『よく聞く「今年の抱負(ほうふ)」とは?
新年の目標をカッコよく語ってみよう!』
新しい年の始まりだね。
「今年の抱負(ほうふ)は?」
そう聞かれたらキミはなんと答えるかな。
「えっ、ほうふって?」
あらためて聞かれると「抱負」ってあまり聞きなれないムズカシイ言葉だよね。
でもテレビとかで有名人がリッパな「今年の抱負」を語っているのを見ると、ちょっとカッコよくない?
それに、今年の「抱負」をバッチリ語れるか語れないかによって、今年の充実度が大きく左右される、としたら?
今回は新年に抱負を語って自分史上サイコーに充実した1年にする方法を紹介するよ!
そもそも「抱負」はどういう意味で、どんなシーンで使う言葉なのかな?
世間では、抱負と目標を同じ意味だと思っている人もいるけど、本来の意味は「目標」と「抱負」はちょっと違う意味らしい。
ここから「抱負」という言葉について解説していくよ。
みんなになじみのある「目標」とは、達成したいゴールのこと。
「部活でレギュラーになる」「〇〇合格!」「かっこよくなる」「ゲーム大会で入賞する」などなど、キミも目標を決めたことが何度かあるよね。
一方「抱負」は、目標を達成するために「〇〇をする!」という行動プランまで含めた言葉。
目標だけでなく、それをかなえるプロセスまで考えることが必要なんだ。
つまり、抱負を式で表すと、抱負=目標+行動計画、となるよ。
簡単にいうと「抱負」とは、なにを目指してなにをするか、の宣言だ。
具体例をあげると、
・目標
「部活でレギュラーを目指す」
・抱負
「部活でレギュラーを目指して、自主トレを毎日30分やります」
ってこと。
ただし、一般的に抱負を言うときは、上の例文だと「今年は自主トレを毎日30分やります!」という行動プランのみを言う人も多いようだ。
でも抱負って目標とセットのほうが、説得力アップ。
キミもこの特集を読んで「今年は〇〇のために○○する!」と説得力のある抱負を語れるようになろう!
今年の抱負のテンプレートを用意したよ!
■定番バージョン(説得力UP!)
「今年は○○をめざして●●します!」「今年は○○めざして●●する!」
■ショートバージョン(さらっと短く言いたいとき)
「今年は●●します」「今年は●●する!」
「抱負」という言葉は、「抱負を語る」とか「抱負を発表する」などのように使われる。
使うシーンは、新しい年が始まるとき、新しい学年が始まるとき、リーダーなどに選ばれたとき、など人生の「転機」や「スタート」、「リセット」の時期に使われる言葉だよ。
新年のスタートにキミが抱負をカッコよく語れば、まわりの人に「前向き」「ステキ」「さすが」「頼もしい」など好印象を与えることができる。
またカッコよく抱負を語ることで(人に言ったからには実行しないと!)という気持ちが働いて、キミの実行力が増す効果もある。
抱負を語るパワーはあなどれないぞ。
いままで目標設定がニガテで頭のなかで「いつかこうなりたいな~」「いつかこうしたいなあ~」とか願っているだけだった場合は、今こそ「今年は●●する!」とハッキリ抱負を語ってみよう。1年後、その効果におどろくかも。
「今年の抱負」が頭の中にしっかりあると、なりたい自分に近づいたり、やりたいことが実現したりする可能性は高まる。
逆に何も抱負をもたないと、日々の忙しさに追われて、キミの願いをかなえるチャンスや情報に気づかず逃してしまいがち。
そうならないためにも1年の始まりの今が大チャンス。
今年1年のキミのモチベーションアップにつながる「抱負」を考えよう!
ここでは、どうやって新年の抱負や目標を考えればいいのかをくわしく紹介しつつ、新年の抱負や目標を考えるメリットを紹介しよう。
まずは紙とペン、またはスマホのメモを用意。
いきなり「抱負」を考えると手が止まっちゃうキミは、「この1年でやりたいこと」「挑戦したいこと」のリストを気楽に思いつくまま書き出してみるのがおすすめ。
書いている最中は「こんなのくだらないかも」とか「夢みすぎ?」とか、自分に余計なツッコミをいれず、思いつくままに自由に正直につらつらと書いてみよう。
書いているうちに(あれ?自分ってこんなこと考えたんだー!)とふだんあまり意識していなかったことも浮かんでくるかも。
そういうキミの本音をちゃんと文字にすることも、キミの本当の願望の現実化のためにとても大事なんだ!
たとえばこんなふうに......↓
■この1年でやりたいこと
・英文法のニガテをつぶして得意になりたい。
・メンバーに尊敬されるキャプテンになりたい。
・推しのライブに行きたい。
・戦国ゲーム「〇〇〇」で天下統一を目指したい。
・イツメンで超楽しい思い出を作りたい。
......など。
1年でやりたいことがとくに思い浮かばなくても、「この1年で自分がどうなりたいか」を考えるとアイデアが浮かびやすい人もいるよ。
あこがれの人を思い浮かべて書いてもいいし、日ごろ感じている反省点から考えてみてもいい。
さあ、今年は自分がどうなりたいか、リストを書いていこう!
たとえばこんなふうに......↓↓
■今年1年でどうなりたいか?
・部活で尊敬される先輩になりたい。
・成績で学年TOP10にはいりたい。
・数学の定期テストで毎回80点以上とりたい。
・クラスの女子にモテたい。
・おしゃれになりたい。
...など。
さて、「これをやりたい」とか「こうなりたい」のリストができたかな?
これらがキミの「今年の目標」候補リストだ。
さて次はいよいよ「抱負」を考えていこう。
ステップ1
今年の目標候補のなかから、その言葉を見るとやる気がわいたり、テンションがあがったりした目標を選ぶ。(とりあえず1つでも複数でもOK)
ステップ2
選んだ目標を実現するための行動プランを考える。
(1つの目標につき1つの行動プランを考えよう)
行動プランは具体的なほうが実行しやすい。
具体的な数字を入れるのはおすすめ。
たとえば...
「毎日10分英単語の暗記を習慣化する」
「いつも読まないジャンルの本を月10冊読む」
「毎日の基礎練習を10分増やすことを習慣にする!」
「おしゃれになる動画を月50本みて研究する」
「毎月2組の芸人動画を集中的にみておもしろいトークのパターンを研究する」
とか。
行動プランが思いつかないときは、目標をもっと具体的にしてみよう。
たとえば、「モテたい」という目標を具体的にするには、だれにモテたいの?と考えてみよう。
すると「クラスの女子にモテたい」「推しにモテたい」「〇〇さんにモテたい」など具体的な目標が思い浮かんでくるだろう。
するとそのために何をすべきかの行動プランも、より具体的に考えやすくなる。
一般的に「モテる」にはコミュ力や見た目をみがくことが効果的な行動プランになりそう。
でも目標が「クラスの女子にモテる」の場合はさらに、クラスで活躍(かつやく)したりおもしろい発言をしたりすることも具体的な行動プランとして考えられる。
一方、「〇〇さんにモテたい」とターゲットが決まっているなら、〇〇さんの好みをリサーチして好みのタイプになることや、〇〇さんと接点をもつことも効果的な行動プランになるかもしれない。
このように目標を具体化すると行動プランも見えやすくなり、実行しやすくなるんだ。
こうして選んだ目標と行動プランが決まったら、抱負のできあがりだよ!
抱負はポジティブなほうが明るい年明けになるし、ポジティブな1年を引き寄せるよ。
たとえ昨年はつらく暗~い1年間だったとしても、それは過去のこと‼
「過去は生ごみ!」くらいに思って忘れてしまおう!
そして心機一転(しんきいってん)、「今年はめちゃくちゃいい年にする!」と決めて明るい抱負を考えるんだ。
昨年はとてもいい年だったキミは、さらによい年にするために明るい抱負を考えよう。
現実を変えられるのは、キミの強い気持ちしだい。
ちなみに「自信はないけど、〇〇してみます...」
「できるかはわかりませんけど、〇〇できたらいいと思います...」
など弱気に抱負を言う人がいる。
そんなふうに達成できなかったときの予防線をはるのは、プレッシャーがないぶん、モチベーションは下がる。
自分でも最初から「無理でしょ」と思うぐらいハードルの高すぎる抱負なら、少しレベルを下げた、実行可能な抱負に修正しよう。
単に自分の抱負を人に笑われたら困るし...と心配なときは、抱負を自分だけの秘密にしたってかまわないんだ。
自分自身にしっかり抱負を語っていこう。
さて、ここでキミの今年の抱負をちょっと振り返ってみて。
勉強面だけ、部活面だけとか、ジャンルがかたよってない?
じつは抱負って、人生のいろんなジャンルで考えると、バランスのよいハッピーな1年を送れるんだよ。
たとえば「勉強面はばっちりだったけど友だちとギクシャクした1年だった...」「友人関係は充実していたけど、勉強や部活はまったく成長がなかった」とかだと、1年間を振り返ったとき、トータルではハッピーじゃない、なんてことに。
だからいろんなジャンルでバランスよく、今年の抱負を考えてみるのもオススメ。
「自分のしたいこと、やりたいことがわからない」っていうキミも、興味のあるジャンルから考えると発想が広がっていろいろ出てくるかも。
中学生のキミなら学校や勉強の抱負は考えやすいかも。
学校や勉強面で、何か自分の理想と現実にギャップがあるなら、そのギャップを埋めるために何ができるかを考えて抱負を決めよう。
現状に満足なキミも、あえてもうちょっと上のレベルの抱負を考えることが大切。
脳科学的にも、簡単なことより実力よりちょっと難しいことに挑戦したほうがやる気と集中力が上がるっていうことがわかっているらしいよ。
ちょっとだけ背伸びをして、自分自身を成長させてみない?
部活や趣味、健康面や美容面での抱負を考えていなかった人は、これを考えてみると意外な自分の願いや目標が見えてくるかも。
部活ではどうなりたいか? そのために何をする?
趣味面ではどうなりたい? そのために何をする?
健康的でいられるために何をする?
美容面ではどうなりたい?
など、ジャンル別に自分に問いかけて抱負を考えてみよう。
クラスの友だちや部活の仲間、先輩・後輩、先生、好きな人、家族など、人間関係の目標や抱負も考えてみよう!
人間関係が円満だと、元気がでるしほかの面でも活躍できそうだよね。
「〇〇さんとの関係を大事するため、いつもありがとうを伝える!」などの抱負を言葉にすれば、これまでにないほどいい人間関係を作れる1年になっちゃいそう。
そのほかのジャンルの抱負も考えてみよう。
「きれいな部屋をキープするため1日の終わりに整理整とんする」など、生活習慣の抱負。
「〇〇を買うためにおこづかいを毎月〇〇円ずつ貯金する」など、お金の管理に関係する抱負。
「充実した時間を過ごすため、毎朝やることリストを書いてからスタートする」など、時間の使いかたに関する抱負。
「大満足の進路を決めるために高校のオープンスクールや文化祭に5校以上行く」とか、進路関係の抱負もあるかもしれない。
ほかにも、ボランティア活動などの抱負や、自分の性格に関する抱負、遊びに関する抱負も考えてみよう!
最後に有名人の言葉を参考に理想のイメージを広げて、1ランク上のグッとくる「抱負」を考えるヒントを紹介しよう。
これは「本当はどうなりたいのか」、自分の理想像がいまいち思い浮かばない人にとくにおすすめだよ。
歴史上の人物の名言はネットを検索すればいろいろ知ることができる。
その中から心にビビッとくる名言を探してみよう!
ビビッとくる名言には、キミの理想とする姿や大事な価値観を知るヒントがある。
たとえばエジソンのこんな言葉にキミの心が動いたとする。
わたしは失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
トーマス・エジソン
そこには失敗なんて気にせず、何度でもコツコツ目標にむかって努力することが理想だ、と思うキミがいる。
その理想をヒントに、「じゃあ自分は今年、失敗を気にせずコツコツ達成してみたいことはなんだろうか?」
「もし努力を続ければ今年成し遂げられそうなことはなんだろうか?」
と考えて、自分の抱負を決めてみよう。
キミの好きなセレブや有名人の今年の抱負をSNSなどで調べて、自分の抱負の参考にするのもいいね!
身近な世界ではなかなか思いつかない、かっこいい視点の抱負がみつかるかもしれない。
あるいは好きなセレブの名言を調べて自分の発想を広げる方法もあり!
キミの推しや尊敬する人の抱負やセリフも参考になるかも。
その人の言葉に、そうだ! そのとおり! と思ったとしたら、キミは常に「簡単なことじゃなく難しい課題を与えて挑戦していくこと」に理想の姿があるのかも。
キミにとって「ちょっと気合いいれないとクリアできないコト」といえばなんだろうか?
どうすればクリアできるだろうか?
そこからキミの1年の抱負を考えてみよう。
このように、有名人の言葉や「抱負」をヒントにするときは、そのまんま自分の「抱負」にするんじゃなく、自分だったら...? というふうに考えて自分バージョンの抱負にアレンジしてみよう。
そうすれば、キラッキラの有名人の抱負や言葉も、自分自身のものとなって、キミの1年を充実したものにしてくれるよ!
1年の始まりの今が、今年の抱負を考えるベストタイミング。
今すぐキミの抱負を考えよう。
今年の抱負は? と聞かれて
「今年の抱負は〇〇〇です!」
なんてスパーンと言えたら超カッコいいね。
1年後のキミは今より進化して充実した日々を送っているはずだ。
「今年の抱負(ほうふ)は?」
そう聞かれたらキミはなんと答えるかな。
「えっ、ほうふって?」
あらためて聞かれると「抱負」ってあまり聞きなれないムズカシイ言葉だよね。
でもテレビとかで有名人がリッパな「今年の抱負」を語っているのを見ると、ちょっとカッコよくない?
それに、今年の「抱負」をバッチリ語れるか語れないかによって、今年の充実度が大きく左右される、としたら?
今回は新年に抱負を語って自分史上サイコーに充実した1年にする方法を紹介するよ!
そもそも「抱負」ってどういう意味?
世間では、抱負と目標を同じ意味だと思っている人もいるけど、本来の意味は「目標」と「抱負」はちょっと違う意味らしい。
ここから「抱負」という言葉について解説していくよ。
抱負と目標はどう違う?
「部活でレギュラーになる」「〇〇合格!」「かっこよくなる」「ゲーム大会で入賞する」などなど、キミも目標を決めたことが何度かあるよね。
一方「抱負」は、目標を達成するために「〇〇をする!」という行動プランまで含めた言葉。
目標だけでなく、それをかなえるプロセスまで考えることが必要なんだ。
つまり、抱負を式で表すと、抱負=目標+行動計画、となるよ。
簡単にいうと「抱負」とは、なにを目指してなにをするか、の宣言だ。
具体例をあげると、
・目標
「部活でレギュラーを目指す」
・抱負
「部活でレギュラーを目指して、自主トレを毎日30分やります」
ってこと。
ただし、一般的に抱負を言うときは、上の例文だと「今年は自主トレを毎日30分やります!」という行動プランのみを言う人も多いようだ。
でも抱負って目標とセットのほうが、説得力アップ。
キミもこの特集を読んで「今年は〇〇のために○○する!」と説得力のある抱負を語れるようになろう!
今年の抱負のテンプレートを用意したよ!
■定番バージョン(説得力UP!)
「今年は○○をめざして●●します!」「今年は○○めざして●●する!」
■ショートバージョン(さらっと短く言いたいとき)
「今年は●●します」「今年は●●する!」
カッコいい「抱負」の使いかた
使うシーンは、新しい年が始まるとき、新しい学年が始まるとき、リーダーなどに選ばれたとき、など人生の「転機」や「スタート」、「リセット」の時期に使われる言葉だよ。
新年のスタートにキミが抱負をカッコよく語れば、まわりの人に「前向き」「ステキ」「さすが」「頼もしい」など好印象を与えることができる。
またカッコよく抱負を語ることで(人に言ったからには実行しないと!)という気持ちが働いて、キミの実行力が増す効果もある。
抱負を語るパワーはあなどれないぞ。
いままで目標設定がニガテで頭のなかで「いつかこうなりたいな~」「いつかこうしたいなあ~」とか願っているだけだった場合は、今こそ「今年は●●する!」とハッキリ抱負を語ってみよう。1年後、その効果におどろくかも。
「抱負」をもって1年を有意義に過ごそう
逆に何も抱負をもたないと、日々の忙しさに追われて、キミの願いをかなえるチャンスや情報に気づかず逃してしまいがち。
そうならないためにも1年の始まりの今が大チャンス。
今年1年のキミのモチベーションアップにつながる「抱負」を考えよう!
新年に「抱負」や「目標」を考えるメリット
この1年でやりたいことを明確にする
いきなり「抱負」を考えると手が止まっちゃうキミは、「この1年でやりたいこと」「挑戦したいこと」のリストを気楽に思いつくまま書き出してみるのがおすすめ。
書いている最中は「こんなのくだらないかも」とか「夢みすぎ?」とか、自分に余計なツッコミをいれず、思いつくままに自由に正直につらつらと書いてみよう。
書いているうちに(あれ?自分ってこんなこと考えたんだー!)とふだんあまり意識していなかったことも浮かんでくるかも。
そういうキミの本音をちゃんと文字にすることも、キミの本当の願望の現実化のためにとても大事なんだ!
たとえばこんなふうに......↓
■この1年でやりたいこと
・英文法のニガテをつぶして得意になりたい。
・メンバーに尊敬されるキャプテンになりたい。
・推しのライブに行きたい。
・戦国ゲーム「〇〇〇」で天下統一を目指したい。
・イツメンで超楽しい思い出を作りたい。
......など。
この1年で自分がどうなりたいかを想像してみる
あこがれの人を思い浮かべて書いてもいいし、日ごろ感じている反省点から考えてみてもいい。
さあ、今年は自分がどうなりたいか、リストを書いていこう!
たとえばこんなふうに......↓↓
■今年1年でどうなりたいか?
・部活で尊敬される先輩になりたい。
・成績で学年TOP10にはいりたい。
・数学の定期テストで毎回80点以上とりたい。
・クラスの女子にモテたい。
・おしゃれになりたい。
...など。
さて、「これをやりたい」とか「こうなりたい」のリストができたかな?
これらがキミの「今年の目標」候補リストだ。
行動プランは具体的に!
ステップ1
今年の目標候補のなかから、その言葉を見るとやる気がわいたり、テンションがあがったりした目標を選ぶ。(とりあえず1つでも複数でもOK)
ステップ2
選んだ目標を実現するための行動プランを考える。
(1つの目標につき1つの行動プランを考えよう)
行動プランは具体的なほうが実行しやすい。
具体的な数字を入れるのはおすすめ。
たとえば...
「毎日10分英単語の暗記を習慣化する」
「いつも読まないジャンルの本を月10冊読む」
「毎日の基礎練習を10分増やすことを習慣にする!」
「おしゃれになる動画を月50本みて研究する」
「毎月2組の芸人動画を集中的にみておもしろいトークのパターンを研究する」
とか。
行動プランが思いつかないときは、目標をもっと具体的にしてみよう。
たとえば、「モテたい」という目標を具体的にするには、だれにモテたいの?と考えてみよう。
すると「クラスの女子にモテたい」「推しにモテたい」「〇〇さんにモテたい」など具体的な目標が思い浮かんでくるだろう。
するとそのために何をすべきかの行動プランも、より具体的に考えやすくなる。
一般的に「モテる」にはコミュ力や見た目をみがくことが効果的な行動プランになりそう。
でも目標が「クラスの女子にモテる」の場合はさらに、クラスで活躍(かつやく)したりおもしろい発言をしたりすることも具体的な行動プランとして考えられる。
一方、「〇〇さんにモテたい」とターゲットが決まっているなら、〇〇さんの好みをリサーチして好みのタイプになることや、〇〇さんと接点をもつことも効果的な行動プランになるかもしれない。
このように目標を具体化すると行動プランも見えやすくなり、実行しやすくなるんだ。
こうして選んだ目標と行動プランが決まったら、抱負のできあがりだよ!
ポジティブな「抱負」で明るい年明けに!
たとえ昨年はつらく暗~い1年間だったとしても、それは過去のこと‼
「過去は生ごみ!」くらいに思って忘れてしまおう!
そして心機一転(しんきいってん)、「今年はめちゃくちゃいい年にする!」と決めて明るい抱負を考えるんだ。
昨年はとてもいい年だったキミは、さらによい年にするために明るい抱負を考えよう。
現実を変えられるのは、キミの強い気持ちしだい。
ちなみに「自信はないけど、〇〇してみます...」
「できるかはわかりませんけど、〇〇できたらいいと思います...」
など弱気に抱負を言う人がいる。
そんなふうに達成できなかったときの予防線をはるのは、プレッシャーがないぶん、モチベーションは下がる。
自分でも最初から「無理でしょ」と思うぐらいハードルの高すぎる抱負なら、少しレベルを下げた、実行可能な抱負に修正しよう。
単に自分の抱負を人に笑われたら困るし...と心配なときは、抱負を自分だけの秘密にしたってかまわないんだ。
自分自身にしっかり抱負を語っていこう。
ジャンル別に「今年の抱負」を考えてみよう
勉強面だけ、部活面だけとか、ジャンルがかたよってない?
じつは抱負って、人生のいろんなジャンルで考えると、バランスのよいハッピーな1年を送れるんだよ。
たとえば「勉強面はばっちりだったけど友だちとギクシャクした1年だった...」「友人関係は充実していたけど、勉強や部活はまったく成長がなかった」とかだと、1年間を振り返ったとき、トータルではハッピーじゃない、なんてことに。
だからいろんなジャンルでバランスよく、今年の抱負を考えてみるのもオススメ。
「自分のしたいこと、やりたいことがわからない」っていうキミも、興味のあるジャンルから考えると発想が広がっていろいろ出てくるかも。
学校や勉強
学校や勉強面で、何か自分の理想と現実にギャップがあるなら、そのギャップを埋めるために何ができるかを考えて抱負を決めよう。
現状に満足なキミも、あえてもうちょっと上のレベルの抱負を考えることが大切。
脳科学的にも、簡単なことより実力よりちょっと難しいことに挑戦したほうがやる気と集中力が上がるっていうことがわかっているらしいよ。
ちょっとだけ背伸びをして、自分自身を成長させてみない?
部活や趣味、健康や美容面
部活ではどうなりたいか? そのために何をする?
趣味面ではどうなりたい? そのために何をする?
健康的でいられるために何をする?
美容面ではどうなりたい?
など、ジャンル別に自分に問いかけて抱負を考えてみよう。
友だちや人間関係
人間関係が円満だと、元気がでるしほかの面でも活躍できそうだよね。
「〇〇さんとの関係を大事するため、いつもありがとうを伝える!」などの抱負を言葉にすれば、これまでにないほどいい人間関係を作れる1年になっちゃいそう。
その他
「きれいな部屋をキープするため1日の終わりに整理整とんする」など、生活習慣の抱負。
「〇〇を買うためにおこづかいを毎月〇〇円ずつ貯金する」など、お金の管理に関係する抱負。
「充実した時間を過ごすため、毎朝やることリストを書いてからスタートする」など、時間の使いかたに関する抱負。
「大満足の進路を決めるために高校のオープンスクールや文化祭に5校以上行く」とか、進路関係の抱負もあるかもしれない。
ほかにも、ボランティア活動などの抱負や、自分の性格に関する抱負、遊びに関する抱負も考えてみよう!
有名人の「抱負」を例にしてみる
これは「本当はどうなりたいのか」、自分の理想像がいまいち思い浮かばない人にとくにおすすめだよ。
歴史上の人物の名言
その中から心にビビッとくる名言を探してみよう!
ビビッとくる名言には、キミの理想とする姿や大事な価値観を知るヒントがある。
たとえばエジソンのこんな言葉にキミの心が動いたとする。
わたしは失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
トーマス・エジソン
そこには失敗なんて気にせず、何度でもコツコツ目標にむかって努力することが理想だ、と思うキミがいる。
その理想をヒントに、「じゃあ自分は今年、失敗を気にせずコツコツ達成してみたいことはなんだろうか?」
「もし努力を続ければ今年成し遂げられそうなことはなんだろうか?」
と考えて、自分の抱負を決めてみよう。
好きなセレブや有名人の例
身近な世界ではなかなか思いつかない、かっこいい視点の抱負がみつかるかもしれない。
あるいは好きなセレブの名言を調べて自分の発想を広げる方法もあり!
推しや尊敬する人のセリフ
その人の言葉に、そうだ! そのとおり! と思ったとしたら、キミは常に「簡単なことじゃなく難しい課題を与えて挑戦していくこと」に理想の姿があるのかも。
キミにとって「ちょっと気合いいれないとクリアできないコト」といえばなんだろうか?
どうすればクリアできるだろうか?
そこからキミの1年の抱負を考えてみよう。
どんな言葉を選んでも自分なりのひと工夫を
そうすれば、キラッキラの有名人の抱負や言葉も、自分自身のものとなって、キミの1年を充実したものにしてくれるよ!
まとめ
今すぐキミの抱負を考えよう。
今年の抱負は? と聞かれて
「今年の抱負は〇〇〇です!」
なんてスパーンと言えたら超カッコいいね。
1年後のキミは今より進化して充実した日々を送っているはずだ。
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