『文化祭 教室の出し物をおもしろくする方法』

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2023.10.06
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秋の学校行事で文化祭をやるっていう中学校も多いかな?
クラスで出し物を考えたり、教室でゲームやお化け屋敷(やしき)を企画をしたり。
いつもの学校とはちがった雰囲気(ふんいき)で、企画するのも参加するのも楽しいよね。
今回は文化祭をより楽しめちゃう企画や出し物について紹介するよ。
中学校では難しい企画もあるかもしれない。そんな場合は高校までアイディアを温存しておこう!
教室でできる定番のゲームから人気の企画、写真映えする展示のポイントまで、もりだくさんだ!

教室を使っておもしろくするポイント

中学校では、クラスの出し物は教室でやることが多いよね。
各クラスが出し物をしている中で、たくさんの人に参加してもらったり、おもしろい! って思ってもらうには、どうすればいいんだろう?
せっかく企画するなら、「このクラスの出し物、すごくよかった!」って言ってもらいたいよね。
ここでは、教室で工夫できる出し物のポイントを紹介するよ。

めずらしい組み合わせ

企画自体は定番でも、組み合わせを工夫することでひと味ちがった出し物にできるよ。
たとえば、テーマや世界観。
縁日という定番の企画でも、そこに「忍者」というテーマを加えて、ゲーム内容や道具を考えてみると、ふつうの縁日とはちょっと変わった印象になるかも。
また、定番の企画どうしを組み合わせて、「なぞ解きをしながら迷路を進む」とか、装飾や音楽などを、企画のテーマとあえて逆のテイストにしてみるのもおもしろい。
古代がテーマでキャラクターはクレオパトラやシーザーなんだけど、音楽はボカロだったり。
意外な組み合わせでいろいろなアイデアを出してみよう。

フォトスポット・コスプレなどの特徴(とくちょう)づくり

教室の一角にフォトスポットを作ると、写真が撮りやすくて"映える"のでおすすめ。
出し物に合った色やデザインの布やカラーペーパーにイラストや写真をはり付けて背景にすると目立つよ。
クラス名や展示内容にちなんだモチーフなんかも入れておくと、あとで見返したときにすぐ思い出せるし、クラスの記念にもなるね。
ほかにも風船や造花、ガーランド、リボンやデコレーションテープなどを用意して装飾すれば、さらにはなやかに。
カフェや喫茶店(きっさてん)なら、買ったドリンクやデザートなどを持って撮影(さつえい)できるコーナーとして作るとウケるかも。

参加者全員で盛り上がる

参加者全員が楽しめる企画を考えると、みんなで盛り上がることができるよ。
宝探しやゲームなどの参加型はもちろん、伝統文化体験やハンドメイドといった体験型など、いろいろな企画が考えられる。
ほかにも、展示を見て投票をしてもらったり、全員に参加賞を配ったりするのもいいね。

笑いや楽しさ重視

せっかくの文化祭だから、思いっきり楽しめるものがいい! という人は、お笑いネタを盛り込んでみよう。
テレビやSNSなどでっている一発ギャグや歌ネタなどを参考にアレンジすると考えやすいよ。
ほかにも、学校あるあるや部活あるあるなんかも、ウケがいい。
クイズなど定番の企画の中にネタを入れると楽しくなるよ。
本格的にやりたい人は、お笑いステージのようにものまねや漫才(まんざい)、コントなどをやるのもありかも?

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教室でできるお手軽出し物にひと工夫

教室での出し物といえば、ビンゴやスタンプラリー、ゲーム系は定番だよね。
せっかくやるならほかのクラスにちょっと差をつけたいところ。
ちょっとしたかけ合わせで、オリジナリティを出してみよう。

ビンゴ・スタンプラリー

ビンゴやスタンプラリーは、文化祭の出し物の定番。
来てくれた人が気軽に参加できるのが、いいところだよね。
ビンゴは数字を使うことが多いけれど、ほかのものでもいろいろ作れるよ。
イラストや、言葉などでもビンゴができるんだ。
スタンプラリーは、教室内を回ってスタンプなどを集めるのが定番だけれど、たとえば、ひとつスタンプを見つけたら、そこで次のスタンプの場所がわかるようになっている、など工夫することができる。
スタンプラリーをすることでクイズの答えのヒントがわかるなど、企画の組み合わせのアイデアも考えてみよう。

ゲーム

ゲーム系はいろいろなバリエーションがあるよね。
脱出ゲームや謎解きといった体験型のゲーム、カジノやトランプなどのカードゲーム、迷路やクイズなどの参加型のゲームなど、楽しそうなものがたくさん。
ゲームの場合も、なにかテーマを決めると来てくれた人がより楽しめるよ。
たとえば冒険もの、ホラー、おとぎ話など。モチーフになるものを決めてみよう。
また、やりかたを工夫して盛り上がるようにするという手もある。
トーナメント式にする、早押しにする、タイムを競う、チーム戦にする、など、ちょっとドキドキして盛り上がれるようなやり方にできるといいね。

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教室でできる出し物にプラスアイデア集

教室でできる出し物はほかにもいろいろあるよ。
縁日やお化け屋敷、ファッションショー、演劇・ダンス、カフェ・喫茶店など。
どれも定番だけど、ちょっとした工夫で人気が出ること間違いなし!
クラスのみんなとアイデアを話し合ってみよう。
自分たちが楽しいと思える企画なら、参加してくれる人もきっと楽しめるはず。
文化祭が盛り上がれば、いい思い出になって、クラスの結束も高まるよ。

縁日

射的(しゃてき)やモグラたたきなどの縁日企画は、年齢を問わず楽しめるので人気だよ。
小さいゲームをいくつか用意して、来た人が順番に回れるようにするのが定番。
ゲームごとに点数をつけて、最後に合計点を出すようにすると、飽きずに最後まで楽しんでもらうことができるよ。
景品を用意する場合は、ゲームごとになにかもらえるようにするのもいいし、最後の合計点に応じて何かもらえるようにするのもいいね。
占いも人気のある定番の企画なので、縁日の一角に占いコーナーがあると盛り上がるよ。
お手製でもいいのでカードを用意して、選んでもらったカードに合わせてアドバイスなどができるように工夫してみよう。
占いの本などを参考にしてみるといいね。

ファッションショー

ファッションセンスに自信がある! というクラスメートがいる場合は、ファッションショーをやるのも楽しいよ。
テーマを決めて衣装をコーディネートしたり、ハンドメイドやリメイクなどでオリジナルの衣装で登場するのもいいね。
髪形やアクセサリーなどにもこだわってみよう。
会場の雰囲気は、照明や音楽によっても変わるから、どんなイメージのファッションショーにしたいかを考えて選んでみよう。
ファッションつながりで、来てくれた人にボディペイントをしてあげたり、ボディシールをプレゼントしたりするのも思い出になっていいよ。

お化け屋敷

教室を暗くして行う出し物は、いつもとちがった雰囲気で特別感が出せそう!
定番はお化け屋敷。
教室のドアや窓を布などでおおい、段ボールなどで作った道を進んでもらおう。
なにが出てくるかわからないドキドキ感で、きっと盛り上がるよ。
装飾は、和風、洋風、中世など、時代や世界観のテーマを決めると作りやすいよ。
9月や10月に行う文化祭なら、ハロウィン演出なんかもいいね。
暗くして行う出し物としては、プラネタリウムもかっこいい。
プラネタリウムの機械をどこかから借りてくる必要があるけれど、テントや段ボールなどで空間を作って投影するととってもきれいだよ。
その日の夜空、その場所の夜空など、「今日の夜、この町で見られる星」などをピンポイントで紹介すると、よりオリジナリティが出せるかも。

演劇・ダンス

演劇やダンスは、事前の準備やパフォーマンスの練習が必要だけれど、クラスの結束も深まっていい思い出になる。
その年はやった曲、CMソング、SNSで話題になった曲など、みんなが知っている曲を選ぶといっそう盛り上がるね。
みんながどんな曲が好きなのか、やってみたいのか、アンケートや投票で決めてもいいかも。
ダンスの場合は、通りすがりの人に見せかけておいて突然踊りだす、フラッシュモブ演出もおもしろいね。
演劇は、定番のストーリーの脚本をアレンジしたり、学校ならではの楽しいあるあるなどを取り入れて作るのもいいね。
演劇の時間は、ほかのクラスの出し物の合間にも見られるように、長すぎないものだと見てもらいやすいよ。20分から40分くらいがいいみたいだ。

カフェ・喫茶店

おいしくておなかも満たせるカフェや喫茶店の出し物は、人気が出ることまちがいなし。
衛生面や感染症の状況などから、実施可能かどうかは学校によるから、先生などに確認してみよう。
人気なのは、テイクアウトして食べ歩きできるクレープやタピオカ、かき氷など。
クレープなら、定番の生クリームやチョコレートソース、フルーツを使ったメニューのほかにも、ハムやチーズ、ツナなどを使った食事系のメニューも軽食として喜ばれるのでおすすめだよ。
手軽に食べられてお腹も満足のタピオカドリンクなら、デザートがわりに楽しんでもらえるね。
タピオカのほかにも、ドリンク用のわらびもちっていうのもあるよ。トッピングを選べるようにすれば、目新しいバリエーションで人気が出るね。
かき氷なら定番のシロップのほか、お客さんが自分で好きなシロップをかけ放題できるようにしたり、いろいろな色のシロップを少しずつかけてレインボーかき氷として売ったりしても楽しそう。
その場で食べてもらえるように飲食スペースを作るなら、装飾や音楽にこだわったり、「ゲームカフェ」「文学カフェ」といったように、テーマをもたせたお店作りをするのも目新しくて楽しんでもらえるよ。

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すごいと思わせる教室展示アイデア

出し物のほかにも、文化祭の定番と言えば、教室展示。
イラストやマンガ、美術、文芸などのアート系や、映画や動画など映像の上映などができるよね。
もちろんそれだけでも楽しいけれど、プラスアルファの工夫で「すごい!」と思ってもらえるものが作れるかも。
参加した人に「このクラスの展示すごかったね!」って言ってもらえるようなすごい展示を作っちゃおう。

インスタ映えをねらうアート系

アート系の展示の場合、大きめのものや目立つものがいくつかあると、写真映えもしておすすめだよ。
大きな模造紙や段ボール、大判の布などを使ったアートや、思い出の写真を使ったモザイクアートなどもいいね。
人が入って撮影できるコーナーを作ると、みんな写真を撮ってくれるかも。

映画・動画上映

最近では動画編集がパソコンやスマホでわりと簡単にできるから、映画や動画を制作して上映するのもいいね。
事前準備は必要だけれど、当日は上映がメインなのでゆとりがもちやすいというメリットも。
ストーリー性のある映画やドラマを作ってみるのもいいし、おもしろ系の動画という方向性もあり。ものまねやパロディ、逆再生なんかもアイデアとして使えそう。
いくつかのショート動画を用意して、よかったものに投票してもらったり、感想を書いてもらったりするのもいいよ。

そのほか

学習発表や校外学習の行事についての展示など、テーマが決まっている場合もあるかもしれないね。
みんながどんなことを体験して、どう感じたのか、難しい言葉じゃなくても自分の言葉でまとめられている展示は、興味をもってもらいやすいよ。
学んだことや感想などに加えて、びっくりしたこと、意外だったこと、思わぬ失敗談などを入れるのも、来た人に楽しんでもらえるね。
装飾や音楽などでクオリティを上げるという方法も。

まとめ

学校行事で文化祭がある人は、せっかくなので仲間と相談して楽しい企画を考えてみよう。
どんな企画ができるかは学校によってもちがうから、先生や実行委員などに確認してみてね。
定番の企画も、ちょっとしたアイデアで目新しく、楽しめるものになるよ。
自分だったらどんな企画に参加してみたいかを考えながら、準備をしてみよう。

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いろいろな出し物の演出やアイデアをみんなで話し合って実現するのがすごく楽しい! と思ったキミは、アートディレクターをいう仕事について調べてみない?

アートディレクター

コンセプトに沿ったビジュアル表現をさまざまなスタッフとともに実現する仕事

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そしてデザイナーのデザインをチェックしたり、撮影現場に立ち会ったりなどして、作品のビジュアルに統一感を与え、クオリティの高いものを創造していく仕事です。
アートディレクターの中には、実際のデザインは現場のスタッフに任せて指示・監督だけを行う人と、自らデザインや撮影にかかわる人もいます。

アートディレクターとデザイナーの違い

アートディレクターはビジュアルデザインの方向性を決めて指揮を取る責任者で、デザイナーはアートディレクターの指揮のもと、実際にデザインを行う人です。
アートディレクターはデザイナーとしての経験を積んだ人が携わることがほとんどです。
出版業界の不況の影響を受け、紙媒体で活躍するアートディレクターのニーズは減少傾向です。
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大道具

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「大道具」の就職先は、舞台美術制作会社や大道具制作会社など

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