『1年を振(ふ)り返って 思いきり自分をほめたおそう!』

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#季節の行事#将来
2023.12.08
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今年も残すところあと1か月足らず。
大みそかやお正月には、自然と「今年はどんな1年だったかな」「新しい年はどんな1年にしたいかな」など考えることが多くなるよね。
そこで、年末年始にこの1年を振り返って、次の年を最高にステキな1年にするための、おすすめの方法を教えちゃうよ。
これを実践(じっせん)すれば自分に自信がついて、新しい年も充実(じゅうじつ)した毎日を過ごせると思うから、ぜひやってみてね。

年末年始は自分を振り返る絶好のチャンス

1年が終わり、新しい年をむかえるときはちょっと特別な気持ちになるよね。
いそがしい日常生活からはなれて、家族や親せきで集まる、神社に初もうでに行くなど、ふだんとは少しちがう過ごし方をする人も多いんじゃないかな?
そんな非日常の時間の流れの中で、自分について考え振り返る機会を持ちやすいときだとも言える。
年末年始にやっておきたい振り返りのポイントについて、いっしょに考えてみよう。

今年もがんばった! 今年の自分にありがとう!

振り返りをすると聞くと、何か反省しなきゃいけないのかなと思う人もいるかもしれない。
でも、振り返りでいちばん大切なのは、がんばった自分を思いきりほめること!
1年間の中で、自分としてはうまくいかなかったことや後悔(こうかい)していることもあるかもしれないけれど、何よりここまで毎日生きてきて、無事に年末年始をむかえることができているのはすばらしいこと。
まずは1年間がんばってきて今の自分があることに自信をもっていい。
自分に「ありがとう! よくがんばった!」って言おう!

いそがしい年末だからこそ振り返ってみる

年末は何かといそがしい人も多いかもしれない。
年賀状の準備や家の手伝い、大そうじなど、やらなきゃいけないことはいろいろあるよね。
でもそんな時だからこそ、ちょっと立ち止まって考える時間をもてるといいね。
時間は長くなくていい。
お休みの日のうち、自分で無理のない範囲(はんい)でやってみて。

来年の「わたし」に向けての準備を

何かをはじめるときって、準備をするよね。
授業の準備、テストの準備、出かける準備など。
だったら、自分自身にも「準備」があってもいいと思わない?
来年の自分を、今から準備していくためにも1年を振り返って、あんなことを準備しておくといいかな、こんなことを考えておくといいかもしれない、といろいろ考えてみよう。
新しい年にやりたいこと、そのために必要なことの準備を少しずつはじめていこう。

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1年の振り返りをすると何がいいの?

毎日いそがしく過ごしていると、自分のことを客観的にとらえて考える時間をもつということはなかなかできないかもしれない。
振り返りの時間をもつと、自分のしたこと、考えたこと、人と話したことなどについて、よかったことやもっとこうすればよかった、などの気づきが得られるよ。
自分の成長を実感できたり、課題が見えてきたり、次の目標が見つかったりもすると思う。

節目の時期にいろいろなことを整理できる

年末年始はちょうどカレンダーや手帳を新しくするタイミングということも多いから、1年間にあったできごとを振り返るにもちょうどいい節目だよね。
今年とった写真を整理しながら振り返るというのもいいかもしれない。
もちろんもっと短く半年ごとや季節ごとに振り返ってもいいけれど、少し前のできごとを改めて思い出して考えてみることで、そのときには気づかなかった考え方や観点に気づくことができるよ。

自分と向き合うことで課題が見つかる

「何があったか」というできごとだけではなく、そのとき自分が「どう思ったか」や「なぜそうしたのか」といった考え方や理由についても向き合ってみよう。
そのときの考えや行動について、今になってみてどう思うか、よかったことや、もっとこうすればよかったことなどについて振り返ってみるといいよ。
また、人とのかかわりの中での自分というものについて考えてみることで、まわりの人への感謝や、人間関係についてもっと改善したいと思うことが見えてくるかも。

やり残したこと・これからやりたいことが見えてくる

振り返りをしていると、「こうすればよかった」「これができなかった」といった考えがうかんでくるかもしれない。
でも、ネガティブにならなくてだいじょうぶ。
その時はせいいっぱい考えて行動していたのだから、その時の自分を認めてあげよう。
さらに「次はこうしてみよう」「今度はこれをやってみたい」など、必ず次の行動や考えにつながっていくから、失敗と呼べるものはないはず。
新しい年に「やりたいこと」として、次の目標にすればいいよ。

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1年を効果的に振り返るコツ

1年間を振り返るときに、ただ何となく考えるよりも、いくつかのポイントをおさえて振り返りをすると、いろいろな気づきや発見が得られることが多い。
人と話しながら振り返るのもいいけれど、自分で自分に質問しながら振り返る場合は、ゆっくり自分のペースで考えることができるよ。
どんな質問が振り返りに役立つかなど、振り返りの具体的なコツを紹介(しょうかい)するよ。

この1年を振り返って自分で自分に質問してみる

ひとりで振り返りをする場合は、自分で自分に質問をしながら考えていくといいよ。
質問への答えは、頭の中で考えるだけでなく、ノートなどに書いてみよう。
どんな質問を自分にしたらいいのか、次から紹介するよ。
ひとつひとつの質問について考えたら、メモしたコメント全体を一度ながめてみよう。

学んだこと・成長したことは?

基本的には、まず「できたこと」に目を向けたいところ。
できるようになったこと、学んだこと、成長したと思うことなど、自分で自分をほめる気持ちで、たくさんノートに書き出してみよう。
小さなことでももちろんだいじょうぶ。
できたことを認めることでモチベーションも上がって新しい年もがんばれるよ。

心に残ったできごとは?

1年間の間にはいろいろなできごとがあったよね。
どんなことが心に残っているかな?
思いつくままに書き出してみよう。
いくつか書き出してみることで、さらに「そういえばこんなこともあったな」と連想して思い出すこともあるかもしれない。
よかった思い出、苦い思い出、いろいろあると思うけれど、頭にうかんだことを書いておこう。

やり残したことは?

次に、やりたかったけれどできなかったことを書き出してみよう。
思いついたものはとりあえずすべて書いてみて、その中からあとで来年やることの計画に振り分けていくといいよ。
もし振り返りをした日から年末までにまだ少し日にちがあるようなら、「今年中にやりたいこと」として別のリストを作ってもいい。
その場合はあまりたくさん欲張らずに、どうしてもやりたいことや、現実的にできそうなことにしぼってね。

新しくチャレンジしたいことは?

今年やったことだけでなく、新しくやってみたいことがあれば、考えてみよう。
やってみたいスポーツやアクティビティ、読んでみたい本、行ってみたい場所、学校生活でチャレンジしてみたいこと、生活習慣で身につけたいことなど、分野は何でもオーケー。
ひとつにしぼらなくていいので、気になることを全部書き出してみよう。

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来年に向けて自分の可能性を広げてみよう

1年間を振り返ってみて心に残ったできごとや自分が成長したことを書き出せたかな?
毎日を積み重ねていく中で、いろいろな経験をして成長してきたことを実感できたと思う。
そして同時に、やり残したことや新しくチャレンジしたいことをいろいろ思いついたっていう人も多いんじゃないかな?
それがまさに来年の目標であり、次に広げられる自分の可能性なんだ。

来年の年間計画をたててみよう

来年の1月から12月までの1年間の大まかな計画を立ててみよう。
まずは長期休みや連休、学校や部活の行事、誕生日やイベントなど、すでに決まっている大きなイベントを書き出してみよう。
そこに今年やりたいことを書き足していけば、きみだけの年間計画が作れるよ。
実際に行動を起こす時期だけでなく、「○○について考える」など、考えたいことを書きこむのもいいね。

新しくチャレンジすることを決めよう

さらに、振り返るときに書き出した「新しくチャレンジしたいこと」の中から、実際に来年始めてみたいと思うことを決めてみよう。
たくさんある場合は、優先順位をつけるといいよ。
新しくチャレンジすると決めたことは年間計画にも書きこんでみよう。
いつごろから始めたいか、準備にどのくらいかかるかなども考えて計画を立ててみてね。

同じ失敗をくり返さないために工夫できることは?

今年を振り返る中で、うまくいかなかったことや、もっとこうすればよかったと思うことも出てきたと思う。
それも大切な経験であり、学びになるチャンス。気持ちや考えたことを書いておくといいよ。
そして、次に同じようなことがあったらどうしたらいいかもいっしょに考えて、書いておこう。
きっと来年の自分の成長の助けになるよ。

まとめ

振り返りをすることのよさや具体的なやり方はイメージできたかな?
1年間でやれたこと、成長できたこと、学んだことはたくさんあったはず。
がんばってきた自分をたくさんほめて、前向きな振り返りをしよう。
振り返りを習慣にして積み重ねていけば、未来の可能性もぐんと広がるね。

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