『大勢の前で話す時 緊張しない方法』
全校生徒の前でのスピーチ、クラスのみんなの前でのスピーチ、キミは得意なタイプ?それとも苦手?どうしても緊張しちゃう、という人もいるよね。そんなときはどうしたらいいのかな?緊張しない方法を考えてみたよ。
目次
大勢の前で話すと緊張する原因
大勢の前で話すと緊張する、そういう人は結構多いと思うんだ。でも、どうして緊張するのか、考えてみたことはあるかな?その理由はいろいろと考えられるけど、代表的なものについて見てみよう。
まわりからなにを言われるか気にし過ぎ
「こんなことを言ったら、あとからなにかか言われるかも......」そんなふうに、まわりからなにを言われるのか不安になる場合。聞く人の数が多ければ多いほど、なにかを言われるリスクが増えるような気がして、緊張感が高まってしまうよね。
そもそも自信がない
「自分は人前に立ってなにかを話せるキャラじゃない」とか、自分に自信がないという場合もあるよね。そういう場合は、大勢の前で話すのにはとっても勇気がいる。「無理無理無理無理―!」なんていう気持ちになるかも。
以前に失敗したことが頭をよぎる
過去に、人前で話す機会があったときに、頭が真っ白になってうまく話せなかった、などの失敗をした経験がある場合も、それが頭をよぎってしまって緊張してしまうよね。
場慣れしていない
そもそも、人前に立つという機会がなく過ごしてきたという場合、やっぱり慣れないから緊張してしまう。慣れているかどうかというのは、案外大きなことなんだ。
事前準備は万全に
緊張してしまうのはもはやしかたがない。「私は緊張するんだ」と受け止めよう。そのうえでできる対策を考えてみるよ!
飽きるほど練習する
まず、飽きるほど練習すること。なにかを読むならその練習を、スピーチをするならその練習を、とにかく飽きるほどやってみることだ。「十分かな」と思っても、そこでもう少し練習しておくと「やるだけやった」と自信が持てるはず。
事前に人に聞いてもらう
突然、大勢の人の前で話すのは結構ハードルが高いから、聞いてもらう人を少しずつ増やすつもりで、事前にだれかの前で話してみるのもいい。
緊張すると出てしまう癖を知っておく
だれかに聞いてもらうとわかるのが、緊張したときに出る癖だ。「えっと」を繰り返してしまう、髪を触る、目が泳ぐ、などの癖を指摘してもらって、少しでも減らせるように練習してみよう。
何を話すかだけではなくどう話すかもメモ化する
話す内容は、事前に用意するよね。そのときに、「どう話すのか」もメモ化しておくことをおすすめするよ!「元気に」「ゆっくりと」「遠くを見て」など、言葉にしておくことで具体的なイメージができるようになるはずだ。
本番で緊張しないためには
さあ、いよいよ本番だ!緊張しないために、少しでも緊張をやわらげるためにできることをやってみよう。
「緊張してます」とはじめに告白
「めったに人前で話さないので緊張してます」など、はじめに告白しておくのは定番のテクニック!「何日も前から緊張して、口内炎ができました」とか、ちょっとしたひとことをはさむと、自分の気持ちもほぐれるはず。
深呼吸を忘れない
舞台に上がって突然話し始めるのではなく、一度深呼吸をしてから話し始めるようにしよう。急にスタートするのとは、リラックスの度合が変わるよ。
失敗したって大した影響はないと考える
「失敗したらどうしよう......」とそんなふうに思うこともあるよね。大丈夫、失敗したって大した影響はない!みんなもすぐに忘れちゃう!
観客のなかの一人だけに話しかけるように話す
大勢を前にすると、いったい誰に話しかけたらいいのかわからなくなっちゃう。自分対全校生徒、と考えるとますます緊張が高まってしまうから、仲良しの友達など、だれか一人に向けて話しかけるつもりで!
緊張してしまったらコレやってみよう
話しかたの準備はオッケー。いざスタートすると、話の途中で起きるトラブルもある。それについても事前に準備をしよう!
内容を忘れてしまったら
「......次なんだっけ?」と頭が真っ白になってしまったら、いったん話を終わらせて落ち着こう。少し前から話し始めてもいいし、先に進めてもいい。多少話題が飛んでしまっても大丈夫。「すみません、緊張して忘れてしまいました」と正直に言ってみるのもアリ。
声が震えてしまったら
声が震えている......!それは、話しているうちに少しずつおさまってくるはず。気にせずに続ければOKだ。話題の切れ目でそっと深呼吸するのも効果的かも。
ジョークがウケなかったら
仕込んだジョークがまったくウケない!受けないどころか気付かれてもいないようなら、そのまま話題をすすめよう。明らかにしらけてしまった、ジョークには気づいているようだけど、反応が無いという場合は「笑うところ!」なんて言ってみてもいい。
時間配分を失敗したら
思っていたのと時間配分が変わってしまった!早く終わる分には問題ないし、台本や原稿があれば、よほど時間がずれることはないはずだから、気にせずに最後まで話し切ろう。
まとめ
人前で緊張せずに話せるようになるには「場慣れ」の要素もやっぱり大きい。慣れないうちは「失敗してもだいじょうぶ!」「問題ない!」と自分に言い聞かせながら、緊張しつつもできる限りの力を出せるように、準備に集中だ。がんばって!