『コイントスのやり方 決まればかっこいいぞ！』
指にのせたコインをポンっとはじき飛ばして、出た面が表か裏かでなにかを決めるコイントス。
映画やドラマなどでしか観たことがない、という人もいるかもしれないね。
でも実は、スポーツなどで使われているんだ。
なにかを決めるときに、サッとできたらちょっとカッコイイよね？
目次
コイントスが使われる場面は ？
クルクル回りながらはね上がったコインの表が出るか、裏が出るかはほぼ同じ確率だから、公平になにかを決めたいときに使われるよ。
スポーツなど、実際にコイントスが使われている場面について紹介しよう。
トレーディングカードゲーム
有名カードゲームの途中でコイントスをするシーンがある。
投げたコインの表が出るか、裏が出るかによって、勝利に大きく影響を与えるんだ。
サッカー、アメフトなどの球技
球技では、最初にボールを持って攻撃をする先攻チームを決めるために、試合の最初にコイントスが行われることが多いよ。
多くの場合、コイントスをするのは中立な立場の審判だ。
テニス
テニスの公式戦でも、最初にボールを打つ、サーブ権をどちらにするかを決めるときなどに、コイントスが行われることがあるよ。
ラグビー
ラグビーでも、多くの球技のように先攻チームを決めるためにコイントスをすることがあるよ。
さらに、制限時間内に勝敗が決まらない場合、コイントスで決める場合もあるんだ！
コイントスはこうやる
かっこよくコイントスが決まると、ちょっと自慢できそう！まずはその方法を紹介しよう。
コインの確認
最初に、コインのどちらが表かを確認する。
投げてから「え、こっちが表でしょ！？」なんてトラブルにならないようにね。
自分のサイドを宣言
次に、表が出るか裏が出るか、予想をたてよう。
もしくは、表が出たらどちらのチームに先攻権が与えられるのか、などの宣言をしよう。
手のひらを地面に垂直に
続いて、手の平を地面に対して垂直に立てるよ。
小指側が地面だ。
指を地面に水平に
手の平を地面に垂直にすると、指は地面に平行になるはず。
指は軽く握るように曲げるよ。
人差し指と親指で輪を作る
人差し指と親指は、軽く輪を作るようにセット。
親指の爪を人差し指の根本に当てる
親指の爪を人差し指の根元に引き込んでおこう。
コインを親指の上に置く
反対の手で、コインを親指の上に置こう。
親指を強く上にはじく
親指を思いっきり上にはじいて、コインを飛ばそう。
地面に落ちたらサイドを確認
コインが地面に落ちたら、どちらの面が上に出ているかをチェックだ。
あるいは手の甲で受け止める
コインを地面に落としづらい場合は、手の甲でキャッチしてもいい。
コイントスのコツ
最初は、なかなかうまく飛ばすのが難しいかもしれないね。
そんなときは次のポイントに気をつけてみよう。
コインの中心（重心）の近くをはじくと高く上がる
コインをはじいてもほとんど上がらなくて、地面にポトリと落ちるような動きにしかならない場合は、コインの中心近くに親指が当たるように注意してみよう。
コインの中心（重心）から遠くをはじくと強く回転する
回転が足りないときは、重心を外すようにはじいてみよう。
クルクル回るようになるはず！
コインをはじくときは外側をはじく
もっとコインを飛び上がらせたい場合は、コインの外側をはじくようにしよう。
ズルに気をつけろ！
公正な方法として、スポーツなどの重要なシーンで使われるコイントスだけど、じつはズルができちゃう場合もあるんだ。
パストス
コインは、はじいた後にクルクルと回転させなければならない。
でも、手の上にのせたときの向きのままはじいて落とす、というズルがあるんだ。
それをパストスというよ。
どちらかの面が出やすいコインを使う
アメリカで一時期発行されていた、リンカーン記念館が描かれた1セント硬貨、いわゆるリンカーン・セントは歪んでいると言われている。
投げて表裏を占うコイントスではなく、机の上などで回転させて倒れた面が表裏どちらかを見る、スピンという方法では、約80%の確率で裏が出ると言われているよ。
まとめ
今まで、なにかを決めるときにはジャンケンしか使ったことが無かった、実際にコイントスはやったことが無かったというキミも、友達とゲームやスポーツで遊ぶときなどに使ってみると盛り上がるかもしれないね。
バシッと決まるように、コインを使って挑戦してみよう！
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