『テスト前日 ノー勉でも間に合う!?』
やらなきゃいけないのはわかっている。
でもキミのまわりには、あらゆるあま~い誘惑(ゆうわく)であふれているよね。
ゲームしない? おやつがあるよ? 外で遊ぼうよ!
悪魔(あくま)のささやきがあの手この手でキミを楽園にいざなうんだ。
ただ悲しいかな。キミはある日気づくんだ。
「え? もしかして今日ってテスト前日 !?!?」
でも安心して! 残り1日もあるんだから。
ピンチをチャンスに変える、とっておきの勉強法を教えちゃうよ!
目次
テスト前日なのにノー勉。間に合う?
テスト前日にノー勉でも間に合うひとになるためには、ちょっとした意識づくりが必要だよ!
なぜ間に合うのか
テスト前日にノー勉でもなんとか間に合う人には共通する特徴(とくちょう)があるよ!
それはいさぎよいほどにみんなポジティブ思考ってこと。
「どうせ今から勉強しても間に合わない...」とネガティブな感情になると、どうしてもやる気が出ないことってあるよね。
テスト前日に必要なのは、「できるところまでやってみよう!」という前向きな気持ち。
だからテスト前日にノー勉だって、あせらなくてだいじょうぶ。
あせりすぎると逆に集中できないし、効率が悪くなっちゃうからね。
だからこそ、あきらめない気持ちを大切にしよう。
自分のポテンシャルを信じてあきらめずに勉強をすれば、一発逆転だって可能なんだ。
後悔(こうかい)しないことが大切
「どうして2週間前からコツコツ勉強できなかったんだろう...」
「友達は勉強していたのになぜ自分はできなかったんだろう...」
テスト前日にいきなり反省モードになること、あるあるだよね...
でもそんなこと思っている時間はキミにはない!
やるべきは目の前にせまるテストをどう攻略(こうりゃく)するかに頭を働かせるのみ。
そうすれば、きっと最後に笑うのはキミになるはず!
どうしてもやる気が出ないときは「想像」するべし!
テスト前日になってもやる気が出ないときって、どうしたらいいかわからないよね。
そんなときは、テストでうまくいったときの自分の姿を想像してみよう。
テスト返却(へんきゃく)の日が待ち遠しくてルンルンの自分。
キミのテスト結果を知ったらおうちのかたがほめてくれるときの自分。
友達とこころおきなく遊んでいる自分。
そうやって成功した先の未来を想像することで、また勉強に取り組もうとする気持ちがわいてくるかもしれないよ!
今日受けたテストのできが悪かったとき
定期テストだと連日テストを受けることになるかもしれないね。
そうなると、今日受けたテストのできを引きずって明日のテスト勉強に身が入らないなんてことがあるかもしれない。
そんなときはホットミルクなど身体があったまる飲み物を飲んで、心を落ち着かせるのが大切だよ。
今日できなかった分、明日のテストでは良い点とってやる!
って強気な心意気でテスト勉強をがんばるべし!
テスト前日になにをすれば良い?
マインドセットができたら、早速(さっそく)テスト勉強にとりかかろう!
といっても、科目数が多くてどこから手をつければいいかわからない...
そんなキミにオススメのテスト勉強法を教えるね!
まずはゴールを決めよう
テスト前日に何をするか迷ったら、まずはゴールを決めよう。
どの科目を重点的に勉強するか、過去の平均点から考えると何点くらいを取れば良いのか、具体的な目標を立てることで、効率的に勉強することができるよ!
リスクの高い科目を優先する
「担当の先生がコワい」「再テストがある」「平均点が高くてノー勉だとまずい」みたいに特定の科目だけどうしても点数を取らなきゃいけないときは、かまわず第一優先でテスト対策しよう!
残りの時間からできることを逆算しよう
残りの時間から逆算して、どの教科をどれくらいの時間で勉強すれば良いかを計画しよう。
最初に教科あたりの勉強時間を分単位で割りふることで、時間を有効活用できるし、あせることなく勉強に取り組めるよ!
重要そうな単元にしぼりこもう
科目あたりに割ける時間が決まったら、今度は「どの単元に時間をかけるか」を考えよう!
テスト前日には時間が限られているから、重要そうな単元にしぼりこんで勉強するのがおススメだよ。
授業中に先生が時間をかけて解説していた部分だったり、授業用ノートで赤文字になっている部分だったりを重点的にふり返ろう!
そうすることで、効率的に点数をかせぐことができるし、余裕(よゆう)をもって試験にのぞむことができるよ!
テスト前日のNG行為(こうい)
テストで「これだけはやったらアカン」なNG行為(こうい)を紹介(しょうかい)するよ!
徹夜(てつや)はしてない?
テスト前日に徹夜することはぜったいダメ!
睡眠(すいみん)不足だと集中力が落ちるし、記憶(きおく)力も低下するからね。
やると決めたところまでがんばったらいさぎよくあきらめて寝(ね)ることも大切。
しっかり睡眠(すいみん)をとって、万全の状態で試験にのぞもう!
勉強以外のことをやってない?
当たり前かもしれないけど、テスト前日には勉強以外のことをやらないようにしよう。
テスト勉強の気分転換(てんかん)だと思ってゲームやSNSに時間を費やすと、勉強の時間が減ってしまうからね。
今この瞬間(しゅんかん)に自分にとって大事なことは何か、をいま一度考えるんだ。
一発逆転をねらえる最後のタイミングだから、しっかり点数貯金をしよう!
ワークや課題を完成させることを目的にしてない?
テスト当日にワークや課題を提出させる先生もいるかもしれないね。
だからこそ、テスト前日に無我夢中でワークや課題に取り組むキミもいるかもしれないね。
しめ切りまでに学校側から出された課題をきちんと終わらせることはもちろん大切。
だけど「テストではどう出題されるか」を意識しながら取り組むのがもっと大切。
「課題の提出」、「テスト勉強」、どちらの目的もかなって一石二鳥だね!
【教科別】ここだけは押さえておきたい!
教科別の「ここだけは押さえておきたい」ポイントを紹介するよ!
国語
得点につながりやすい漢字、古文・漢文の文法の勉強から始めよう!
暗記することで得点につながるから、最初に片づけるのがポイントだよ。
そして読解文がすでに授業で習った範囲(はんい)から出題される場合は、いま一度教科書本文を読み直してみよう!
評論文、説明文では「作者の言いたいポイント」、物語文では「主人公の気持ち」を意識して音読してみると内容がスッと頭に入ってくるよ。
数学
数学は「授業の中で解いた問題」はぜったいに落とさない! が鉄則!
とくに「一度間違(まちが)えた問題」は得点アップの原石!
解けるようになったらその分点数が上がるから、解けるまで何度もくり返し解き直すのが大事だよ。
テスト当日は計算ミスに注意!
テスト時間いっぱいまで解くよりも、最後の5分は見直し時間にして、自分が解ける問題で確実に得点することが大切だよ。
英語
英単語の暗記だけでもがんばろう。
英単語を見て日本語の意味がわかるだけでなく、日本語をみて英単語のスペルを書けるようにするのがポイントかな。
なぜなら英作文の問題が出題されることが多いから!
英単語のスペルを覚えてなかったら得点すること自体が難しいよね...。
理科
教科書を読んで実験の流れなどを確認(かくにん)しよう!
実際に授業でやった実験は特にテストに出る可能性が高いから要チェックだよ。
教科書の文章を読むだけではイメージしにくいときは、図やグラフ、写真もあわせて確認しながら勉強するようにしよう。
オリジナルのゴロ合わせをつくって一気に覚えてしまうのもオススメだよ。
社会
教科書を読んで、まずは大ワクをつかもう!
難しい用語が出てきたときは、ちゃんと調べて意味まで理解しようね。
だれかに説明しているイメージでうまく用語の説明ができたら、きちんと理解できている証拠(しょうこ)だよ。
そして一通り教科書に目を通したらあとはとにかく暗記をするのがカギ。
穴うめ問題では誤字脱字なく書けることが大切だから、くり返し用語を書き出して正確に覚えようね!
テスト前日に助かる! とっておきの裏技
とはいえ「テスト前日にノー勉」なんて状況(じょうきょう)、二度と経験したくないよね?
だけどコツコツ勉強できるかは正直心配。
そう思っているキミに「テスト勉強を飛躍(ひやく)的に楽にさせる」とっておきの裏技を教えるよ!
先生の「ここ大事」をひたすらマークしておく
授業中に先生がトートツに発動する「ここ大事」センサーを感知できるようにそっと構えておこう!
なぜならテストで出題される部分を示す大事なサインだから!
「ここ大事」をひたすらマークしておいて、テスト直前にそこだけでも復習すれば効率的に点数アップをねらえちゃうね!
まとめノートを作成しておく
授業用ノートってその日の気分で字が雑になったりノートを持ってくるのを忘れてプリントの裏紙に板書を写したり適当になってしまうことがあるよね。
そのままテスト直前をむかえてしまったらもう大変。
テスト範囲分のメモを探すことから始めなきゃならないからね。
それはとってもタイムロスだから、まずは「まとめノート」を教科ごとに用意するのがおすすめだよ!
ノートの左側には重要単語を赤字にして板書内容をまとめ、右側では先生が声を大にして言っていたポイントをまとめるなど工夫をしてみよう!
まとめ
テスト前日にノー勉でも、あせることはないよ!
あきらめずに、効率的に勉強する方法を考えれば、一発逆転も夢ではないんだよね。
ゴールを決め、時間を有効活用し、重要なポイントにしぼって集中して勉強することで、高得点をねらうことができるんだよ。
そして、テスト前日にはNG行為に注意して、ポジティブな気持ちでテスト勉強にのぞもう!
成功への近道は、キミの努力次第だよ。がんばろうね!
(※次のテストでは余裕をもったスケジュールで取り組もうね...! )