『リレーのコツ バトンパス 速く走るなどの練習の方法』
こんにちは、リレーのランナーに選ばれたキミ!
リレー競技は運動会やスポーツ大会で盛り上がる重要な種目のひとつだよね。
今回は、リレーでの勝利のためのコツについてお伝えしよう!
リレーはどんな種目
まず、リレーがどんな競技なのかを理解しよう。
リレーは小学校の運動会でもあったけど、どうやったら勝てるのかをしっかり考えていたかな?
リレーという競技競技の特徴が理解できれば、どこに力を入れるべきかがわかってくるよ。
チームで力を合わせることが大切
リレーの醍醐味(だいごみ)は、仲間たちと協力して力を合わせることだよね。
仲間との信頼関係を築くことでチームワークを育むことが'大切なんだ。
チームワークがあれば、個々の力を最大限に引き出し、勝利に近づくことができるよ。
リレーと短距離の違い
リレーと短距離走は似ているようで異なる点もある。
リレーではバトンの受け渡しや戦略が大切になるんだ。
短距離走との違いを理解して、それに応じたトレーニングをこころがけよう。
リレーの戦略とは?
リレー競技では、速さだけでなく、戦略が重要な要素だよ。
仲間たちと協力して一丸となり、戦略的なアプローチを取ることを意識しよう。
ペース配分
リレーではどれだけ足が速い人がそろっていても、ペース配分が悪ければ抜かれてしまうこともある。
リレーの場合、一瞬だけ早い状態よりも、最後まで同じスピードで走ることを意識するのがポイントなんだ。だからスタートダッシュでエネルギーを使いすぎないようにね。
また、ふだんから持久力を高めておく必要もあるよ。
バトンパスで走り出すタイミング
リレーで難しいことの一つが、次の走者がどのタイミングで走り出すか。
これは前の走者のスピードと自分がダッシュしたときのスピードなどが関係するので一概には言えないけれど、だいたい3〜5mまで前の走者が近づいたら走り出すのがいい。
体育祭のまえに何度も練習して、スムーズにバトンを渡せる走りだしのタイミングを見つけておこう。
コーナーの走りかた
コーナーでは体の向きや姿勢が重要だよ。コーナーの走りかたでスピードが落ちてしまうことがあるからね。
体を傾ける
コーナーを走るときは、体を傾けることがポイント。
コーナーでは遠心力で体が外側に振られるので、意識的に体を内側に傾けよう。
そうすれば、スピードが落ちることを防げるよ。
歩幅をこころもち小さくすることでも遠心力に対抗することができる。
また、コーナーで相手を抜こうとすると、遠心力がかかる外側から抜くことになる。体力を消耗してしまい、あまり良い結果にならない場合が多いから直線に入ってから勝負をかけるほうがいいかもしれない。
足の使いかた
コーナーや直線での走りでは、足の使いかたが勝敗を左右する。
地面に足の裏全部をつけるのではなく、つま先だけを使ってかかとは浮かせて走ろう。
かかとまで踏みしめようとすると、それだけ時間がかかってしまうので、浮かせて走るほうが早いんだ。
バトンパスが大切
リレーにおいて、バトンパスはとても重要だよね。バトンを効果的に受け渡すためには、いくつかのポイントがあるんだ。
オーバーハンドパス
バトンパスのなかで最も一般的な方法がオーバーハンドパスだよ。
次走者が親指と人指し指を使って逆V字の形を作り、バトンを待つ構えをとる。
前走者は次走者の手のひらにバトンをまっすぐ押し込むように渡すことを意識しよう。
アンダーハンドパス
アンダーハンドパスは、走りながら腰の位置で腕を軽く伸ばし、ほとんど走行姿勢を変えずにバトンを受け渡す技術だよ。
この方法はスタートダッシュに優れ、受け渡し時間が短いためタイムの短縮に効果があるんだ。
ただし、技術的に難しく、しっかりとした練習が必要だよ。
受け取る側のコツ
バトンを受け取るとき、次走者は手のひらで大きな面を作るように心掛けよう。
親指を下に向けて手を大きく開くことが大切だね。
こうすれば、受け取る手の面を大きく保て、バトンがすり抜けるのを防げるよ。
また、ちゃんとバトンを受け取れるか不安でうしろを見たり、テイクオーバーゾーンを越えないかとつい下を見てしまいがち。
そうするとかならず走るスピードを殺してしまうので、目線は絶対に前に向けておくこと。その状態でスムーズにバトンパスできる練習を重ねよう。
バトンパスの声かけ
バトンを受け取る側は、バトンが渡されるタイミングを予測できないため、バトンを渡す側が状況を把握し、合図を声に出して伝えよう。
バトンを渡すとき、声の合図があれば、受け取る側がうまく手を後ろに差し出すことができて、迅速で効果的なバトンの受け渡しができるよね。
速く走る腕の振りかた
リレーで速く走るためには、腕の振りかたも重要だ。
なぜ腕振りが大切なのか、そのポイントを教えよう。
腕振りはなぜ大切?
速く走るとき、腕振りはとても重要なんだ。
腕を振ることで体のバランスを維持、姿勢を正して前に進む推進力が向上するからね。
また、コーナーを走るときも、腕振りは急な方向転換やバランスの取り直しに重要な役割を果たしてくれるよ。
肩の力を抜く
腕を振るときには、肩の力を抜くことがポイント。
緊張せずにリラックスした状態で腕を振ることで、スムーズな動きが生まれ、疲労を軽減できるよ。
脇をしめる
脇をしめることで、腕が前後に触れるようにしよう。
脇が開いて左右に腕振りをしてしまうと、腕振りの力が横に働いてしまう。
これでは前へ進むのに使われるはずの力が、横方向に使われてしまうんだ。
エネルギーを前にすすむ推進力に使っていくために、脇はしっかり閉めよう!
ひじは90度
腕振りには、ひじを約90度に保つことが効果的。
そして、まっすぐに振るのが腕振りの基本だよ。
体の後ろに腕があるときにひじが伸び切っている、 前に振るときにひじがまっすぐになったりしていないかなどをしっかり確認しよう。
リレーのコースの取りかた
1. 内側に入るタイミング
2. 遠慮せずに走る
3. 衝突を避ける
4. 焦らず落ち着いて走る
5. 視界を活用する
6. レーン取りのタイミング
みんなで練習するやりかた
リレー競技は、1人だけ速い選手がいるチームが強いのではなく、チームワークが良いほうが勝つ。選手はなるべくみんなで練習する時間を作って、チームワークを固めていこう。
バトンの受け渡し
みんなが集まってできる練習のなかで、いちばん大事なのは、バトンの受け渡しの練習。
本番でバトンを受け渡す人と2人で組になって練習をしよう。
どんな場合にどうに動くかを決めておくと、本番であわてないよ。
チームワークを育む
また、チームが全員集まったら、大切な練習としてやっておきたいのは、チームワークを育むことだ。
つらい練習を一緒に乗り越えたり、ときには レクリエーション等を混ぜてもいい。
同じ時間を過ごしたことがチームを強くするよ。
個人で練習するやりかた
では、個人で練習する場合は、なにをすればいいのかな?
次のメニューがおすすめだよ。
スタートダッシュの決めかた
スタートダッシュを練習しておくといいね。
スタートのときは足元を見るのではなく、コースの3歩ぐらい先の部分を見る。
走り出して 10メートルくらい過ぎたら、視線を徐々に前に移していこう。
この練習を繰り返すことでスタートで最大の加速ができるようになるよ。
リズミカルな走りかた
リズミカルな走りかたをができるようにするのも大切。
何回か軽く走ってみて、自分が最適に走れる歩幅を確認しよう。
次にその歩幅に合わせてコーンなどを置いて、それに合わせて走り込むんだ。
キミにとって最適な歩幅が体に覚えられるよう何回も走り込もう。
コーナーの走りかた
コーナーの走りかたは、この記事の前のほうで話してるよね。それに沿って練習をしよう。
まとめ
リレー競技は仲間との連携と個々の力を最大限に引き出すことが求められる素晴らしいスポーツだよね。だから体育祭でも最も盛り上がる。
ペース配分、正確なバトンパス、そして力強い腕の振りかたをマスターすることで、リレーに勝てるチームを作ることができるよ。これらのコツをしっかりと身につけよう!