージツしているとか、夢中で楽しめるってこと。
ひとりでも自分を楽しくできてハッピーになれるし、落ちこんだときでも早く気持ちを立て直せる。
つまり自立した1人の人間になれるんだ。

推し活・友だち 仲間と過ごす時間は貴重

「あえての」クリボッチがおすすめなのは、大事なクリスマスイベントを大好きな推し仲間や、友だちと過ごせるから!
オトナになって振り返ったとき、中学時代の仲良しの友だち・仲間と過ごしたクリスマスは、貴重な思い出になるよ。
だからあえてクリスマスは彼氏彼女と過ごすよりクリボッチを選び、仲間とワイワイ楽しい思い出を作ったほうがいいのかもしれない。
恋人と2人だけのデートはオトナになってからもできるけど、中学時代の友だちとのクリスマスは今しか体験できないものだから。

ひとりを楽しむことで自分をみがく

あの......今年のクリスマスをいっしょに過ごす貴重な友だちとかもいませんけど?
そういうキミにおすすめしたいのが、自分をみがくクリスマスの過ごしかた。
たとえば、当日はスマホの通知をオフにして、こんなふうに過ごすのはどう?

1 図書館に行き、日ごろ読まないジャンルの本やマンガを手にとってみる。
2 アートや音楽などの芸術に触れる。
3 科学館、歴史資料館などに行ってみる。
4 疲れているなら思いきり寝て身体のメンテナンスをする。
5 来年の目標を勉強・部活・趣味・友情などジャンル別に立てる。
6 おとなになるまでにしたいこと100のリストを作る。
7 部屋をスッキリ整理して来年を気持ちよくむかえる準備をする。

まとめ

クリボッチならではのクリスマスの楽しみかた、参考になったかな?
今年のクリスマスは、恋人といっしょにいてもいなくても、それぞれ最高のクリスマスを過ごそう!

あわせて読みたい

クリスマスにひとり、という状況を、いろいろな視点から考察してみたいと思うキミは、作家という職業に向いているかも?

作家

書きたいことを、作品として完成させるクリエイター

作家と名のることはだれにでもできますが、作家として名が通っている人は多くはありません。
それは、作家という職業には書きたいことを作品として完成させるだけでなく、作品を書き続けるための発想力や粘り強さも必要とされるからです。
著作で生計を立てている職業作家は、一冊の本として書くこともありますが、多くの場合、週刊誌や月刊誌などに小説やエッセイなどを連載し、まとまると単行本として出版しています。

作家として生計をたてられるのはごく一部

作家になるいちばんわかりやすい道としては、出版社などが主催する文学新人賞に応募し、受賞することです。
新人賞をとると担当の編集者がつき、作家として育ててくれるうえに、次回作の発表の機会も与えてくれます。
作家の主な収入は週刊誌や月刊誌、新聞などに連載している小説の原稿料や、単行本や文庫本の印税です。
雑誌の原稿料は、400字詰め原稿用紙1枚につきいくらという計算で収入を得ますが、こうした作家としての執筆のみで生計をたてられる人はごく一部で、本業をもって作家活動をしたり、Webで作品を発表するなど、作家の活動もさまざまな形をとるようになっています。

ぼっちだろうとカップルだろうと大人数だろうと、とにかくクリスマスを楽しむイベントごとを考えるの大好き! という人は、イベントプランナーという職業について知ってみては?

イベントプランナー

さまざまなイベントを企画する仕事

目的に沿って企画や演出を考案し、イベントの全体を仕切るのがイベントプランナーの仕事です。
スポーツやライブ、また最近ではウェディングプランナーなど、イベントを企画実施するプランナーの活躍の場は多岐(たき)に渡っています。

イベントプランナーの仕事は幅広い

規模が大きく国際的なイベントの場合などでは、複数のイベントプランナーがそれぞれのもち場を分担します。
企画が決まったら、情報を集めたり、イベントを行う現場を見に行ったりして、イベントの目的に最もふさわしい演出方法を考えます。
それから、会場づくり、パンフレットなどの制作物、会場内の音響や照明、美術効果、宣伝にいたるまで、総合的にプロデュースします。
企画を立ち上げるだけではなく、予算の管理やスケジュールの調整、スタッフやゲストの人選、当日のイベント運営・終了後のフィードバックまでがイベントプランナーの仕事の範ちゅうです。

クリスマスの飾りつけや季節のインテリアを考えるのが楽しくてたまらない、という人は、インテリアコーディネーターという仕事について調べてみては?

インテリアコーディネーター

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